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2024.03.18
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最新更新日:2025/04/05
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JGTO公認 GOLFMASTER JAPAN GOLF TOUR GAMEローンチタイトル。
■ 基本情報
コナミから2001年3月21日に発売
日本ゴルフツアー機構(JGTO)・ジャパンゴルフ選手会(JGTPC)公認
GBA専用タイトルで、最大4人の通信対戦に対応(マルチカートリッジ)
元はPS1用『実況ゴルフマスター2000』の移植作品
■ ゲーム内容
実名プロ12人(例:青木功、丸山茂樹など)を起用
プレイヤーキャラは鳴海大介と吉永遥の2人から選択
VSモードでは片方のキャラで6人ずつ倒す必要あり(ED到達条件)
トーナメントモードでは賞金獲得でコースを開放(全6コース)
ストローク・マッチプレイモードはGBA版独自の追加要素
トレーニングモードでは任意のコースで練習可能
コースは広く、遠近感ある設計
通信対戦時は人数分のソフトが必要
■ ゲームシステム・特徴
中断セーブに対応し、携帯機向けに親切設計
モードごとにプレイヤーキャラとして使用できるゴルファーが増える
ショットゲージ中にA長押しでパワーアップできる小技あり
グリーンの傾斜やカップ判定が甘く、パットが入りやすい
実況音声は一部のみ収録(ホール紹介・掛け声程度)
勝利後のリザルト画面の文章が遅く、スキップ不可
ゴルフ自体の操作性やプレイ感はオーソドックスで遊びやすい
■ その他
GBA版独自の仕様もあるが、演出面でPS1版に劣るという意見あり
4か月後に「モバイルアダプタGB」対応のアップデート版も登場(オンラインランキング対応)
難易度は比較的低く、気軽に遊べるゴルフゲームとして評価発売日 2001/3/21コナミ -
ウイニングポスト for ゲームボーイアドバンスローンチタイトル。
■ ゲームシステム・特徴
初代ウイニングポストやウイポ2をベースにした内容
30年目以降もプレイ可能(年数制限なし)
レースは1開催あたり10レースという独自カレンダーシステム
携帯機ながらレースシーンはそれなりにリアルに再現
簡単に強い馬が生産・育成可能
自分の馬がG1を連戦連勝するなど難易度は非常に低い
ミニゲームが4種追加(馬の強化に関係)
ミニゲームはスキップ可能だがゲームバランスに影響
追い込み脚質が強く設定されている
調教は非搭載、テンポ重視の設計
幼駒や繁殖牝馬は最大5頭までと制限あり
馬体にソックス(脚模様)などのバリエーションが少ない
配合理論は簡略化されており、初心者向け
馬の血統(父・母・母父など)の表示がなく、配合が浅い
SSH(スーパースピードホース)の登場年数も延長されている
■ 良い点
初心者でもすぐに理解できるシンプル設計
GBAで気軽に競馬シミュレーションができるのは貴重
牧場を持てる、馬主気分を楽しめる
他馬主との交流・イベント要素も一応存在
レースの高速化が可能で、テンポよく進行できる
一部ユーザーからは「スムーズでストレスが少ない」と高評価
初代を懐かしむファンには一定の満足感
■ 悪い点・不満点
難易度が非常に低く、やり込み要素に欠ける
ライバル馬が極端に弱い
レースに緊張感がなく、簡単すぎて飽きやすい
馬の模様が単調で、個性に欠ける
繁殖牝馬の頭数制限が厳しく牧場運営の自由度が低い
血統表示や配合情報が少なく、マニアには物足りない
庭先取引や種牡馬リストの保存などが省略されている
ミニゲームがバランスブレイカーになっており不要という声多数発売日 2001/3/21コーエー -
