コンシューマーゲーム大辞典

「アンクII ツタンカーメンの謎」は株式会社レイが開発したMac専用ゲーム
原作者は吉村作治教授で、エジプトの歴史がテーマ
1997年にセガサターンとPlayStationに移植された
ゲーム内ではツタンカーメンの墓を360度見渡せる新技術が使用されている
プレイヤーは博物館の展示物を探し、町の人から情報を集める
目的はツタンカーメン王の本当の墓を発見し、呪縛を解くこと
操作はカーソルで行い、視点変更や選択肢での決断が求められる
主人公は吉村作治教授に導かれエジプトへ渡る
旅の同行者としてルクソールの占い師やエジプト人男性がいる
物語には様々なキャラクター（占い師、ウェイター、老人、謎の女性など）が登場
占い師は未来を予言する
吉村作治教授はエジプトの知識を提供しサポートする
ゲームを通じて歴史に隠された謎に迫る体験ができる

POWER DoLLSは1994年に工画堂スタジオから発売された戦術シミュレーションゲームシリーズ。
舞台は未来の植民惑星オムニで、プレイヤーはロボット部隊「パワーローダー」を指揮する。
ゲームには全員美女・美少女のパイロットが登場し、シミュレーション内容は難易度が高い。
シリーズは第1世代（地球政府軍との戦い）と第2世代（サイフェルト共和国との戦い）に分かれる。
第1世代はオーソドックスな戦術級、第二世代はリアルタイム性と3D描画を取り入れている。
各作品で異なるゲームシステムや新しい視点が導入されている。
OVA化され、『POWER DoLLS -オムニ戦記2540-』や『POWER DoLLS Detachment of Limited Line Service プロジェクトα』が発売された。
プレイヤーは様々な任務（構造物の破壊、人質救出等）を遂行しなければならない。
物語の進行とともに新しい女性キャラクターが仲間になる要素がある。
『Web POWER DoLLS』は基本無料のオンラインSLGで、2011年から2014年までサービスされた。
第177特務大隊はオムニ軍の特殊部隊で、女性メンバーで構成されている。
主要なキャラクターには、ハーディ・ニューランド、ヤオ・フェイルン、セルマ・シェーレなどがいる。
各作品およびキャラクター固有のストーリーが描かれている。
脚本やデザインは多くのスタッフによって手掛けられている。
音声は人気声優が担当しており、キャラクターに深みを与えている。
軍事的な背景と女性キャラクターの活躍が特徴的なゲームシリーズ。
シリーズを通じて、リアルタイム戦術や新しいシステムが常に進化している。
プレイヤーの戦略と指揮能力が試されるゲームマグメント。

『ザ・マスターズ・ファイター』は、1997年にシネマサプライから発売された対戦型格闘ゲーム。
ゲームは韓国のUnico Electronics製の『Master’s Fury』をリメイクしたもの。
主人公タクヤは、道場再興のためアメリカに渡る。
タクヤの両親が謎の組織に殺されたことを知り、怒りを抱える。
タクヤの恋人ユイが組織に誘拐され、彼は復讐を決意する。
タクヤの親友ロン・ヴェイや祖父カン・ティ・コンも組織に乗り込む。
ゲームは4ボタン（移動、パンチ、キック）のシンプルな操作。
特殊技や必殺技を駆使して戦う要素がある。
言語設定が日本語と英語から選べる。
ウォッチモードでコンピュータ同士の対戦を観戦可能。
キャラクターの設定が豊富で、多様な格闘スタイルが特徴。
タクヤはテコンドーと我流柔術を用いる。
ロン・ヴェイはカンフー、カン・ティ・コンはティ・ジャウ神拳を使用。
ミシェールは特殊部隊の格闘術を持つキャラクター。
ビル・ガーデスは麻薬組織の一員で力任せの戦闘スタイル。
ストーリーには復讐や仲間の絆がテーマ。
2020年、Piko Interactiveが権利を取得した。
謎の薬「ハートビート」が物語の重要な要素となる。
ラスボスは改造人間T-660で、物語に深い関わりがある。
各キャラクターに個別の必殺技が設定されている。
ゲームは多彩なキャラクターでプレイヤーを魅了する。

