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2024.03.18
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最新更新日:2025/03/29
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My Merry Maybe『My Merry Maybe』はKIDの恋愛アドベンチャーゲームで、2003年にPS2およびドリームキャスト版が発売された。
本作は前作『My Merry May』の続編であり、2作を同時収録した『My Merry May with be』も発売された。
人工生命体「レプリス」の少女を中心に、生と死をテーマにしたストーリーが描かれている。
主題は「一生懸命がんばって生きよう」で、各シナリオには生命に関連するエピソードが含まれている。
前作の謎が本作で明らかにされ、ユーザーの反響を受けてドラマ性にフォーカスがシフトした。
主人公・岸森浩人は教育実習のために「清天町」を訪れ、所有者不明のレプリス「レゥ」を保護する。
レゥは人間に近い感情を持ち、過去の記憶は失っているが、「おにいちゃん」を待ち続けている。
ヒロインには、浩人と共にレゥを可愛がる篠片由真や、清天中学校の生徒草津みのりなど多彩なキャラクターがいる。
物語はレプリスに関わる事件とその真相へと展開する。
レプリスの技術は大きく進歩し、社会に広く受け入れられている。
前作から43年後の設定で、キャラクターデザインは輿水隆之、シナリオはQ’tronが担当。
音楽は阿保剛が手掛け、テーマソングにはARCHIBOLDが参加している。
本作には前作の人物が登場し、プレイヤーにトリックを提示する設定がなされている。
主要キャラクターの背景や秘密は個別シナリオを通じて明らかになる。
レプリスの開発には様々な社会的背景が絡んでおり、作中の事件とその解決への道筋が描かれる。
ゲーム内では、登場キャラクターたちの人間模様や成長が主なテーマとなっている。
各キャラクターのシナリオをクリアすることで、更なる謎が解明されていく。
主人公浩人の成長が物語の中心的な要素となる。
各キャラクターの声優は異なり、多様性のあるキャラクター崩れが表現されている。発売日 2003/7/10キッド -
My Merry May「My Merry May」はKIDが2002年に発売したドリームキャスト用恋愛アドベンチャーゲーム。
2003年にPlayStation 2版が、2005年に続編や新シナリオを収録した『My Merry May with be』が発売。
アペンドストーリー機能を搭載しており、一部シナリオは実際にゲーム内でプレイ可能。
物語の主題は「成長」で、主人公は肉親を越えようと奮闘する。
舞台は5月で、エンディング付近での雨がテーマとなっている。
シナリオは共通部分からヒロインごとの分岐へと発展。
エンディングはA・B・Cに分類され、特に「みさおAエンディング」が重い展開として話題。
残された謎は続編『My Merry Maybe』で解明される計画があった。
主人公の渡良瀬恭介は高校生で、レプリスであるレゥの兄代わりとなる。
レゥは幼児の精神を持つ人工生命体で、恭介に慕う存在。
主要キャラクターには、恭介の友人やヒロインたちが登場し、彼らとの関係が物語を構成。
オープニングテーマ「BUG?」、エンディングテーマ「ナツノ宇宙」が作品の重要な要素。
「BUG?」は二重音声で異なる歌詞を使用し、言語的な断絶を示唆。
「ナツノ宇宙」は未練を抱えたヒロインの心情を描いている。
津久見高校が舞台だが、実在の高校とは無関係。
キャラクターデザインやシナリオは複数のクリエイターによる。
ゲーム内の人間関係や成長が重要なテーマとして描かれている。
レプリスの存在が周囲の人間関係を変化させる要因に。
恭介の兄、恭平も物語に重要な役割を果たしている。発売日 2002/4/25キッド -
My Merry May with be概要
『My Merry May』と『My Merry Maybe』を収録し、追加シナリオを3本収録した完全版。
グラフィックやシステムが改良され、イベントCGも追加。
評価・長所
ストーリー
生命や魂、人間の存在意義をテーマにした重厚なSFストーリー。
伏線回収が巧みで、最後までプレイすれば深く考えさせられる内容。
感動できる場面が多く、特に「レゥ」に関わるシナリオが秀逸。
「with be」の追加シナリオで謎が解明されるため、シリーズ未プレイ者にも配慮。
キャラクター・演出
ヒロイン「レゥ」の魅力が高評価。松岡由貴の演技力が圧倒的。
男性キャラも役割がしっかりしており、感情移入しやすい。
立ち絵やCGが豊富で、表情が多彩。
ゲームシステム
スキップ機能が高速で快適、セーブ・ロードもスムーズ。
ショートカット機能で分岐点からのプレイが容易。
BGM・音楽
ED曲「星砂」などが高評価、シーンとの相性も良い。
OP・ED曲が感動を引き立てる。
ボリューム
2作品分のボリュームがあり、追加シナリオも含めプレイ時間が長い(50〜100時間)。
価格を考えるとコスパは良い。
評価・短所
シナリオの冗長さ
序盤の日常パートが長く、中だるみする。
一部の会話やテキストが無駄に感じることがある。
Maybeの主人公に共感できないという意見も。
キャラクターの声優
一部の声優の演技が低評価(Mayのキャラに特に多い)。
グラフィック
MayとMaybeで絵柄の違いがあり、違和感を感じる。
ムービーの画質が低く、正視に耐えないという意見も。
テンポの悪さ
物語の進行が遅く、伏線を引っ張りすぎる。
ストーリーの一部に無理があり、展開が不自然な点も。
BGM・音質
一部のBGMが印象に残らず、音質が悪いとの指摘も。
ボリュームが多すぎる
クリアまで時間がかかり、時間がない人には厳しい。
すべてのヒロインを攻略しないとTrueエンドが解放されない仕様。
総評
ストーリー重視のプレイヤー向けの感動的なアドベンチャーゲーム。