爆熱ドッジボールファイターズローンチタイトル。
通信対戦ではマルチカードリッジプレイに対応
「サバイバル・ドッジボール」形式を採用
相手チームの内野全員の体力を削って勝利を目指す
各選手に体力値があり、攻撃で減少していく
必殺シュートはキャラごとに設定されており、爽快感あり
合計13チーム(通常9+ドリームチーム4)が登場
各チームには異なる戦術・タイプ設定がある
CPUの強さや操作設定のカスタマイズが可能
難易度設定が自由に行える
ストーリーモードは短めとの評価あり
クリア後のやり込み要素が少なく、飽きやすいという声も
必殺技のみで簡単に勝てるという指摘あり
空中キャッチができない点はFC版との違いとして不満あり
一部BGMはファミコン『くにおくん』ドッジと同じものを使用
キャラデザインは完全オリジナルで、好みが分かれる
軽快な操作感でライトユーザーにも遊びやすい
セーブ機能搭載で手軽に再開可能
対戦時のアクション性が高く、格ゲー感覚もあり
シンプルなルールで直感的に遊べる
一部レビューでは「ファミコン版を知らなくても楽しめる」との声
操作説明やチーム選択がやや分かりにくいとの指摘もあり発売日 2001/3/21アトラス -
かわいい仔犬ワンダフル発売日 2004/11/25エム・ティー・オー
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Wiiであそぶ ちびロボ!『ちびロボ!』は、スキップが開発し任天堂が2005年に発売したアクションアドベンチャーゲーム。
システムに『ギフトピア』との共通点があり、オリジナルの言語「ハナモゲラ言語」を使用。
主人公「ちびロボ」は家庭の手伝いをする小型のロボットで、バッテリーで動く。
ちびロボのパートナー「トンピー」がおり、家族から「ハッピー」を集めることが目的。
ストーリーにはギャグ要素とシリアスな展開があり、家族の絆がテーマ。
音楽評価が高く、公式サイトでゲーム音楽が視聴可能。
海外でも発売され、北米で高評価を得た。
2009年にWiiに移植されたが、操作はWiiリモコンとヌンチャクのみ対応。
主要キャラクターには、サンダースン一家のパパ、ママ、娘のジェニー、愛犬タオがいる。
謎の敵「スパイダー」が登場し、ストーリー展開に関わる。
宇宙人やおもちゃたちが登場し、ちびロボと交流してトラブルを解決する。
キャラクターには個性的な背景や感情が設定されている。
ちびロボは自分の家を持ち、家計や買い物の要素も含まれる。
最終的にパパと協力し、ボス「マザースパイダー」を撃退。
父親の職業背景や家庭の事情が強調され、家族の再生がテーマ。
任天堂以外の開発会社が関与し、発売以前はバンダイからのリリースも予定されていた。
日本国内外で展開されたキャラクターのコンテンツも人気がある。発売日 2009/06/11任天堂 -
全米プロバスケット全8チーム、35試合(総当たり5戦)で優勝を目指す
操作はシンプル(Aでパス、Bでジャンプ/ジャンプ中にシュートまたはジャンプパス)
縦スクロール方式で、ハーフラインを越えると画面が反転する仕様
ポーズは特定のタイミングでのみ可能(試合中は制限あり)
試合中の画面は地味だが、ダンク時に迫力あるCG演出が入る
ダンクCGは当時のファミコン水準を超えるド派手さで高評価
通常のシュートはシンプルな演出でコントラストが強い
各チームに若干の個性があり、選手ごとに機動力や特性に違いが感じられる
選手名などの表示はあるが、実質的な意味は薄い
ドリブル中はボールを奪われやすく、守備も含めてアクション性が高い
ファール判定あり、接触によるペナルティも発生
AIや操作のクセに慣れると意外に奥深い試合展開が可能
難易度はやや高め、慣れないと大差で負けることも
エンディングは美女にキスされるシーンで締めくくられる
見た目に反して中毒性があり、何度もプレイしたくなる作り