『アインハンダー』は1997年11月20日にスクウェア（現：スクウェア・エニックス）から発売された横スクロールシューティングゲーム。
開発はスクウェア大阪開発部が担当。
ゲームのキャッチコピーは「撃って、奪って、ぶち壊せ」。
ゲーム名はドイツ語で「一本腕」を意味し、自機の特徴でもある。
自機には「ガンポッドマウント」という1本の腕があり、敵の兵装を奪い取ることができる。
使用可能な「ガンポッド」は数種類あり、ゲーム内での戦略的資源運用が求められる。
ゲームは難易度が高く、初見での敵攻撃が見切りにくいため評価が低かったが、再評価される要素が多い。
プレイ中の演出で「ハーフサイドビュー」が採用されている。
ゲームオーバー後の統計比較やギャラリーモード、隠し機体などのやり込み要素がある。
本作は家庭用シューティングゲームとしては多く出荷され、その後再発売も行われた。
2022年に宇宙開発の歴史を描いた展開がある物語が展開される。
『アインハンダー』のゲーム内には月と地球の戦争を題材にしたストーリーが含まれている。
セレーネという月の自治区とゾードム帝国という地球側の国家が戦争を繰り広げる。
第一次月戦争と第二次月戦争が発生し、両者の間で熾烈な争いが展開される。
ゾードム帝国は「ゾンネ教」を国教とし、文化的背景が描かれている。
音楽を担当した福井健一郎による多様な楽曲がゲーム内で使用され、場面に応じた演出がある。
3Dシューティングゲームとしての革新が見られ、プレイヤーは直感的な操作の中で戦略を練る必要がある。
ゲームの美術スタイルやストーリー展開が高く評価されている。
自機が持つ操作性やガンポッドによる多様な武装がプレイヤーに選択を求める。
ゲームは日本国外では限定的にしかリリースされず、北米版では一部仕様が変更された。
本作のサウンドトラックは後に再発売されている。

『アザーライフ アザードリームス』は1997年11月13日にコナミから発売されたPlayStation用のローグライクゲーム。
主人公のコウはトレジャーハンターの息子で、砂漠の町モンスバイアにある「魔物の塔」を探索する。
派生作として1999年に『アザーライフ アザードリームスGB』がゲームボーイカラーに移植された。
タワー探索での特徴は、使い魔のレベルが維持される点や、塔を出ると主人公のレベルは初期化される点。
使い魔の合成システムや属性相性、育成要素がある。
複数のイベントやキャラクターとの交流が可能だが、強制参加のイベントは存在しない。
ゲームの結末は存在せず、塔の最上階でのイベント後もゲームは再開。
使い魔はAIによる行動で、プレイヤーは行動を設定・指示可能。
ゲームシステムにおいての高低差と属性の影響が重要。
キャラクターには多様な性格があり、恋愛要素も含まれるが自由度が高い。
評価はPlayStation版が29点、ゲームボーイ版が24点。
音楽やデザインには著名なクリエイターが関与している。
特徴的な魔物の属性は火・水・風の3種。
融合によって特殊能力や見た目が影響される。
コウの父ガイはかつての冒険者で、行方不明。
母リースと妹ウェディが登場し、セーブやモンスター図鑑の役割を持つ。
各キャラクターとの関係は選択肢によって変わる。
ゲームにおける自由度は攻略本にも明記されている。
3Dから2Dへのグラフィック変更などがゲームボーイ版の特徴として存在。
開発にはコナミコンピュータエンタテインメント東京が関与。