しかし、序盤の冗長さや一部キャラの演技、グラフィックのムラが気になる点も。
SF要素や哲学的なテーマを考えながらじっくりプレイしたい人にはおすすめ。
逆に、テンポの良い展開を求める人には向かない可能性あり。発売日 2005/6/30KID -
My Merry May with beシリーズ: 『My Merry May』シリーズの完全版
ゲーム概要
内容: 2002年発売の『My Merry May』と2003年発売の『My Merry Maybe』を1本にまとめたリメイク版
追加要素:
『My Merry May』のプロローグ
『My Merry May』と『My Merry Maybe』をつなぐブリッジストーリー
『My Merry Maybe』のエピローグ
キャラクターデザイン: 『メモリーズ・オフ』シリーズで知られる輿水隆之が担当
シナリオ: 『428 ~封鎖された渋谷で~』や『流行り神3』で評価の高いQ'tronが執筆
ストーリー・テーマ
『My Merry May』: 人間と異なる存在「レプリス」との交流を描く物語
『My Merry Maybe』: 前作の続編で、より哲学的・感動的な展開が多い
物語の特徴: ヒューマンドラマ要素が強く、考えさせられるシナリオ展開
感情表現: 「可愛い」「悲しい」「考えさせられる」「感動する」などの要素が多い
システム・ゲームプレイ
選択肢と分岐: ルート分岐が多く、各ヒロインごとのエンディングが存在
ボリューム: 2作品を収録しており、長時間プレイ可能
テンポの問題: 核心に迫るまでが長く、間延びする部分がある
攻略の難易度: 比較的簡単だが、エンディング到達には時間がかかる
グラフィック・演出
ビジュアル: 2000年代前半のアニメ調のキャラデザインを継承
演出: 感動的なシーンの演出が強化されている
解像度の低さ: PSP版ではPS2版よりグラフィックの解像度が落ちている
音楽・ボイス
BGM: 作品の雰囲気に合った感動的な楽曲が多数収録
音質の問題: PSP版では音声・BGMのビットレートが低く、こもった音質になっている
声優陣: 男性キャラの声優も豪華だが、一部のキャスティング変更が賛否両論
評価・反響
ファンからの評価: 『My Merry Maybe』のストーリーは名作と評価されている
批判点: PSP版は音質が悪く、PS2版を推奨する意見が多い
感動要素: 物語終盤の展開や音楽が涙腺を刺激する
新規プレイヤー向け: シリーズ初心者でも楽しめるが、古い作品特有のノリがある
コレクション的価値: PS2版の価格が高騰しているため、代替としての価値はある
総評
「感動的なストーリーが魅力のアドベンチャーゲーム」
「PSP版は音質の問題が致命的だが、ゲーム自体の出来は良い」
「シリーズファンならプレイする価値あり、新規には少し古臭さを感じるかも」
「PS2版を持っているならそちらを推奨」発売日 2010/3/25サイバーフロント -
My Merry Maybe『My Merry Maybe』は2003年に発売されたPlayStation 2用の恋愛アドベンチャーゲーム。
前作『My Merry May』の続編で、同年ドリームキャスト版も発売。
2005年には両作を収録した『My Merry May with be』が発売。
作品の中心には人工生命体「レプリス」の少女がいて、生と死をテーマにしている。
主題は「一生懸命がんばって生きよう」で、懐妊や肉親との死別などのエピソードが含まれている。
本作は前作の続きの謎を解明する内容で、製作決定は前作の発売から1週間後。
ユーザーの反響を受け、よりドラマ性を重視した内容に変更された。
人間そっくりの「レプリス」が登場し、社会で広く認識されている。
主人公は教育実習生の岸森浩人で、町で出会ったレプリスの少女「レゥ」を保護する。
レゥは感情と意志を持つ所有者不明のレプリスで、彼女の過去は後に明らかになる。
複数の新キャラクターが登場し、前作と関連する人物もいる。
主に浩人の成長とレプリスに関わる事件を描くストーリー。
各キャラクターには独自のシナリオや背景があり、物語を深めている。
本作の設定は前作から43年後で、技術が進歩した世界を描写。
オープニングテーマ、挿入歌、エンディングテーマなど多くの音楽が使用されている。
キャラクターデザインやシナリオは複数のクリエイターが手掛けている。
シリーズ全体にわたる謎の真相が徐々に明らかになる構成。
プレイヤーは選択によって異なるエンディングを体験できる。発売日 2003/4/24KID -
My Merry May発売日とプラットフォーム:2002年4月25日にドリームキャスト用恋愛アドベンチャーゲームとして発売。
PS2版の発売:2003年1月30日にPS2版が発売され、限定版には音楽CD付き。
続編:2005年6月30日に続編『My Merry Maybe』と新シナリオを含むリメイク版が発売。
アペンドストーリー機能:ドリームキャスト版には未収録シナリオが楽しめるアペンドストーリー機能搭載。
物語の主題:人間そっくりの人工生命体「レプリス」の少女と彼女の兄代わりとなる少年の成長を描く。
舞台:物語は5月、梅雨の前の時期に設定されている。
エンディングの種類:エンディングはヒロインごとに異なり、A・B・Cに分類される。
続編の構想:続編の制作は本作発売1週間後に決定された。
キャラクター:主人公「渡良瀬恭介」、妹的な存在のレプリス「レゥ」、恭介の友人「萩本亮」などが登場。
レプリスの起動:レゥは起動時に事故に遭い、精神的に幼い状態で目覚める。
キャラクターデザインと音楽:デザインは輿水隆之、音楽は阿保剛が担当。
オープニングテーマ:曲名「BUG?」、具体的な意味が込められている。
エンディングテーマ:曲名「ナツノ宇宙」、失恋する少女の心情を描いた内容。
登場人物の背景:登場キャラクターにはそれぞれバックグラウンドが設定されている。
感情描写:レゥは人間のような感情を示し、恭介との関係が深まる。
キャラクターの年齢:登場人物は高校生を含む若年層。
シナリオライター:シナリオはQ’tronが担当。
公式商品:ビジュアルファンブックやアンソロジーコミックなどが発行されている。