シンプルなルールとボタン操作で直感的に楽しめる
ファミコンでは数少ないバスケットボールゲームの1つ
当時としてはリアルなバスケ体験を提供した意欲作
ドリブルや3Pシュート、ダンクなど基本動作が再現されている
グラフィックは貧弱だが、演出面の工夫が光る
ダンクCGを見るために戦術が偏るプレイも多発
画面のチラつきやテンポの悪さは一部で不満の声あり
総合的に見て「シンプルかつ熱い」ファミコン時代の名作スポーツゲーム発売日 1989/7/21ビック東海 -
マーダークラブ JBハロルドの事件簿PC版からの移植で、J.B.ハロルドシリーズの第1作
プレイヤーは刑事「J.B.ハロルド」となり、殺人事件の真相を追う
舞台はアメリカ・リバティタウン郊外
被害者はロビンズ商会社長・ビル・ロビンズ(刺殺体で発見)
登場人物は30人近く、関係性が複雑
各キャラに対して9種類の基本情報+事件関連の質問が可能
行動範囲や訪問先は物語の進行とともに拡大
家宅捜索・逮捕許可など、捜査手続きも再現されている
会話・情報収集・証拠品確認などが主な進行手段
即ゲームオーバーになるような理不尽トラップはなし
フラグ管理はやや複雑で、手詰まり時は総当たり必須
プレイヤーの推理力より、根気と記憶力が求められる構成
パスワード方式で中断セーブが可能
BGMや画面はファミコンとしては標準的、PC版より劣る
コマンド数が非常に多く、やりごたえはある
全体の進行は一本道で、マルチエンディングはない
登場人物の名前や関係を把握するのが難しく、メモ推奨
「聞き込みを通じた推理」がゲーム性の中心
一見無関係な人物からの話が重要フラグになることも
総当たりでの進行も可能だが、効率は悪い
長時間のプレイを前提とした構成(クリアまで約5時間)
ファミコン版としては高評価を受けている移植作
PCエンジン版はより完成度が高く、そちらの評価も高い
SwitchやDSにも移植されており、現代でもプレイ可能
ファミコンアドベンチャーゲーム黎明期の意欲作として歴史的価値あり発売日 1989/6/30セタ -
帰って来た!軍人将棋 なんやそれ?ベースは「軍人将棋」(将棋とは異なりコマの正体を隠して戦う)
23枚制ルールを採用
勝利条件:相手の総司令部占領または敵全滅
「少佐」以上でなければ司令部占領不可
コマは「勝ち/負け/引き分け」の相性が設定されている
5人の敵ごとにコマのテーマが異なる(例:野菜、動物、宇宙、相撲など)
「ピットラー総統」は唯一オーソドックスな軍人将棋の見た目
野菜などのデザインは強さが分かりづらく、混乱しやすい
コマごとの強さはセレクトボタンで確認可能
ローカルルールあり(例:司令部のコマは動けない、飛行機は司令部に突撃不可)
アニメーション演出が入るがテンポが悪く、スキップ不可
操作性が非常に悪く、配置や選択時のレスポンスが重い
コマ配置ミスの修正が難しく、「やり直し」は全リセット扱い
CPUの思考が弱く、適当に動かしても勝ててしまう
勝つためには5人の相手に対してそれぞれ4〜5勝が必要
最終ボスは「寿司職人」、勝利でEDに突入
EDは非常に長く、無関係なメッセージが多数表示される
対戦モードでは相手の駒が無機質な番号表示となり味気ない
盤面は5種類あるが、2P対戦では見た目の差がほぼ無意味
軍人将棋の入門用にはなるが、本格派には不満が多い作り
操作とテンポの悪さにより「作業ゲー」となりがち
コマのテーマを変えた発想やアニメ演出は意欲的
しかし結果として「低年齢層にもマニアにも刺さらない」中途半端な出来発売日 1989/5/26ソフエル -
株式道場ゲームモードは5段階の難易度:初級/中級/上級/セミプロ級/プロ級
クリア条件:指定期間内に目標金額を達成
クリアするとエンディングが用意されており、プロ級をクリアで全クリア
売買できる銘柄は10種、現物取引のみ
ゲーム中に企業名は伏せられているが、クリアすると実名が表示される