『パズルボブル3』は1996年にタイトーからリリースされたアーケードゲーム。
シリーズ第3弾で、全30ステージ。
ゲームオーバーはボールがデッドラインを超えると発生。
壁と天井にバブルが跳ね返る新要素が追加。
支点ブロックが導入され、消すと周囲のバブルも消える。
対戦モードではキャラクター選択によりバブルの送り方が変わる。
登場キャラクターはバブルン、ボブルン、ムサシ、チンクル、スーパーソニックブラストマンなど。
各キャラクターには異なる特性や技がある。
ボスキャラクターにはデブルン（中ボス）やどらんく（最終ボス）がいる。
隠しキャラクターも存在（例: パヤパヤ、ピッチ、チャップ）。
セガサターン版として「Sトリビュート」シリーズとして復刻されることがある。
新キャラクターが多く登場し、ゲームプレイに新しい要素が加わっている。
ゲームは対戦や様々なミニゲームモードを含んでいる。
他のアーケードゲームをモチーフにしたキャラクターが登場する設定。
各キャラクターが持つバブルの色はランダムであり、多様な戦略を提供。
プレイスタイルに応じてキャラクター選択が戦局を左右する。
簡単な操作（8方向レバー、1ボタン）で遊べる。
ゲームの可視化やインターフェースが向上している。
プレイヤーは対戦相手にバブルを送り込むことでゲームが進行する。
エンディングに特殊なシナリオが用意されたキャラクターもいる。

『ナムコミュージアム』はナムコ（後のバンダイナムコエンターテインメント）のアーケードゲームを収録した家庭用ゲームソフトシリーズ。
シリーズは1995年に開始され、次世代機用のレトロゲーム復活ソフトとして評価された。
収録作品は『パックマン』や『ラリーX』を含む約50タイトル。
ゲームは「オリジナル」と「アレンジ」の2種類で提供されている。
インターフェースは3Dマップで、資料館のように構成されている。
各ゲームタイトル毎に専用の部屋がデザインされている。
情報コンテンツでは当時の貴重な資料やグッズが収録されている。
1995年当時はインターネットでの情報公開が限られていたため、貴重な情報源となっていた。
シリーズはPlayStationでVOL.1からVOL.5まで、各年にリリースされた。
各タイトルは特定のハードウェア（例：ネジコン）に対応しているものもある。
VOL.3以降は資料の閲覧機能が強化され、セーブデータも保存できるようになった。
ミュージアム形式のUIがバージョンごとに改善され、豪華になっている。
1997年には『ナムコミュージアムアンコール』が発売され、1980年代のゲームセンターを再現している。
シリーズ全体で100万本以上の売上を記録した。
近年ではWii UやNintendo Switch向けにもリリースされている。
名称はシリーズ開始10年以上前から存在し、その影響については明言されていない。
一部タイトルはアーケード版とPS版で挙動が異なる箇所がある。
シリーズは定期的に新作がリリースされており、過去の人気作品が再びプレイ可能となっている。
『ナムコミュージアム』はファンにとって重要なレトロゲームの情報源である。

『こみゅにてぃぽむ』はPlayStation用のアクションRPG。
フィルインカフェから発売された。
後にファミリーソフトが『こみゅにてぃぽむ ～思い出を抱きしめて～』というタイトルで再販。
2011年3月9日にオペラハウスよりゲームアーカイブスで配信。
PlayStation Storeにて最新情報が発表された。
1200円のプライスダウンや体験版配信について言及。

ゲームタイトル: 『イバラード 〜ラピュタの孵る街〜』
発売日: 1997年10月16日
対応機種: プレイステーション
制作会社: テレビ朝日/システムサコム
主人公: 架空の世界イバラードに迷い込んだ少年
目的: 空の浮島ラピュタの羽化した抜け殻を手に入れること
冒険: 4つの鉱石を集める
舞台: 自然破壊が進んだ近未来の街
主人公の特徴: 植物栽培を好む少年
特徴的なアイテム: 本の中の人物たち
ゲームスタイル: 3DCGの一人称視点
ライフ: プレイヤーキャラにライフが設定されている
戦闘: 攻撃を受けるとライフが減少
回復アイテム: ステージ内に配置
ゲーム操作: ジャンプやアイテムを使ったアクション
ゴール: 大抵は市電の停留所
エンディングの変化: 最後の敵への対処方法で変わる
主なキャラクターの声優: 森久保祥太郎、林原めぐみ、坂口大助など
特徴: 個性的な仲間たちと協力しながら探検
テーマ: 冒険と帰還の物語

