お知らせ
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2024.03.18
駿河屋価格について
駿河屋の価格は不定期に収集したデータで販売価格、売り切れの場合は買取価格を記載しています。
Latest Update
最新更新日:2024/12/08
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TOYS DREAM基本情報:
発売日: 1998年11月26日。
開発/発売: KSS。
機種: プレイステーション。
ジャンル: 発明シミュレーション。
ストーリー:
戦災孤児の4人(マックス、ミオ、ベレッタ、ピート)が、育ての親だった教授の莫大な借金返済を目指す。
目的は教授の研究所や資料を守ること。
ゲームシステム:
素材収集、アイテム作成、依頼解決を繰り返してゲームを進める。
探索で行動範囲を広げる要素あり。
アイテム作成:
素材とレシピを基にアイテムを作成。
複雑な工程を経ることで高度なアイテムも作れる(例: テレビ製作には多段階の素材と工程が必要)。
キャラクターシステム:
主人公4人はそれぞれ得意分野が異なる。
キャラクターごとにエンディングが存在(ED条件は優先順位があり、注意が必要)。
移動と進行:
マップ上で各キャラクターが個別に行動。
移動手段(自転車や車)を作成すれば効率的に素材を運べる。
依頼システム:
各地で依頼を受け、それに応じたアイテムを作成して報酬を得る。
依頼は成功・失敗に関わらず再発生しない。
アイテムの種類:
合成可能なアイテムは500種類以上。
機械系、工芸品系、電気系など10種類の系統に分かれる。
進行テンポ:
余計なシステムを排除してテンポ良く進行。
「収集→発明」のサイクルが短く、飽きにくい構造。
中毒性:
作成できるアイテムが次々増える仕組みでプレイヤーを引き込む。
効率的な計画と実行が楽しい。
難点:
アイテム管理が煩雑で必要な材料を把握するのが難しい。
シナリオ進行は淡々としており、抑揚に欠ける。
エンディング問題:
ED条件に優先順位があり、狙ったEDを見るには下調べが必要。
全員のその後を描く統一EDがあればより良かった。
システム・UIの欠点:
テキストスキップなし、名前変更不可。
操作性は良いが一部の情報が不親切。
戦闘なし:
戦闘要素がなく、クラフト要素に集中できる。
アトリエシリーズのバトルが面倒な人におすすめ。
世界観と設定:
19世紀末の産業革命風のスチームパンク設定。
ゲーム中のアイテムは実際に存在するものが多く、親しみやすい。
グラフィックと雰囲気:
ドット絵の可愛らしい雰囲気。
BGMやデザインが産業革命時代の雰囲気をよく再現。
テンポ重視:
イベントは短く、サクサク進行。
過剰な演出がなく快適。
ゲーム進行の流れ:
借金返済額に応じてストーリーが進む。
新しい地域や素材が解放され、行動範囲が広がる。
目的の明確さ:
借金完済が最終目標。
商売や発明を進める実感が強い。
アーカイブス版配信:
PSアーカイブスで配信中(約600円)。
携帯機向けに適したゲーム性。
評価:
地味ながら丁寧に作られた佳作。
アイテム作成SLGが好きな人におすすめ。発売日 1998/11/26ケイエスエス -
球転界基本情報:
発売日: PS版1995年3月31日、SS版1995年8月25日。
開発/発売: テクノソフト。
ジャンル: ピンボール。
価格: 5,800円。
特徴:
コミカルなファンタジー世界観。
リアル路線とは異なる派手で非現実的なピンボール設計。
キャラクター:
主人公キャラ: ソードシールド(剣士)、結城となえ(魔法使い)、ミドらん(竜人)。
キャラごとに異なる特性(攻撃力/スコア倍率の変化)。
ゲーム内容:
フィールドは「天空界」「地上界」「魔界」の3層構成。
四天王(ハーピー、ウサ子、サキュバス、サタン)を倒して最終ボスに挑む。
ゲームシステム:
ボール速度を「スロー」または「ファースト」から選択可能。
フリッパー操作や台揺らしでボールを操作。
パスワードとセーブ機能で進行状況を保存可能。
ボーナスステージ:
各四天王ごとに個性的な専用ボーナスフィールド。
成功/失敗問わずメインフィールドに戻れる仕様。
最終目標:
四天王撃破後、最終ステージで魔王ボールビンを倒す。
操作性:
十字キーやボタンでフリッパー操作。
台揺らし機能あり、やりすぎると「ティルト」ペナルティで操作不能。
音楽:
テクノソフトの九十九百太郎氏による高品質なBGM。
キャラごとに専用BGMが用意され、新鮮なプレイ感を提供。
グラフィック:
丁寧なドット絵だが、32bit機としてはややチープ。
派手な演出で非リアルなピンボール体験を実現。
評価点:
簡単明快なルール。