文化的要素:物語に日本の高校生活や家族関係が描かれている。
ゲームのスタイル:一般的な恋愛アドベンチャーゲームの構成を持つ。発売日 2003/1/30KID -
バーストエラー イブ・ザ・ファーストシリーズ: 『EVE』シリーズのリメイク作品
ゲーム概要
原作: 1995年にPC-98で発売された『EVE burst error』のリメイク
リメイク内容: シナリオ、キャラクターデザイン、音楽、声優など全て変更
マルチサイトシステム: 2人の主人公(天城小次郎・法条まりな)を交互に操作して物語を進めるシステムは継承
ジャンル変更: コマンド選択式からノベルゲーム型へ変更
新要素: 追加キャラクター、追加シナリオ、クリア後の別視点シナリオ
シナリオ・キャラクター
ストーリー改変: オリジナルの物語をベースに大幅に改変
プロットの変更:
まりなが過去に関わった事件が「ハイジャック」から「シージャック」に変更
小次郎が探す物が「イスラムの文様絵画」から「宝剣」に変更
伏線のズレ: 情報の開示時期が変わり、終盤の衝撃が薄れる
名シーンの改悪: 名セリフやハッキングシーンがギャグ化
キャラクター改変:
天城小次郎: 的外れな推理をするキャラに変更
法条まりな: 思慮が足りず、任務遂行能力が低下
弥生: 優秀な探偵から小次郎の足を引っ張る無能に改変
姫: 自立した少女から「わがまま家出娘」に変更
キャラクター追加: 新キャラが登場するが、印象は薄い
システム・ゲームプレイ
ノベルゲーム化の影響:
自分で捜査している感覚がなくなり、探索要素が排除
遊び要素(掲示板の張り紙やユニークな行動)が消滅
選択肢の削減: 選択肢の数が大幅に減少し、プレイヤーの介入要素が低下
推理要素の弱体化: 犯人選択がなくなり、緊張感が欠如
テンポの改善: ノベル形式になったことでスムーズに読み進められる
グラフィック・演出
キャラクターデザイン変更: 緒方剛志によるデザインが「安っぽくなった」と不評
小次郎のデザイン変更: 目が隠れていない仕様に変更され、原作ファンから不評
音楽の変更: BGMが一新されたが、印象に残りにくい
ボイス・演出
声優陣の変更: すべてのキャラクターの声優が変更され、違和感を感じるファンが多い
テーマソングの扱い: 奥井雅美のメインテーマが着信メロディー程度でしか流れず、シングル化もされず評価が低い
評価・反響
ファンからの不評:
シナリオ、キャラクター改変、ノベル化が原作ファンに受け入れられず「劣化リメイク」と評価
「EVEシリーズとしての魅力が消えた」「別作品として作るべきだった」との意見多数
初心者向けの意見: 過去作を知らないプレイヤーなら楽しめるという声もある
PS Vita版の登場で存在意義が薄れる: 2016年に『EVE burst error R』が発売され、PSP版の価値が大幅に低下
総評
「原作ファンにはおすすめできない」リメイク
「EVEシリーズの魅力を失った劣化版」と酷評多数
初心者なら楽しめるが、旧作プレイヤーには受け入れられにくい
PS Vita版(EVE burst error R)の登場により、携帯機での利点も薄れる発売日 2010/3/25角川書店 -
テガミバチ こころ紡ぐ者へ原作: 浅田弘幸による漫画『テガミバチ』(集英社)
アニメ準拠: TVアニメ版の声優陣が参加
ゲームの基本設定:
永遠に夜が明けない国「アンバーグラウンド」が舞台
「テガミバチ」と呼ばれる配達人が、テガミ(手紙)に託された「こころ」を届ける
ストーリー構成: 全6章構成
ゲームの流れ:
各章ごとに「メインの配達」依頼を受ける
目的地を目指しながらサブクエスト(小さな配達依頼)をこなす
「想いの雫」を3つ集め、正しい順番に並べることでストーリー進行
バトルシステム:
道中や章の終盤で「鎧虫」との戦闘が発生
シンプルなターン制バトル(攻撃・防御・逃走)
逃走成功率が高めで、難易度は低め
クエスト要素:
1章につき10以上のサブクエストあり
クエストリストがなく、こなしたクエストを確認できないのが不便
キャラクター育成:
配達をこなすことでポストマンの経験値アップ
戦闘で勝利するとガーディアンの経験値アップ
システムの特徴:
制限時間内にメインの配達を完了しないと章の最初からやり直し
5章の制限時間が特に厳しく、やり直し必須レベル
クイックセーブ機能なし(セーブのしにくさが難点)
シナリオの評価:
原作の雰囲気を忠実に再現し、オリジナルストーリーも収録
しんみりした感動系の話が多く、ファンには好評
ただし、ゲームとしてのボリュームは薄め
謎解き要素(想いの雫):
収集した3つの「想いの雫」を正しい順に並べることでイベント発生
1章目以外はノーヒントで難易度が高い
並べ順を間違えるとムービーが見られなくなるが、章クリアは可能
ロード時間の問題:
場面切り替え、メニュー表示、表情変化などで頻繁にロードが発生
1~2秒のロードが積み重なり、テンポが悪くなる
メディアインストール機能がなく、快適性に欠ける
ボイス・演出:
主要シーンではキャラクターがボイス付きで喋る
フルボイスではないが、重要なシーンでは豪華声優陣が演じる
グラフィック・演出:
美麗なイラストタッチで原作の世界観を再現
ただし、立ち絵のバリエーションは少なめ
原作ファン向けの内容:
「テガミバチ」の世界観をそのまま体験できる
アニメ未視聴・原作未読の人にはやや分かりにくい部分も
ゲームの難易度:
初心者でもクリアしやすい優しい難易度
戦闘は単調で作業感が強い
ただし、制限時間のある5章はやや難易度が高い
クリア時間:
早ければ2日程度でクリア可能(ボリュームはやや少なめ)
周回要素や特典がなく、やり込み要素は少ない
隠し要素・パスワード:
公式サイトで公開されたパスワードを入力すると隠しシナリオが開放
ただし、パスワードの入手方法がクリア特典ではなく、公開数も少ない
評価(ユーザーレビュー):
高評価: 「泣けるストーリー」「原作の雰囲気を忠実に再現」「声優陣が豪華」
低評価: 「戦闘が単調」「ロード時間が長い」「クイックセーブがない」
ADV要素とRPG要素のバランス:
ストーリー重視でアドベンチャー寄りの作り
RPG要素は薄く、戦闘はオマケ程度の難易度
シナリオの進行方式:
主に会話とテキストで進行(アニメーションは少ない)
選択肢によるルート分岐はなく、一本道のストーリー展開
メインターゲット層:
原作やアニメのファン向けの作品
ゲームとしての完成度は低く、原作未読の人には微妙な評価
中古市場での評価:
価格は比較的安定しており、プレミア化はしていない
ゲームとしての評価が低いため、高騰の可能性は低い
総評:
「テガミバチ」の世界観を楽しむファンディスク的作品
ストーリーや演出は良いが、ゲームとしての完成度は低め
原作ファンには楽しめるが、ADV・RPGとしての満足度は微妙発売日 2010/3/4コナミ -
Last Escort -Club Katze-シリーズ: 『ラスト・エスコート』シリーズ第3作目
ストーリー:
主人公(21歳・イベント企画会社勤務)がホストクラブの企画アドバイザーを依頼される
取材のために訪れたホストクラブ『Club Katze』にハマっていく
1年間(4月~翌年3月)の行動でエンディングが分岐
舞台: 高級ホストクラブ『Club Katze(クラブ・カッツェ)』
攻略対象キャラ(6名):
ネコのような気まぐれ者
ちょっぴりドジな新米
クールなサディスト
渋めのダンディ系
中性的な美少年
冷たい目の意地悪店長
ゲームシステム:
1週間のスケジュールを設定し、パラメータを上げながらホストクラブに通う
「永久指名」後はホストとの「アフター」でデートが可能
ゲームの流れ:
習い事でパラメータを上げる
休日はクラブでホストを指名し、会話を楽しむ
特定の条件を満たすとストーリーが進行
特徴的な要素:
「同伴」「アフター」「永久指名」などホストクラブならではのシステム
シャンパンコールを全ホスト分収録
ジャズが流れる大人向けの雰囲気
キャスト(声優陣):
立花慎之介、阿部敦、中村悠一、てらそままさき、斎賀みつき、諏訪部順一、杉山紀彰 など
オリジナルソング収録:
各ホストが歌うキャラクターソング(挿入歌・OP含む)
評価点(ファミ通レビュー):
シンプルなシステムでテンポよく遊べる(スコア:5,5,7,5)
操作性は快適でイベントスキップ機能あり
問題点(ファミ通レビュー):
バリエーションが少なく、単調な展開になりがち
会話のパターンが少なく、好感度と連動していない場合がある
店での行動回数が限られており自由度が低い
ユーザーレビューの評価点:
大人向け恋愛シミュレーションとしての雰囲気は良い
キャラデザインとボイスは高評価
シャンパンコールの演出がリアル
ユーザーレビューの問題点:
シナリオが短く、掘り下げが浅い
恋愛の進行が唐突で感情移入しにくい
主人公の言葉遣いが年齢に合っておらず違和感がある
難易度・ゲームバランス:
難易度は高めで、攻略には効率的なスケジュール管理が必要
クリア後のボーナス要素(前攻略キャラのモノローグ追加)あり
エンディング分岐:
各キャラごとに異なるエンディングが用意されている
条件を満たさないとバッドエンドになる可能性あり
グラフィック・演出:
大人向けの落ち着いたビジュアル
立ち絵のバリエーションは豊富(スーツ・私服)
イベントグラフィックが少ないとの意見あり
BGM・演出の問題点:
BGMの種類が少なく、イベントシーンの盛り上がりに欠ける
選曲がシーンと合っていないことがある
作業ゲーとしての側面:
ときメモ式のスケジュール管理がメイン
クリア後はレシピを引き継ぎ、周回プレイが楽になる
シナリオの評価:
キャラとの甘いシーンは充実している
ただし、告白や恋愛の発展が唐突で物足りない
作業要素:
プレゼントを用意するシステムが面倒という意見あり
全キャラ攻略には時間がかかる
プレイヤーの反応:
高評価: 「キャラが魅力的」「大人向け恋愛ゲームとして楽しめる」
低評価: 「シナリオが浅い」「イベント数が少なく単調」
CERO D(17才以上)要素:
多少大人向けの描写はあるが、刺激的な表現は控えめ
他のCERO B(全年齢向け)作品の方が恋愛描写は濃いとの意見も
中古市場の価格変動:
非常に安価で入手可能(数百円程度)
限定版や特典付きはやや高騰する場合あり
総評:
ホストクラブを題材にした乙女ゲームとして独特の魅力がある
キャラの個性やフルボイス演出が光るが、ゲームとしては単調で物足りない部分も多い
手軽に遊べる恋愛シミュレーションを求める人には向いているが、シナリオ重視の人には不向き発売日 2010/2/18ディースリー・パブリッシャー -
Last Escort-Club Katze-シリーズ: 『ラスト・エスコート』シリーズ第3作目
ストーリー:
主人公(21歳・イベント企画会社勤務)がホストクラブの企画アドバイザーを依頼される
取材のために訪れたホストクラブ『Club Katze』にハマっていく
1年間(4月~翌年3月)の行動でエンディングが分岐
舞台: 高級ホストクラブ『Club Katze(クラブ・カッツェ)』
攻略対象キャラ(6名):
ネコのような気まぐれ者
ちょっぴりドジな新米
クールなサディスト
渋めのダンディ系
中性的な美少年
冷たい目の意地悪店長
システム:
1週間のスケジュールを設定し、パラメータを上げながらホストクラブに通う
「永久指名」後はホストとの「アフター」でデートが可能
ゲームの流れ:
習い事でパラメータを上げる
休日はクラブでホストを指名し、会話を楽しむ
特定の条件を満たすとストーリーが進行
特徴的な要素:
「同伴」「アフター」「永久指名」などホストクラブならではのシステム
ジャズが流れる大人向けの雰囲気
シャンパンコールを全ホスト分収録
キャスト(声優陣):
立花慎之介、阿部敦、中村悠一、てらそままさき、斎賀みつき、諏訪部順一、杉山紀彰 など
オリジナルソング収録:
各ホストが歌うキャラクターソング(挿入歌・OP含む)
評価点:
大人向けの恋愛シミュレーションとして完成度が高い
キャラごとの個性が強く、会話が魅力的
ボイス・ビジュアルが充実
問題点:
ストーリーの進行に矛盾が多い(キャラの好感度に関係なくイベントが発生)