『スペクトラルフォース』は1997年にアイディアファクトリーが発売したPlayStation用のシミュレーションRPG。
プレイヤーは40国の君主からキャラクターを選び、大陸統一を目指す。
1998年にWindows移植版『アイラ降臨』が登場し、戦闘システムが新規に作られた。
続編や関連作品が多数リリースされ、2006年には携帯電話アプリも配信された。
主要キャラクターには、ヒロ（大魔王の娘）やシフォン（人間の勇者）などがいる。
通貨の種類は劣鬼、家畜、金、宝玉の4種類で、国によって異なる。
戦略的な要素が強く、プレイヤーの選択によってストーリーや難易度が変わる。
ゲームは月ごとの内政コマンドを実行し、戦略を立てて進める。
雑誌レビューではグラフィックやゲーム性が評価される一方で、初心者に優しいが物足りないとの意見もあった。
シリーズの顔であるヒロは多くの作品に登場し、人気キャラクターとして知られている。
複数の続編（例：『スペクトラルフォース2』や『スペクトラルフォース3』）が展開され、ゲームの深みが増している。
作品ごとに新しいキャラクターが加わり、ストーリーも広がっている。
シリーズは、ファンタジー要素を取り入れた国盗りシミュレーションとしての魅力がある。

『ムーンライトシンドローム』は1997年にヒューマンから発売されたPS用ゲーム。
前作『トワイライトシンドローム』の続編で、パラレルワールドを描いている。
本作は本格的なサイコホラーであり、狂気がテーマ。
主要キャラクターは、岸井ミカが主人公として登場。
一部設定や登場人物は前作から引き継がれている。
セリフや内容が難解で、ストーリーの解釈が困難。
プレイヤーの選択によってストーリーが分岐しない。
ゲームの構成は会話とビジュアルカット、ムービーで横スクロール形式。
人間の深層での狂気を描いた恐怖の体験を提供。
舞台設定は雛代町で、近代化が進む一方で不穏な気配が漂う。
登場人物はそれぞれ独自のバックグラウンドを持ち、複雑な人間関係が展開される。
裏設定にはゾロアスター教の神話が存在。
声優が起用され、個性がキャラクターに反映されている。
制作は須田剛一が監督・脚本を担当し、初期衝動と反動を大切にした。
評価は「ファミ通」で総合26点、読者投票では20.4点。
サウンドトラックやクリエイティブに多くのスタッフが関与。
ホラー要素は心霊現象から狂気にシフト。
複数のキャラクターがそれぞれの視点で物語を展開。
特異な心理描写や感情の表現が特徴的。
電波系の難解さからストーリーへの消化不良感を抱くプレイヤーも存在。

『ウイニングポスト2』は1995年3月18日に光栄からスーパーファミコン用として発売。
シリーズ第2作目で、競走馬育成を目的とし、30年でG1レースを全制覇するのが目標。
グラフィックが前作より向上し、開催レースが倍増。
開発は光栄、プロデューサーはシブサワ・コウ。
音楽はタケカワユキヒデ、楠瀬誠志郎等が担当。
国内家庭用ゲーム機版が先に発売された珍しいケース。
後にPC版『ウイニングポスト2 Plus』や『プログラム’96』『ファイナル’97』が発売。
競走馬生産は両親の能力が重要で、ユーザーの声を受けて生産システムが改善。
スーパーホース（SH）やSSHが登場し、ライバルとなる。
地方競馬や海外レースも出走可能に。
複数の新人騎手と秘書が登場し、ゲーム内での人間関係が重視される。
プレイヤー実年齢がプレイに影響するシステムが導入され、賛否を呼ぶ。
ゲームシステムは多くの評価を得て、特に人間関係や競馬用語辞典が好評とされる。
グラフィックや処理速度に関しては批判もある。
各プラットフォーム（スーパーファミコン、PlayStation、セガサターン等）で異なる評価を受けた。
秘書のキャラクターや月給の設定が詳細に描かれている。
使用キャラクターや馬名は公募に基づいている。
複数のゲームモードやイベントがある（例：シュンライイベント）。
ゲームのオープニンググラフィックはシュンライイベントの概要を示す内容。
イメージソングは「香水工場」「永遠の少年」などがあり、音楽面でも評価される。