実際の企業チャートを基にしたバブリーな時代設定
電卓があると便利(購入可能額を自動で計算してくれないため)
初~中級は一銘柄全力買い戦法が有効
上位モードでは「買ってはいけない時期」も存在し、慎重さが必要
難易度が高く、運要素も絡むため繰り返しプレイが推奨
資産が底をついてもゲームオーバーにはならない(「樹海」行きネタ演出あり)
セーブ機能あり(セレクトボタンでセーブモードに入る)
チャートを確認してからロード→売買することで「村上世彰戦法」も可能
師匠キャラが登場し、株に関する名言を語ってくれる
進級時、師匠の娘が唐突に紹介されるイベントあり
最終的に師匠の娘との結婚が物語上のご褒美となっている
娘の表情や展開に若干のブラックユーモアあり
プロ級をクリアすると、師匠が「もう教えることは無い」と語り道場閉鎖
ED演出に「億万長者だZEEE!」などプレイヤーの感情を代弁するセリフあり
実際の株式用語の解説もゲーム内に含まれる
パッケージサイズ:18.6 x 11.8 x 3 cm/重量約260g
Amazon評価は★4.8(3件)と高評価
株式ゲームが少なかった当時としては貴重な作品
続編は存在しないが、一定のコアファンがいる
「現実の株ではこうはいかない」という皮肉めいた演出も存在
株初心者にとっても用語や値動きの理解に役立つ内容発売日 1989/5/2ヘクト -
KEIBA simulation 本命プレイヤーが新聞等からデータを手入力し、レース結果をシミュレーション
膨大なデータ(馬情報・コース条件など)を1頭ずつ手入力する必要あり
バッテリーバックアップ非対応で、リセットや電源OFFでデータ消滅
入力可能なデータ項目は20以上にのぼり非常に面倒
シミュレーション結果はターフビジョン(画面内の小画面)で再現
再現レースはほぼワンパターンで展開に変化なし
表示されるのは常に3頭で、他の馬は無視される
データ1レース分しか保存不可(1日12レース×3場に全く対応できず)
重賞レースや実在馬の再現もできるが、結果がいい加減で再現性なし
タイムや負担重量、馬体重などのデータ入力が予想に反映されない
脚質を変えただけで着順が大きく変化するなど、ロジックに一貫性なし
人気順・馬場状態などの要素も結果に影響しない
入力可能な数値に制限がなく、明らかに不自然な値もスルーされる
例:タイム「9999」や体重「999kg」なども入力可能
枠順や人気の整合性も取れず、5頭立てで10番人気が可能
模擬レースの所要時間がリアルタイム進行で無駄に長い(3000mで3分以上)
結果は5着までしか表示されず、それ以下の着順は不明
シミュレーションよりも「競馬ごっこ」用途に近い
操作系は十字キーとA/B/STARTで構成され、STARTで解説表示が可能
子どもが競馬の知識を覚える教材としてなら多少の価値あり
ドリームマッチを謳うも、実際の馬性能が無視され夢がない結果
当時9,800円という価格設定で、内容と釣り合っていない
実質的に意味ある入力項目は「収得賞金」と「総合成績」のみという説も
「正しくはクソ実用ソフト」と評される内容の薄さと理不尽さ
エラー処理がまったくなく、ユーザー任せの入力に任されている
データ反映の仕様が極めていい加減で信頼性ゼロ
一応レース結果は演出的に着順掲示板に表示される
全体的に使い道も再現度もなく、実用性・ゲーム性ともに欠如したソフト発売日 1989/4/28日本物産 -
早打ちスーパー囲碁囲碁の最高位「本因坊」を目指すのがゲームの目的
モードは「本因坊戦」「順位戦」「対局道場」の3つ
「本因坊戦」は初段から始まり、勝つと段位が上昇
本因坊戦では段が上がると置石が増え、制限時間が短くなる
「順位戦」は初心者向け、プレイヤーが下手(したて)で対局
「対局道場」はフリーモード的な内容
対局ごとに「一手10秒」の早打ちルールが特徴