主人公の言葉遣いが不自然(年齢に合わない口調で違和感あり)
イベントのシナリオが短く、ぶつ切り感がある
難易度・ゲームバランス:
パラメータ管理が必要だが、慣れれば簡単
作業ゲー要素が強く、人によっては退屈に感じる
プレゼント作成やお金稼ぎの要素もあり、攻略には計画性が必要
エンディング分岐:
各キャラごとに異なるエンディングが用意されている
条件を満たさないとバッドエンドになる可能性あり
グラフィック・演出:
大人向けの落ち着いたビジュアル
立ち絵にはスーツ以外に私服バージョンもあり
BGM・演出の問題点:
BGMの種類が少なく、イベントシーンに合わない曲が流れることがある
もっとキャラソンを活用してほしかったとの意見も
作業ゲーとしての側面:
ときメモ式のスケジュール管理がメイン
クリア後はレシピを引き継ぎ、周回プレイが楽になる
シナリオの評価:
キャラとの甘いシーンは充実している
ただし、告白や恋愛の発展が唐突な部分があり感情移入しづらい
作業要素:
プレゼントを用意するシステムが面倒という意見あり
全キャラ攻略には時間がかかる
プレイヤーの反応:
高評価: 「キャラが魅力的」「大人向け恋愛ゲームとして楽しめる」
低評価: 「主人公の言動に違和感」「作業ゲー感が強い」
CERO D(17才以上)要素:
多少大人向けの描写はあるが、きわどい表現は控えめ
他のCERO B(全年齢向け)作品の方が刺激的という意見も
初心者向けのポイント:
乙女ゲーム初心者でもプレイしやすいシステム
ときメモやネオロマンス系のシミュレーションに慣れている人なら問題なし
ボリューム感:
1周のプレイ時間は10時間程度(キャラによる)
全キャラ攻略には30~40時間以上かかる
中古市場の価格変動:
比較的安価で入手可能(2,000円前後)
限定版や特典付きは高騰している場合も
総評:
ホストクラブを題材にした大人向け乙女ゲームとしては独特の魅力がある
キャラの個性やフルボイス演出が光るが、作業ゲー感が強くストーリーに違和感を感じる部分もある
恋愛シミュレーションを楽しめる人にはおすすめだが、ストーリー重視の人には物足りない可能性あり発売日 2010/2/18ディースリー・パブリッシャー -
るぷぷキューブ ルプ★さらだ ぽ〜たぶる …またたびゲーム概要: PS版・DS版からのパワーアップ移植で、新要素を追加した最終版
ストーリー: ゆるいストーリーとパズルが交互に進行するスタイル
基本ルール: キューブを動かし、仕掛けを解きながらゴールを目指す
PSP版の新要素:
またたびバルーンの追加(横から重なると消え、上に乗れる)
またたびモード(異なるルールのパズルを楽しめる)
グラフィックの向上:
高画質化
幽霊キャラが透ける演出追加
アンドゥ機能強化: 回数制限なしで巻き戻し可能(序盤からやり直し可)
「またたびモード」:
アイテム回収型パズルモード
/ 『音盤ねこめ~わく』の楽曲「フサフサのぷよぷよ」 / を収録
難易度設定: 「ふつう」モードでも高めの難易度
クリア方式: 1つの物語につき10ステージをクリアすると進行
追加ギミック: 固定ブロックなどが登場し、戦略性が増加
山歩きモード: クリア後に新マップ生成型のパズルモードが開放
ギャラリーモード: ストーリーの回想やBGM視聴が可能
バランス調整: 初心者向け設計(ミスが増えるとクリアしやすくなる)
セーブ機能の変更:
オートセーブなし(問題選択画面で手動セーブが必要)
会話シーンの変更:
セリフテキストが削除され、絵と音声のみの演出に変更
竹本泉デザイン: セガユーザーにはおなじみの少女漫画家がキャラクターデザインを担当
PSP版の評価: 良作判定を受けている
携帯ゲームとしての快適性比較:
DS版: 直感的な操作性で快適
PSP版: パズルゲームとしての操作性が向上
PSP本体の問題: バッテリー膨張問題のため、今後のプレイが難しくなる可能性
PS版との違い:
チュートリアルが追加され、最初の展開が異なる
ルール説明が杉本沙織のボイスで読み上げられる
ゲームの評価ポイント:
ゆるい雰囲気とパズルのバランスが絶妙
移動中などの隙間時間でも楽しめる
ゲームの欠点:
価格が高騰しすぎており、気軽に入手できない
総評: 快適な操作性と遊びやすいパズル要素が魅力の良移植版だが、プレミア化により価格が高騰し、入手が難しくなっている発売日 2010/1/28ディンプル -
ダイスダイス◆ファンタジアゲーム概要: サイコロを振りながらマップを周回し、クエストをクリアして神託ポイントを集めるボードゲーム
目的: 最も多くの神託ポイントを獲得したプレイヤーが勝利
ストーリー: 神器を求める青年とツンデレ妖精が神の試練に挑む
ゲームの流れ:
サイコロを振って移動
財宝を集めて「神殿マス」に奉納
クエストを達成して神託ポイントを獲得
一定ターン終了後、ポイントが最も多いプレイヤーが勝利
マスの種類:
赤マス: 財宝を破壊し、モンスターが出現
青マス: 仲間を入れ替え、モンスターが出現
黄色マス: 財宝を獲得し、モンスターが出現
戦闘システム: 召喚兵(ジョブキャラ)を編成し、サイコロを使って戦う
ジョブの種類(10種類):
戦士(攻撃力が高い)
探検家(財宝のランク向上)
魔術師(財宝を必ず発見できる)
奇術師(イベントを強制発生させる)など
クルム(乗り物)システム:
財宝を多く積めるが移動力が低い
移動力が高いが財宝が積めない
戦闘特化型 など種類がある
クエストの種類:
特定の財宝を持ってくる
特定のモンスターを倒す
指定のマスに止まる
モード:
ストーリーモード(1人用)
フリー対戦モード(CPU対戦)
通信対戦モード(アドホック通信で最大4人プレイ)
ゲームバランスの問題点:
逆転要素が少なく、後半は運ゲーになりがち
戦闘カードが10種類しかなく、戦略の幅が狭い
毎回止まるマスでバトルが発生し、テンポが悪い
難易度の高さ: CPUが強すぎて理不尽な難易度
コンピューターの運の良さ:
レア財宝を高確率で入手
必要なクエストをピンポイントで達成
ダイスの出目が異常に良い
戦闘敗北時のペナルティ: 財宝2個破壊
