コンシューマーゲーム大辞典

主人公：脱出請負人「Mr. ESC」
ゲーム内容
災害現場で取り残された人々を救助し、制限時間内に非常口へ脱出する。
ステージ数：100以上（短時間で遊べる区切り型構成）。
舞台の例：火災ホテル、氷雪に閉ざされたモール、水没寸前の豪華客船など。
住民を救出して「同行者」とし、全員で出口到達を目指す。
ステージクリア後に救出者のプロフィール閲覧要素あり。
クリアタイムやスコアを更新するリプレイ性が高い。
システム・攻略要素
基本操作はタッチペン中心（移動、ジャンプ、押す・引く、指示出し）。
チュートリアル的な序盤構成で段階的に操作とギミックを習得できる。
同行者には特性差（力が強い、狭所通過、足が速い等）があり役割分担が重要。
ルート設計、アイテム活用、同行者への指示の最適化が攻略の核。
一時停止や中断からの再開に対応し、スキマ時間でも遊びやすい。
制限時間制で緊張感がある（テンポに影響するため好みが分かれる）。
タッチ精度に慣れると操作は快適になるが、慣れるまで誤操作が起きやすい。
（一部所感）ステージ途中の細かな巻き戻し機能は乏しく、やり直し負荷を感じることがある。
音楽・サウンド・演出
クールで無機質寄りの演出とBGMで災害現場の緊張感を演出。
ステージクリア後のMr. ESCの決めポーズなど、小気味よい演出が挿入。
スタッフロールにも遊び心があり、全体の世界観を補強。
評価
高評価点：発想の良いパズル設計、段階学習の丁寧さ、短時間で遊べる構成、やり込み要素。
賛否点：タッチ操作のクセ、時間制限によるストレス、細かなアンドゥの不在。
総合的には骨太な思考型パズルとして好評で、長期的に繰り返し遊ばれている。
総評
直感操作と論理的ルート設計が噛み合う良作。タッチ操作に慣れれば達成感が大きい。
パズル重視派や短時間プレイ派に強く推奨。操作ストレスが気になる人は慣れるまで根気が必要。