コンピューターの思考時間が非常に速いのが売り
「待った」機能を搭載しており、初心者にも優しい設計
終局後の死石判定はプレイヤーが手動で行う必要がある
明らかに生きている石も死んだことにできてしまうが、公正さが求められる
パワーバランス表示があり、形勢判断がしやすい
一手ごとに「中ダメージ」「大ダメージ」など効果を確認できる仕様あり
守りと攻めを同時に学べる設計で、戦術理解が深まる
囲碁初心者が15分でCPUに勝てるほどのわかりやすさ
練習モードで囲碁の基本や戦術を学べる
ファミコンながら19路盤を実装、本格的な囲碁が可能
パスワードコンティニュー対応で途中再開が可能
グラフィックや演出はシンプルだが操作性は良好
BGMや演出は控えめで、囲碁に集中できる環境
ヒカルの碁に影響を受けたプレイヤーからの再評価も
入門書がなくても囲碁の魅力を理解できる作品
対局中に戦況の変化が実感でき、学習効果が高い
「囲碁は難しそう」という印象を払拭する作り
コンピューターが時折突然「投了」する演出も
本因坊戦・順位戦ともに終盤でループ仕様あり
囲碁初心者から上級者まで対応可能な設計発売日 1989/3/3ナムコ -
山村美紗サスペンス 京都花の密室殺人事件推理作家・山村美紗がシナリオを担当したファミコン用アドベンチャーゲーム
『龍の寺殺人事件』に続く山村美紗サスペンスADVシリーズ第2作
プラットフォームはファミリーコンピュータ(ファミコン)
原作小説『花の棺』の要素を取り入れている
舞台は京都の華道界(京本流)で、後継者争いが事件の鍵となる
主人公はキャサリンの友人で、職業はゲームデザイナー(物語には特に関係しない)
事件は生け花展での殺人から始まり、連続殺人へと発展
ゲームシステムはコマンド選択式ADV(「みる」「きく」など)
密室殺人を含む複雑なトリックが登場
自室にある時計で捜査の進捗状況が確認できるようになった
コマンドアイコンは前作より改良され、一部カラー表示に
シナリオ進行に不要なコマンドは非表示になる設計
BGMの種類が増え、場面に応じて音楽が切り替わる
哀愁漂う曲や緊迫感ある音楽など、印象的なBGMが多い
顔グラフィックが前作より向上し、表情変化もあり
密室や華道を活かした設定がミステリー性を高めている
難易度は低めで、誰でもエンディングまで到達しやすい
プレイヤーに詰まりにくくする工夫が多く施されている
ゲームのテンポは良好だが、プレイ時間は短め
犯人を直接追い詰める演出がなく、結末はあっさり
一部場面では無音となり、不自然に緊張感が出る
前作同様、誤植や人名ミス(例:「キャサリん」)が存在
結末は狩矢警部に報告してそのままエンディングへ
アイコンのデザインが不気味で直感的ではないという指摘あり
推理の本格度は低めで、やや受動的なゲーム展開
システム面の改善により、前作より遊びやすくなっている
2時間サスペンス的な雰囲気が好きな人にはおすすめ
子供の頃にプレイして「怖かった」という記憶を持つプレイヤーも多い
山村美紗の作風を体感できる、ファミコンミステリーの良作発売日 1989/2/11タイトー -
赤龍王原作は本宮ひろ志の漫画『赤龍王』(週刊少年ジャンプ連載)
ストーリーは「項羽と劉邦」の時代がベース(紀元前221年頃)
ジャンルはコマンド選択式アドベンチャーゲーム
プレイヤーは主人公「劉邦」となり、漢の建国を目指す
ゲーム開始時は飲んだくれの無職状態からスタート
コマンドは「はなす」「みる」など基本的なADV操作
会話や探索を通じて物語が進行する
虞(ぐう)という女性との出会いが物語の転機になる
虞は未来を予知し、劉邦を覇者として選ぶ
滝に出現した赤い龍の伝説が登場のきっかけ
序盤で父親の壺から金をくすねるイベントあり
酒場で噂話を聞いたり情報収集をする要素もあり
選択肢を誤ると即ゲームオーバー(死亡)となる場面が多い