セーブシステムの欠点:
中断セーブ不可(クリア後orカスタマイズ後のみ)
マップの不便さ:
ステージ開始前に条件やマップの閲覧ができない
キャラデザイン: 久坂宗次(ライトノベルの挿絵を担当するイラストレーター)
音楽・主題歌:
制作: エレメンツガーデン(アニメ・ゲーム音楽の制作実績あり)
主題歌: 霜月はるか(幻想的な雰囲気の楽曲)
ボードゲームとしての評価: 「カルドセプト」や「ドカポン」に似たRPG寄りのシステム
プレイ時間: 1ステージ30分、4人対戦で約1時間
ユーザーレビュー:
高評価: 「シンプルながら楽しい」「カスタマイズが面白い」
低評価: 「コンピューターのインチキが酷い」「システムが不便」
Amazon評価: 4.0/5(3件)
売上ランキング: PSPゲームソフトカテゴリで191位(執筆時点)
総評:
ファンタジー世界のボードゲームとして独自の要素を持つが、ゲームバランスが悪く、CPUの運が良すぎる点が不満点として挙げられる
戦略性よりも運に左右される部分が多く、理不尽な展開が起こりやすい発売日 2009/12/17ブロッコリー -
時限回廊ゲーム概要: 『無限回廊』のスピンオフ作品
コンセプト: 時間が巻き戻る世界で過去の自分(エコー)と協力しながらゴールを目指す
ゲームプレイ:
一定時間経過でスタート地点に戻される
その際、過去の自分が自動で行動を再現する
エコーを最大9人まで活用可能
最少人数と最短時間でクリアを目指す
収録ステージ: 全9ワールド・63ステージ(追加ステージ含む)
ギミックの種類:
動く床
上昇型ステージ
暗闇ステージ(発光キャラ使用)
クリアランク判定: 使用キャスト数に応じた評価システム
追加ルール: ステージクリアで新たなルールが開放
モード種類:
Castモード(通常)
Keyモード(鍵を取得しないと扉が開かない)
Illusionモード(3秒間時間を停止できる)
ボリューム感: 比較的少なめ(ファン向けの内容)
戦略性: 計画的なプレイが必須
難易度: ステージが進むにつれ高難易度化
評価: Amazonレビュー3.8/5(9件)
受賞歴: 2009年E3「PSP ベストパズル賞」(IGN選出)
プレイヤーの声:
「難しいが時間潰しには最適」
「意味不明で面白くない」
「シンプルだが、やり込み要素あり」
プレイスタイル:
短時間プレイに適している
リトライミスがショック
戦略ポイント:
エコーの動きを計算し、適切なタイミングで進行
Illusionモードの活用で最適ルートを構築
時間の最後の方にアクションを詰め込みすぎると詰む
データサイズ: 約150MB
ダウンロードコンテンツ: 追加ステージ配信(無料)
リメイク情報: PS4/PS5向けに移植版が発売(新機能追加)
ゲームの特徴: 1人では絶対にクリアできない時間差アクションパズル
適正プレイヤー: 複雑なパズルが好きな人向け
類似ゲーム: 『無限回廊』、『オレイケ』など発売日 2009/11/1ソニー -
クレイジータクシーダブルパンチゲーム概要
アーケードやドリームキャストで人気を博した『クレイジータクシー1』と『クレイジータクシー2』の2作品を収録
プレイヤーはタクシードライバーとなり、お客を目的地まで最速で送り届けることが目的
制限時間内に多くの客を運ぶことで高スコアを狙う
広大な街を自由に走行できる爽快感が魅力
PSP版の特徴
「カスタムミュージックプレイヤー」機能を搭載し、好きな曲をBGMに設定可能
シリーズ初のアドホック通信による対戦モード「HEAD-TO-HEAD」を搭載
PSPに最適化された操作性だが、L/Rボタンの使用が多く若干の操作難あり
グラフィックはドリームキャスト版とほぼ同じで、処理落ちも発生する
ゲームプレイの特徴
「D(ドライブ)」と「R(リバース)」のギアチェンジを活用した独自のテクニックが重要
「クレイジーダッシュ」「クレイジードリフト」などの特殊操作でスコアを稼ぐ
2作目では団体客を運ぶ要素が追加され、戦略性が増加
ミニゲームモードでテクニックを習得可能
良い点
2作品収録でお得感がある
自由度の高いゲームプレイと爽快感のある操作
好きな音楽を流しながらプレイできるカスタムBGM機能
街中を走り回るドライブアクションとして独自の面白さがある
ドリームキャスト版にあった追加要素も収録
悪い点
『クレイジータクシー2』は処理が重く、操作性が悪いと感じるプレイヤーもいる
ロード時間が長く、ゲーム開始までに待たされる
グラフィックは古く、処理落ちが目立つ場面もある
操作が直感的ではなく、慣れるまで時間がかかる
ゲームの内容が単調で、繰り返しプレイすると飽きることも
プレイヤーによる評価・感想
「ハイスピードで走る爽快感が魅力」
「1作目は楽しめるが、2作目は処理落ちがひどくゲームにならない」
「コマンド技を覚えるとスコアが伸びて面白くなる」
「お客や住民の動きがクレイジーで、ギャグ要素として楽しめる」
「カスタムBGM機能でお気に入りの曲を流せるのが良い」
総評
短時間で気軽に遊べるアーケードライクなゲームとして優秀
1作目は安定して楽しめるが、2作目の操作性や処理落ちはマイナス
カスタムBGM機能や対戦モードの追加で新しい楽しみ方も可能
レースゲームとは異なる自由なドライブ体験を求める人におすすめ
PSPでクレイジータクシーを遊びたいなら、手軽さを重視するなら良作発売日 2008/8/14セガ -
ワールドネバーランド 2in1ポータブル 〜オルルド王国物語&プルト共和国物語〜ゲーム概要
架空の王国「オルルド王国」「プルト共和国」で自由に生活できる
プレイヤーには明確な目的がなく、自分で目標を決めて遊ぶ
他の住人たちは独自のAIを持ち、生活や人間関係がリアルに変化する
オープンワールド的な疑似MMO体験が可能
PSP版の特徴
「オルルド王国」「プルト共和国」の2作品を1本に収録
ソフトの差し替えなしで移住可能
PS版のパスワード機能を使用してデータを引き継ぎ可能
レベルアップやパラメータのアイコンが常に表示される改良版
セーブ・ロードがPS版より高速化
ゲームプレイの特徴
NPCのAIが発達しており、住人たちは自律的に生活を営む