『大航海時代外伝』は1997年にコーエーから発売されたシミュレーションゲーム。
ゲームシステムは『大航海時代II』をベースにしている。
主人公は2人に減少したが、シナリオの充実度は向上。
BGMは主に『II』のアレンジ版、いくつかの新曲追加。
対応機種はセガサターン、PlayStation、Windows。
2005年に『太閤立志伝III』とのツインキャンペーンが発売。
測量アイテムは六分儀に統一され、技能が改善。
ジャコブの苗字がアルムケルに変更。
士爵になるための名声要件が増加、海賊特有の階級追加。
主人公専用アイテム、会計・交渉の技能習得可能。
航海士候補や性格パターンの追加、イタリアの国力強化。
明の鎖国により中国港の入港制限。
鉄甲船やラ・レアルの耐波性が撤廃。
大砲の種類が追加され、一騎討ちのカードにも変更点。
壊血病の発生条件が変更し、航海日数に影響を受ける。
主要キャラとしてミランダとサルヴァドルが選択できる。
キャラクター同士の関係性がストーリーに影響。
多彩な登場人物とストーリーの展開が特徴。
ミランダはイタリアの商人の娘、サルヴァドルは海賊王の息子。
船や仲間の役割がゲームプレイに影響。

『Final Doom』はTeamTNTが1996年に開発したファーストパーソン・シューティングゲーム。
『Doom II：Hell on Earth』の武器、アイテム、モンスターを使用。
2つのシナリオ「TNT：Evilution」と「Plutonia Experiment」で構成される。
PC版の難易度はDoom IIより高いとされている。
プレイステーション版はPC版との全体的な難易度が低下している。
PS版にはFinal DoomとMaster Levels for Doom IIのステージが収録されている。
ステージ数はPC版の64から30に削減。
ゲームの難易度や敵が一部削除されたことでプレイヤーに優しい設定。
音楽はTNT：Evilutionが新しいサウンドトラック、Plutonia Experimentは既存の曲を使用。
ステージレイアウトは簡素化され、フレームレートは低下。
2種類の通信対戦オプションが存在。
「TNT：Evilution」では、UACが次元ゲートウェイ技術を研究。
「Plutonia Experiment」では、地獄の侵略への対策を試みる。
ゲーム内の主人公は無名のスペースマリーン。
難易度について、プルトニアはハードな挑戦として設計された。
ゲームの批評には賛否があり、新しい敵や武器は追加されていないとの意見も。
いくつかのレビューは新しいステージのデザインを評価。
開発経緯として、TeamTNTの活動がプロジェクトに結びついた。
ダリオ・カザーリは難易度向上のためにステージを調整した。
ゲームエンジンは時代遅れと考えられている。