「断る」とそのまま凡人として一生を終えるバッドエンドに
秦の兵士に逆らうと斬られて死亡するイベントあり
虞が連行される際に「龍の首飾り」を託す演出がある
ここから劉邦の立身出世が本格的に始まる
劉邦は蕭何の紹介で「亭長」という公職に就く
百姓500人を引率して始皇帝の墓工事に向かう任務がある
項羽も登場し、劉邦のライバルとして物語を彩る
項羽はイケメンとして描写されている
段階ごとにパスワード機能があり途中から再開可能
BGMは好評で、ゲーム全体の雰囲気を支えている
選択肢が少なめで一度クリアすると再プレイ性は低い
原作に忠実だが、原作未読者には難易度が高いとの評価
ジャンプの「ファミコンクラシックミニ」収録タイトルでもある
ゲームオーバーが頻発する「即死ゲー」系ADVとして話題に
シナリオに沿って進む形式だが、やや理不尽な展開も多い発売日 1989/2/10サンソフト -
モトクロスチャンピオンエキサイトバイク風のレースゲームだが、見下ろし視点+カーブ操作あり
操作性は独特で難しく、慣れが必要
操作方法
Aボタン:アクセル
Bボタン:ブレーキ
十字キー上下:体重移動
十字キー左右:方向転換
全8ステージ構成、各ステージは予選と決勝で構成される
予選は2位以内で通過、敗者復活戦あり
パスワード機能あり、途中から再開可能
転倒判定は甘め、連打で素早く復帰可能
CPUのスピードが非常に速く、難易度は高め
最終ステージ(8面)は斜め視点+S字カーブなど高難易度構造
接触するとスピードが落ちる壁がある
ジャンプ中の方向補正あり、斜め突入でも自動で水平方向に修正
連続ジャンプは体重移動(十字キー下)連打で減速を防げる
スタートダッシュにはアクセル全開+十字キー上連打が有効
他バイクとの接触で転倒する可能性あり
エンディングは2種類、勝利で真エンド
真エンドでは主人公の素顔(女性)が明かされる
バッドエンドでは悔しさを煽る演出あり
スピード感が高く、オーバーヒートが存在しない
練習モードと試合モードの2種類がある
試合モードでは多人数レースが楽しめる
レトロゲームながら奥深い操作と戦略性あり
操作がクイックすぎて初心者には難しく感じることも
マイナーなタイトルだがファンの間では評価されている
現在は製造中止ではなく中古で流通中
パッケージサイズは14.2×9.8×2.2cm、重量は81.65g
Amazonの評価は星2.6(3件)
ジャンルとしてはオフロード・モトクロス系レースゲーム
コナミ製のファミコンバイクゲームとしては希少な存在発売日 1989/1/27コナミ -
2-in-1 Super Mario Bros./Duck Huntパッケージと流通
NESの「Action Set」に同梱され、最も売れたカートリッジの1つ
「Power Set」版では『World Class Track Meet』との3-in-1パックも存在
ゲーム内容(スーパーマリオブラザーズ)
マリオ(またはルイージ)を操作し、ピーチ姫をクッパから救出する横スクロールアクション
シンプルながらも完成度の高いゲーム性で、当時の家庭用ゲーム市場を復活させた伝説的作品
ゲーム内容(ダックハント)
NES Zapperを使ってアヒルを撃つ光線銃シューティング
3発以内に撃ち落とす必要があり、外すと犬が笑う演出が話題に
クレー射撃モードも存在(「Pull」は言わず、自動発射)
特徴・評価
操作選択はゲーム起動時に「マリオ」か「ダックハント」かを選ぶ形式
当時の子どもたちにとって思い出深いゲームとして評価されている
海外では「ビデオゲームを復活させたゲーム」として語られることも多い
Amazonなどで今なお高評価(4.6/5)を獲得
一部ではZapperでの動作に問題がある報告もあるが、概ね動作良好
その他
現在もコレクターズアイテムとして人気が高く、再販やRenewed品も流通中