仕事・恋愛・結婚・子育て・戦闘など、自由度の高いシミュレーション要素
プレイヤーの行動次第で周囲の人間関係や評価が変化する
世代交代システムにより、子供に引き継いでプレイを続けることが可能
良い点
どこでもプレイできるPSP版の利便性
旧作ファン向けにPS版の要素をしっかり継承
オート機能(NPC状態で勝手に行動)があり、放置プレイも可能
水を飲むだけで体力回復できるなど、細かい改善点あり
セーブが速く、ストレスが少ない
悪い点
プルトの雨エフェクトが水色で視認性が悪い
画面が小さく、文字が見づらい(拡大機能はあるが粗くなる)
旧型PSPでは一部の画面切り替え時にロード時間が長くなることがある
一つのメモリースティックに各国1データずつしか保存できない
スタート画面に戻る機能がなく、ゲームを終了するにはPSP本体を再起動する必要がある
プレイヤーによる評価・感想
「自由な人生シミュレーションを楽しめるが、人を選ぶゲーム」
「目標がないため、単調作業ゲーになりやすい」
「会話やイベントが豊富で、NPCとの交流が楽しい」
「スローライフというより、仕事・恋愛・訓練に追われる生活になる」
「プレイを続けるなら、早めに結婚し子供に引き継いだ方が長く楽しめる」
総評
自由度の高い生活シミュレーションとして今でも魅力的
旧作ファンには懐かしさを感じられる移植作品
現代のゲームと比較するとUIや快適さに難があるが、システム自体は独特で中毒性が高い
中古で安価なら試す価値あり発売日 2008/6/26fonfun -
REZEL CROSSストーリー・設定
5人の主人公がそれぞれ異なる目的を持ち、戦いの中で「リゼル」という超能力に目覚める
物語は各キャラクターの視点で展開し、最終的に彼らの運命が交差
帝国との戦いや陰謀に立ち向かう王道ファンタジーRPG
ゲームシステム
戦闘: ターン制コマンドバトル
リゼルシステム: 超能力「リゼル」を駆使し、必殺技「リゼルアーツ」や一時的な強化「リゼルブースト」を発動可能
リゼルマッピング: 能力をカスタマイズできる成長システム
ミッション: 巨大列車砲の停止や施設からの脱出など、アクション要素を含む3Dアドベンチャーパート
緊急回避: 戦闘中、敵の攻撃を100%回避するシステムあり
良い点
5人の視点で展開するストーリーが魅力的
ミッションパートにパズル要素があり、戦略性が求められる
リゼルマッピングにより、キャラの成長をある程度自由にカスタマイズ可能
緊急回避やリゼルの駆け引きが独自性のある戦闘を演出
キャラクターデザインは『創聖のアクエリオン』の絵師が担当し、ビジュアル面での魅力がある
悪い点
ロード時間が長い(街の出入りや戦闘ごとに発生)
グラフィックの粗さ(背景は2D、キャラは3Dで違和感あり)
バトルバランスの問題(雑魚戦・ボス戦ともに簡単すぎるが、ラスボスだけ異様に強い)
音楽が少ない(通常戦闘曲とボス戦曲がほぼ使い回し)
戦闘システムの不完全さ(リゼルの威力が通常攻撃の2〜3倍程度で、消費SPが大きすぎる)
装備の概念がない(キャラの成長がリゼルマッピングに依存し、武器防具の変更ができない)
フィールド移動が単調(エリア移動はワープ形式で探索要素が薄い)
ストーリーの後半が陳腐(序盤の複雑な展開に比べ、後半は単調)
やり込み要素が少ない(クリア後の引き継ぎ要素なし)
総評
ストーリー重視の王道RPGだが、システムの粗さが目立つ
戦闘の独自システムは面白いが、バランス調整不足で活かしきれていない
ロードの長さやテンポの悪さがストレス要因
中古で安価なら試す価値はあるが、定価での購入はおすすめしにくい発売日 2007/9/6ソニー -
Capcom Classics Collection Remixed収録タイトル
Side Arms
1941
Legendary Wings(アレスの翼)
Forgotten Worlds(ロストワールド)
Black Tiger(ブラックドラゴン)
Strider(ストライダー飛竜)
Final Fight
Bionic Commando(トップシークレット)
Three Wonders(ワンダー3)
Avengers(必殺無頼拳)
Block Block
Captain Commando
Last Duel
Mega Twins(チキチキボーイズ)
Varth
Magic Sword
Street Fighter
Section Z
Quiz & Dragons
The Speed Rumbler(ラッシュ&クラッシュ)
特徴・評価
アーケード版を忠実に移植(家庭用版と異なる仕様のタイトルもあり)
「Remixed」は北米版のみ発売(日本では未発売)
日本版の『Reloaded』よりもバラエティに富んだラインナップ
一部ゲームは高難易度でアーケード特有の厳しさがある
ゲームのロード時間はやや長め(タイトル選択・終了時に約20秒)
ボタン数が少なく、シンプルな操作で遊べる
日本のPSP本体(2000/3000)で正常動作する
HDMI変換ケーブルを使用すればテレビでプレイ可能
英語版だが、アクションゲーム中心のため言語の影響は少ない
レトロゲーム好きやカプコンファンに適している
オリジナル画面サイズでプレイしないと正しく表示されないタイトルもある
連射機能があり、プレイの快適さが向上
収録タイトルの中には、現在の家庭用機でも遊べるものが増えている
PSPソフトのコレクターズアイテムとしての価値がある
移植のクオリティにばらつきがあり、一部のタイトルは画面比率が適切でない
「Quiz & Dragons」は英語のクイズ問題がそのまま収録されており、日本人には難しい
アートギャラリー機能は解像度が低く、文字が潰れることがある
ゲームプレイは短時間で楽しめるため、携帯機との相性が良い
画面サイズ調整機能があるが、タイトルによっては劣化が目立つ
「ファイナルファイト」や「ストライダー飛竜」などの人気作が含まれているため、ファンには魅力的
STG(シューティングゲーム)の難易度が高く、小さい画面では見づらいことも
一部ゲームのBGMや効果音がオリジナルと異なる場合がある