『ファイナルファンタジーVII』（FFVII）は1997年に日本で発売されたコンピュータRPG。
日本国内で328万本、全世界で980万本以上の出荷数を記録した。
PS1初の3Dポリゴン作品として、ゲーム制作手法に影響を与えた。
「マテリアシステム」を搭載し、キャラクターアビリティの自由度を高めた。
ストーリーは、巨大企業神羅カンパニーとその支配に反抗するアバランチの戦いを描く。
主人公のクラウド・ストライフは、神羅の元部隊員である。
物語においてエアリス、ティファ、バレットなどの様々な仲間が登場。
ヒロインエアリスは物語の中で悲劇的な運命を辿る。
実際のゲーム内にミニゲームやサブクエストが多数存在。
ゲームシステムにオリジナルな要素を加え、ATB（アクティブ・タイム・バトル）を採用。
2020年にFFVIIのフルリメイク版が発売された。
ボックスアートが白いジャケットに変更され、デザインが一新された。
専用武器やアイテムに「マテリア」があり、装備によって能力が変化する。
大規模テロリスト集団アバランチの活動が物語の中心テーマ。
作品は多数のスピンオフや映画（例：アドベントチルドレン）を生んでいる。
売上や影響力からFFVIIシリーズはファイナルファンタジーの中でも特に高く評価されている。
本作の成功により、コンビニでの販売形態が確立された。
複数の続編が発表され、COMPILATION of FINAL FANTASY VIIという市場を形成した。
機械文明と自然環境の対立を描く独特な世界観が特徴。
キャラクターや物語は深い背景を持ち、アニメや他のメディアでも続編を持つ。

『くるみミラクル』は1997年にバンプレストから発売されたPlayStation用ゲーム。
魔法少女のくるみを育成するシミュレーションゲーム。
プレイヤーは100日間、グラニュー島でくるみを育てる。
島の住民との会話でイベントが発生し、くるみのパラメータが変化する。
パラメータの変化により成長の仕方や将来が変わる。
くるみの将来は30種類以上の選択肢がある。
くるみは明るい性格で、わがままな一面を持つ。
両親に甘やかされ育ち、魔法の才能があるが半人前。
ライバルのアリサはくるみより優れた魔法少女。
アヤメはオカルトに精通し、使いこなすことができる。
ステラは科学万能主義者で魔法が嫌い。
アプルは宿屋を営む女性で、娘がいる。
ナギサは漁業を営むオーシャンの一人娘。
コーラルはくるみが移住した村の長。
フローネは食料品店で働く女性。
ミモザは夜の食堂の経営者で優しく接してくれる。
レシピは食堂のウェイトレスで、コックのいとこ。

『タクティクスオウガ』は1995年に日本のクエストから発売されたSFC用シミュレーションRPG。
略称は『タクティクス』や『TO』。
作品は民族紛争をテーマにしたストーリー展開で、シナリオが分岐する特徴を持つ。
初のリリースはスーパーファミコンで、その後セガサターンやPlayStationに移植された。
追加リメイク作品としてPSP版『運命の輪』（2010年）と、2022年の『リボーン』がある。
主人公デニムの視点からウォルスタ人、ガルガスタン人、バクラムの民族対立が描かれる。
マルチストーリー・マルチエンディングを採用。
戦闘はクォータービュー方式で、最大10人の部隊を操作する。
開発は松野泰己が代表を務め、サウンドも岩田匡治と崎元仁が担当。
ゲーム内での戦闘や選択肢によって忠誠度が変動し、ユニットが離反することもある。
各ユニットはエレメントやアラインメントを持ち、戦術に影響を与える。
ウェイトターンシステムにより、各ユニットが行動する際に戦略的な選択が求められる。
ゲーム内のアイテムは197種存在し、武器や防具の種類も豊富。
魔法は6系統あり、ユニットのMPを消費して使用する。
エクストラステージ「死者の宮殿」では非常に高い難易度の挑戦が可能。
各リメイク版ではグラフィックやサウンドなどが強化された。
作品は、ユーゴスラビア紛争にインスパイアされたストーリーを持つ。
各民族の対立や内乱が詳細に描写され、プレイヤーの選択が物語に大きな影響を与える。
キャラクターメイキングや戦闘システムは多様性があり、戦略が求められる。
シリーズ全体としてファイナルファンタジータクティクスなども関与したクリエイターに知られる。