レビューでは「状態良好」「ノスタルジー」「プレゼントに最適」といった声多数
クラシックゲームの代表格として、今なお愛されている2本立てタイトル発売日 1988/11/1任天堂 -
小公子セディゲーム概要
原作はアニメ『小公子セディ』(原作小説『小公子』)
母を探すセディが各地を旅し、情報を集めるストーリー
各町には問題があり、解決しないと話が進まない
システム
クイズは家庭教師と接触すると発生(雑魚エンカウント扱い)
正解しないと逃げられず、たまに問答無用でスタート地点送り
マップ上でジャンプ可能、家庭教師を避けるための唯一のアクション
列車で町間の移動が可能
新作スニーカーを拾うと移動速度が上がる
バカゲー的要素
家庭教師が大量に出現し、クイズを強制
家庭教師の数が増えすぎると、もはやホラー
武器屋に「ロトのつるぎ」「みずのころも」などのネタ装備が並ぶ
教会に行くと「蘇生」「毒治療」などドラクエ風メニュー→断られる
幻の父親がリアル頭身で空に登場するシュールな演出
一部の町名やイベントがドラクエのパロディ(例:グラドーエ)
問題点
クイズの出題数が少なく、繰り返しで作業感が強い
難問やマニアックな雑学が多い(例:ライト兄弟の初飛行距離)
原作要素のクイズが一切ない
マップが分かりにくい、町のグラフィックがのっぺり
キャラは不自然な2頭身、会話も「さあ…」など簡素で味気ない
ゲームバランスが悪く、家庭教師回避ゲーと化している
良い点
クイズの難易度はそこそこ高く、構成は真面目
一部のバストアップやイベントCGは作画が良好
アニメ版オープニングテーマがゲーム内でも使用されている
ストーリーの大筋は「母を探す旅」として一応王道
総評
全体的にツッコミどころ満載で、まともな原作再現とは言い難い
小公子セディというより「家庭教師から逃げるゲーム」
一部に秀逸な演出や楽曲もあるが、全体としてはカオスなバカゲーである発売日 1988/12/24フジテレビ -
ローラーボールゲーム内容・特徴
『ピンボール』(1984年発売、任天堂)の実質的発展作
縦に4画面構成の大ボリューム盤面(最下層~空)
/ 通常モード(Skyscraper)と2人対戦モード(Match Play) / を搭載
操作は左フリッパー=十字キー、右フリッパー=A・Bボタン
ギミック多数でスコアアタックの幅が広い
ボールは2つ同時にプレイ可能なマルチボール対応
各段で異なるギミック(ターゲット、ホール、スロット、ロールバンパーなど)
BGMがテンポよく、雰囲気に合っていて評価が高い
特定条件で「SHOOT AGAIN」表示(ミス時の救済措置)
空ステージでギミック全破壊→SHOOT AGAIN表示が実質クリア
マッチプレイ(対戦モード)
1画面のみの2人対戦専用モード
スコアをHPのように扱い、先に0になった方が負け
常に2個のボールが盤面に存在
相手側のギミックにボールを当ててスコアを削るのが基本戦術
勝敗で勲章を獲得、先に10勝した方が勝ち
特定条件で両者のスコアを入れ替えるシステムあり(逆転ボタン)
ゲーム性がシンプルかつ白熱する内容になっている
評価・補足
フリッパーの間に出現するセーバーポストで落下防止可能
操作性・物理挙動が自然かつスピーディー
任天堂製『ピンボール』と異なり、派手なワープ演出やボーナス面はなし
「揺らし」操作(ティルト)は非搭載
スコア100万点達成後、タイトル画面でスタッフロール出現発売日 1988/12/20ハル研究所 -
トップライダージャンル:体感バイクレースゲーム
特徴:エアバッグ製のバイク型コントローラーを使用する専用ソフト
操作:バイクの傾きで方向転換、ハンドルでアクセル・ブレーキ、引き上げでウィリー
ギア操作:2段階のギアチェンジ可能
ジャイロセンサーでバイクの傾きを検知
体重制限:約60kg(子ども向け仕様)
通常のファミコンコントローラーでは操作不可
