アクタリオン

スーパーファミコン

更新日 2024/11/30

発売日: 1993年11月5日
機種: スーパーファミコン (SFC)
メーカー: テクモ
ジャンル: ロールプレイングゲーム (RPG)
価格: 8，900円
ストーリー概要
主人公レンと仲間たちが、世界征服を目論む組織「ホムンクルス」を倒す冒険を描く。
子供主体のメインパーティ「アクタリオン」と大人主体のサブパーティ「クスエラ」を使い分ける2パーティシステム。
システムと特徴
合体魔法: 2つ以上の魔法を組み合わせることで強力な攻撃が可能。
パーティ分割: メインとサブで異なる行動を行うが、サブパーティの活躍機会は少ない。
高エンカウント率: 戦闘の頻度が非常に高い。
経験値獲得量が少ない: レベル上げが大変。
難易度が高い: ザコ敵も強く、戦闘バランスが厳しい。
ストーリー重視: 大人と子供の対比や希望と絶望をテーマにしたシナリオ。
評価と特徴
長所:
爽やかさを感じさせるストーリーと音楽。
エンディングやイベントが印象的。
子供たちの視点を活かしたテーマ性。
短所:
サブパーティの存在意義が薄い。
グラフィックや戦闘システムの質が低い。
テンポの悪いゲームバランス。
システムの活用不足（合体魔法やクスエラの役割）。
音楽とグラフィック
BGM: 爽やかで耳に残るが、戦闘曲や音質は低評価。
グラフィック: 戦闘画面は良いが、フィールドキャラの描写は粗い。
シナリオと演出
テーマ性: 子供の希望と大人の絶望を描く。
イベント: 子供だけの町を作るなどの独特なストーリー展開。
伏線: 終盤に明かされるSF的要素を含む真相。
ゲーム性
戦闘: 魔法やアイテムの使い方が攻略の鍵。
攻略性: 話をしっかり聞かないと詰まりやすい。
進行の遅さ: 経験値・アイテムの獲得に時間がかかる。
合体技の実用性: 効果が薄く、ほとんど活用されない。
総評
爽やか系RPG: 子供主体のテーマと音楽が評価される一方、バランスやシステム面で欠点が目立つ。
難易度: 子供向けの見た目に反して高い難易度。
レトロ感: グラフィックや音楽はレトロな雰囲気。
対象層: 大人が楽しむ方が向いている可能性がある。
知名度: 超マイナー作品として、評価が分かれる。
総合評価: 魅力的なストーリーと音楽があるが、システム面での粗さが目立つ惜しい作品。