レトロゲームのアーケード版をそのまま楽しみたい人に最適発売日カプコン -
ヘブンズウィルゲーム概要
謎の組織に誘拐され記憶を失った青年が、閉鎖施設から脱出するサバイバルゲーム
10階層のダンジョンを探索し、戦いながら進む
EO(エクスペリメント・オブジェクト)と呼ばれる協力者を救出しながら進行
主人公には爆弾が埋め込まれており、時間切れや死亡で即ゲームオーバー
敵は「ミミック」と呼ばれる生物兵器で、パターンは単純
特徴・評価
世界観はダークで魅力的
ストーリーの設定は興味を引くが、ゲームプレイが単調
EOには特殊能力があるが、攻撃はできずほぼ足手まとい
ダンジョンの構造が単調で、敵の行動パターンもほぼ変化なし
周回プレイが前提だが、変化がなく作業感が強い
アクション性が低く、戦闘が淡白
良い点
ダークで緊張感のある世界観
EOの個性的な設定と会話
マルチエンディングが採用されている
ストーリーのアイデアは独特で引き込まれる
武器は剣・銃・衝撃波の3種類が使える
悪い点
ダンジョンが単調で変化がない
敵の行動がワンパターンで、ボスも攻撃パターンがほぼ同じ
EOは攻撃できず、敵に攻撃されると逃げるだけ
武器の種類があるが、銃が強すぎて他の武器の存在意義が薄い
戦闘の爽快感がなく、アクションゲームとしての魅力が低い
探索に時間制限があるが、実際には余裕があり緊張感が薄い
マップを把握するEOの能力を持っていれば迷うことがない
ロードが多く、テンポが悪い
総評
設定や世界観は良いが、ゲームプレイが単調すぎて評価が低い
戦闘や探索のシステムが作業的で、アクション性が弱い
EOの存在意義が薄く、システムとして活かしきれていない
周回プレイが前提の設計だが、飽きやすくモチベーション維持が困難
アクションホラーとしての恐怖感や緊張感が不足している
「良いアイデアがあったが、完成度が低いため惜しい作品」という評価
アクションゲームやホラーゲームとしても満足度は低く、人を選ぶ
SFサバイバル系のストーリーが好きな人向けだが、ゲーム性には期待しないほうが良い発売日 2006/10/26タイトー -
カンガエル EXITゲームシステム
Mr.ESC(エスケープ)を操作し、被災者を出口まで導く脱出パズルゲーム
被災者ごとに異なる能力(腕力、ジャンプ力など)を活用
ギミック(スイッチ、はしご、エレベーターなど)を駆使して進む
「カンガエル」というタイトル通り、前作よりパズル要素が強化
アクションの技術よりも、解法を見つける思考力が重要
特徴・評価
グラフィックはアメコミ調で、キャラの動きもリアル
ロード時間が非常に短く、テンポよく遊べる
短時間で1ステージが完了する設計で、携帯機に適している
豊富なステージ数と、ダウンロードステージでさらにボリュームアップ
チュートリアルモードがあり、初心者でも学びながら進められる
良い点
「考えるゲーム」としての完成度が高く、謎解きの楽しさがある
ダウンロードステージを追加できるため、長く遊べる
リトライが素早く、失敗してもストレスが少ない
音楽はノリがよく、ゲームの雰囲気に合っている
アクション要素が少なく、じっくり考えてプレイできる
悪い点
キャラクターの動作が独特で、慣れるまでに時間がかかる
NPC(被災者)が時々バカな行動を取り、詰まることがある
高所から落ちると即死する仕様がストレスになる
ギミックの操作ミスでやり直しが必要な場面が多い
後半のステージは非常に難しく、初心者には厳しい
総評
前作よりもパズル要素が強くなり、より「考える」ゲームに進化
ダウンロードステージにより、長期間楽しめる設計
アクションが苦手でも遊びやすいが、難易度は高め
短時間プレイ向けで、ちょっとした空き時間に遊べる良作
「イライラしやすい人」や「考えるのが嫌いな人」には向かない
前作をプレイしていない人には、まず前作『EXIT』のプレイを推奨
携帯ゲーム機でじっくり遊びたい人におすすめの一本発売日 2006/9/7タイトー -
タマランゲームシステム
液体をゴールに導くパズルゲームで、物理演算が重要。
「キャメルトライ」系のシステムで、ステージを回転させながら液体を誘導する。
「ちぎる」「混ぜる」「色を変える」などの独自ギミックが追加。
全体的に難易度が高く、細かい調整が求められる。
時間制限がないが、パズル的な試行錯誤が必要。
160以上のステージがあり、後半は1ステージ15分以上かかることも。
ミニゲームや隠しステージも搭載し、ボリュームが豊富。
評価・特徴
物理演算がしっかりしており、マーキュリーの動きがリアルで美しい。
マーキュリーの見た目を変更できるスキン機能がある。
クリア後にゴーストデータを保存・再生可能で、タイムアタック要素もあり。
「レース」などのミニゲームがあり、特に対戦プレイが盛り上がる。
パズルゲームとしては珍しく、奥深い操作性と戦略が求められる。
欠点・批判点
操作がシビアで、ミスするとやり直しになるためストレスがたまりやすい。
難易度が非常に高く、アクション要素が強めで初心者には厳しい。
ゲームのテンポが悪く、リトライやメニュー操作の確認が多い。
ステージ終了後のロードがやや長く、待ち時間が発生する。
音楽が全体的に暗めで、ポップなデザインと合っていないと感じる人も。
前作(Hg)のムービーと比べて演出がショボくなったという評価。
指が痛くなるほど細かい操作が求められるため、長時間プレイには不向き。
総評
シンプルなルールながら、独特のゲーム性でやりごたえがある。
アクション要素が強めのため、パズルというより操作技術が求められる。
マーキュリーの動きがリアルで、グラフィック面での評価は高い。
ボリュームが非常に多いが、後半は難易度が高すぎてイライラしやすい。
短気な人やライトユーザーには向かないが、コアゲーマーにはオススメ。
シリーズファンなら満足できる内容で、やり込み要素も豊富。
全体的に完成度は高いが、親切設計ではなく、遊びやすさには欠ける。
「時間を忘れて遊べる」タイプのゲームだが、やりこみ要素が多すぎて疲れることも。
パズルゲーム好きで、難しいゲームに挑戦したい人にはオススメの一本。発売日 2006/8/24ソニー