エミュレータ(VirtuaNESなど)では一部操作可能(パッド操作)
メインモード:グランプリ(GP)とツーリング(練習)
GPモードは全9コース(前半4戦+後半5戦)
各コース2周で構成
難易度は全体的に易しめ(コントローラー配慮)
コースには国際A級・B級・鈴鹿などが登場
ワールドチャンピオンシップも用意されている
クリア後はエンディング表示あり、その後はループ
路肩を走ってもスピードがほとんど落ちないため初心者向き
ウィリー操作も可能だが特に効果は薄い
ゲーム性は直感的な操作にやや難あり
擬似3D表示によるレース演出(当時としては先進的)
コントローラー同梱のためソフト単体での販売はなし
BGMや操作音は標準的なファミコン品質
ハードウェアが特殊なため互換性のあるゲームは存在しない
専用バイクは空気で膨らませる構造、空気入れ付き
中古市場では“激レア”商品として高値がつくことも
懐かしさ・物珍しさからブログなどで話題にされることがある
当時としては画期的な体感型ゲームだったが一作限りで終了発売日 1988/12/17バリエ -
ファイティングロード主人公は民俗学者にして格闘家「アベ ハルキ」
目的は双子の弟「カズキ」を探してブラジル・アマゾンへ旅立つ
全7ステージ、各ステージで同じ敵と2回戦う構成
パスワードコンティニュー対応
バトル形式は横視点の1対1格闘
キャラはファミコンとしては大きめに描写
基本操作
移動:左右キー
ジャンプ:上キー
しゃがみ:下キー
パンチ:Bボタン
キック:Aボタン
特殊技「発気拳」は青ゲージ点滅時に特定操作で発動
ステージクリアごとに攻撃技を強化(最大★3まで)
裏技あり(デバッグモード、テストモード)
デバッグ:無敵・敵即死・敵無敵など切り替え可能
テストモード:BGM試聴やキャラ表示が可能
ストーリーは重めで、戦う敵も実は操られた存在
終盤では弟・カズキとの悲劇的な戦闘がある
カズキ戦では「化け物」と化した彼と最終決戦
ラスボス攻略は「発気拳」2発が決め手
操作性は全体的に重く、動きがもっさり
実用的な戦法は「キック→後退」の繰り返しパターン
敵の個性は乏しく、ラスボス以外は印象が薄い
グラフィックに関しては当時のFCとしては及第点
パッケージの「青い液体」は血の代わりとされる
ファミコン格闘ゲームの中では希少だが、完成度は低め
現在はストーリー目的やネタ要素で語られることが多い発売日 1988/12/13東映 -
中国占星術ゲーム性はほぼ皆無、完全な占いソフト
中国の占星術をベースとした内容
入力項目:名前(4文字まで)、性別、生年月日(1900年~1999年まで対応)
最大登録人数:男女各5人(計10人まで)
生年月日の入力制限あり:20世紀生まれ限定(2000年問題未対応)
占える内容は以下の8項目
相性占い
結婚占い
金運占い
仕事占い
日運占い
月運占い
年運占い
性格占い
「イナカ度」や「エリート度」といったジョーク診断も存在
心理テスト風の占いもあり(例:キャベツ vs レタス)
スロット形式のミニゲーム占いも含まれている
信ぴょう性よりもネタ要素が強め
表示・操作はシンプルで、セレクトボタンで前の画面に戻る
データ登録で家族や友人の占いも可能
会話のネタ・パーティアイテムとして使えると一部で評価
全体的にテキトーな雰囲気が漂う
鑑定精度よりも「遊び」として楽しむ方向性
当時としてはそこそこの価格帯だが、内容に見合わないという声も
ユーザー評価は低く、Amazonレビューでは★2.0(4件中)
「信じるか信じないかはあなた次第」な典型的占いソフト
「全項目を占えばクリア」というゆるい条件あり
ファミコン時代の占いソフトの中では知名度は高め
名前の入力制限が厳しく、やや不便
「KABAちゃんとの相性」「和田アキ子との結婚相性」などネタで使われがち
現代ではコレクション・話題用としての価値が中心発売日 1988/11/29ジャレコ