四天王撃破や最終ステージなど明確な目標がある。
可愛らしいデザインとコミカルな雰囲気。
問題点:
メインフィールドが1つしかなくボリューム不足。
ボール挙動が激しく、慣れないと理不尽に感じる。
ローディングが長い箇所がありテンポを損なう。
四天王のステージ例:
ハーピー: 部屋を破壊する爽快感重視のステージ。
サタン: サッカーPK戦で勝負。
サキュバス: 9匹をボールで落とすシンプルなステージ。
ウサ子: 木登りを阻止するアクション。
対象層:
ピンボール初心者やカジュアルゲーマー向け。
子供から大人まで楽しめる明るい雰囲気。
競合比較:
ナグザットのクラッシュピンボールシリーズに似た要素。
リアルなピンボールとは異なり、ゲームらしい演出を重視。
セーブとパスワード:
セーブ/パスワードで中断・再開が容易。
長時間プレイが不要で気軽に遊べる。
キャラ特性詳細:
ソードシールド: 青いボールで攻撃力3倍。
結城となえ: 赤いボールでスコア3倍。
ミドらん: 緑のボールで攻撃/スコア1.5倍。
リリース背景:
PS初のピンボールゲームとして発売。
メガドライブ版『デビルクラッシュMD』開発経験を活用。
プレイ環境:
PS版はゲームアーカイブスで配信中。
SS版は中古市場で価格が高騰。
総評:
コミカルな演出や音楽の良さが光る佳作。
ボリューム不足や挙動の癖はあるが、手軽に楽しめるピンボールゲーム。発売日 1995/3/31テクノソフト -
仮面ライダーV3発売情報:
発売日:2000年9月14日。
開発:KAZe。
販売元:バンダイ。
定価:通常版5,800円、廉価版2,800円。
ジャンル:
3D格闘ゲーム+キャラゲー。
ゲームの特徴:
前作の「仮面ライダー」からキャラゲー要素を強化。
簡単操作で必殺技を出せる「必殺技ボタン」搭載。
登場キャラクター:
使用可能キャラ数は31人。
主要キャラ:V3、1号、2号、ライダーマン、立花藤兵衛、珠純子など。
人気怪人も登場するが、一部は未収録。
ゲームモード:
「ストーリーモード」「アーケードモード」「特訓モード」「デジタルカードモード」など多彩。
ストーリーモード:
V3のストーリーを中心に、1号・2号・ライダーマンの特別編も収録。
エピソードや次回予告が原作を忠実に再現。
隠し要素:
「V3特別編」や追加キャラを含む多くの隠し要素が存在。
ライダーメダルを累計400枚集めると全モード解放。
デジタルカードモード:
ライダーメダルを集めてガチャ形式でカードを収集。
コンプには大量のガチャプレイが必要。
良い点:
原作再現度が高い。
隠し要素が豊富。
操作性が良く、必殺技が簡単に出せる。
新規録音の音声、声優陣の演技が魅力。
悪い点:
難易度が高く、子どもには辛い。
一部キャラバランスが悪い。
カード収集が作業的になる。
戦闘システム:
打ち上げコンボが中心。
変身システムが搭載され、戦略的要素を追加。
変身システム:
任意のタイミングで変身可能。
変身中は攻撃力・防御力が強化される。
原作ファン向けの要素:
原作に忠実な必殺技やエピソード。
「ブイスリャア!」の変身音声再現。
キャラゲーとしての評価:
仮面ライダーのゲームとして高い完成度。
昭和ライダーファンにとっては必見。
登場キャラの偏り:
人気怪人が未登場(例:イカファイヤ、カメレオン)。
ライダーや変身可能キャラが優先的に収録。
隠しキャラ:
特訓モードで条件をクリアすると解放。
珠純子やおやっさんも使用可能。
ゲームの進行:
難易度が高く、攻略には練習が必要。
ハメ技や作業的プレイが発生する場面も。
独自モード:
「戦闘員モード」「黄昏の特訓モード」「サバイバルモード」などの遊び心あふれるモード。
音楽と演出:
オープニングや次回予告の再現度が高い。
原作の雰囲気を忠実に再現。
カード収集:
成績に応じたメダルでカードをガチャ形式で獲得。
被りが多く、コンプに時間がかかる。
ファンの楽しみ:
原作の名シーンをゲーム内で再現。
ライダー各キャラの個別エンディングあり。
ゲームバランス:
ボタン一つでコンボがつながる手軽さ。
上級者向けの戦闘難易度。
グラフィック:
PS1としては高クオリティ。
原作を再現したムービーが豊富。
プレイ感想:
爽快感のある戦闘。
特定キャラで遊ぶ際の楽しさが際立つ。
弱点:
一部キャラや技の再現が不完全。
隠し要素を解放するための労力が多い。
ユーザー層:
仮面ライダーファン向け。
初心者には少し難しいが慣れると楽しい。
使用キャラの特徴:
おやっさんのユニークな特訓モードが話題。
V3キリモミ反転キックなどの必殺技演出が魅力。
総合評価:
原作愛が伝わる完成度の高いキャラゲー。
ファンであればぜひプレイしたい作品。発売日 2000/9/14バンダイ -
NOON発売情報:
発売日:1998年1月29日。
対応機種:PS、セガサターン、Windows 95。
発売元:マイクロキャビン。
定価:4,800円。
ジャンル:
対戦アクションパズルゲーム。
基本ルール:
「NOON」と呼ばれる宝石を3つ以上揃えて消す。
揃えたNOONを消すと相手の陣地に「お邪魔NOON」が発生。
お邪魔NOONで相手の陣地を埋め尽くし、10カウント取れば勝利。
ゲームの流れ:
時間経過でフィールドにNOONが出現。
各プレイヤーには10マスの陣地が割り当てられる。
「お邪魔NOON」は挟んだり必殺技で消去可能。
必殺技:
レインボーNOON変化やフィールド全体をお邪魔NOONにするなど多彩。
発動にはゲージが必要で、一発逆転可能。
操作方法:
A・Cボタンでアクション、Bボタンで必殺技。
NOONを掴んで投げる、相手プレイヤーを攻撃することも可能。
プレイモード:
ストーリーモード:6人のキャラそれぞれの物語を楽しめる。
VSモード:最大4人プレイ可能。
コンセプト:
ボンバーマン風の対戦型パズル。
パズルとアクション要素が融合。
長所:
シンプルな操作で遊べる。
対人戦で盛り上がる設計。
練習モードでルールを学べる。
短所:
操作レスポンスが悪く、移動がもたつく。
斜め移動ができずストレスを感じる。
壁際での操作ミスがリカバリー不可。
対CPU戦の問題:
一部CPUキャラの必殺技がチート級でゲームバランス崩壊。
瞬時に有利を覆されるため、ストレスを感じやすい。
対人戦の魅力:
CPU戦に比べてバランスが良い。
ワイワイ楽しむ場に適している。
キャラクター:
6人の主人公が登場し、それぞれに異なるストーリーや能力がある。
評価ポイント:
アクションとパズルの融合が新鮮。
必殺技のインパクトが大きい。
改善点:
操作レスポンスの改良が求められる。
一人プレイ時のCPUバランス調整不足。
価格感:
定価では高価だが、中古では安価で購入可能。
レビューの反応:
対人戦では「面白い」「良作」と評価。
一人プレイは「バランスが最悪」「チートCPUでストレス」。
ゲーム性の特徴:
相手プレイヤーへの攻撃が可能。
レインボーNOONによる戦略性。
操作のシンプルさ:
ボタン3つでプレイ可能。
初心者にも優しい設計。
残念な点:
総じてCPU戦の不公平さが不評。
類似ゲーム:
ボンバーマン+ペンゴのようなゲーム性。
リリース背景:
マイクロキャビンによるユニークな試みの一環。
視覚効果:
NOONを消したときの視覚効果が楽しい。
一発逆転の要素:
必殺技が試合の流れを劇的に変える。
ストーリー演出:
キャラごとのボス戦やシナリオがある。
技術的課題:
処理落ちはないが操作のもたつきが問題。
ゲームバランス:
対人戦でのバランスは良好。
総合評価:
対人戦向けのゲームとしては高評価。
一人プレイには課題が多い。
プレイ感想:
暇つぶしや友人とのパーティーゲーム向け。
長時間の一人プレイには向かない。
結論:
対戦プレイで盛り上がる、対人向けアクションパズルゲーム。発売日 1998/1/29マイクロキャビン -
あすか120%スペシャルBURNING Fest発売情報:1996年3月29日、ファミリーソフトよりPS版が発売。
ジャンル:2D対戦格闘ゲーム。
操作方法:
八方向レバー+小、中、大攻撃の3ボタン式。
セミオートガードを採用し、ニュートラル時に自動防御。
システムの特徴:
相殺、ガードキャンセル、ジャンプキャンセル、二段ジャンプ。
特徴的な「避け」や「オートガード」機能あり。
ストーリー:部活動の予算争奪を目的にした「メガファイトトーナメント」が舞台。
キャラクター:
化学部代表「本田飛鳥」を含む、部活動の代表が登場。
6人のキャラクターから選択可能。
攻防システム:
相殺による技の無効化。
カウンターアタックやガードキャンセルで反撃可能。
移植の歴史:
FM-TOWNS初出。
PCエンジンやセガサターンなどにも移植。
PS版の特徴:
初期版とバランス調整版(Ver2)が存在。
Ver2はロード時間短縮や空中コンボの改良が加えられている。
初心者にも配慮:
簡単なコマンド入力。
攻撃ボタン連打でチェーンコンボ可能。
バーニングゲージ:
超必殺技やバーニングモード(120%)で発動。
ストーリーモード:5人を倒して優勝を目指す。
爽快感:エリアルコンボや派手な必殺技が魅力。
バランス調整:
Ver2では技性能の改善やシステム調整が行われた。
評価ポイント:
技の演出がかっこよく、コマンド受付やレスポンスが良好。
操作性:
直感的な操作で楽しめる。
叩きつけや受け身システムが特徴的。
初心者から上級者まで対応:
シンプル操作で遊びやすい一方、奥深い戦略が求められる。
対戦バランス:
攻撃、防御、回避の三つ巴の読み合いが楽しい。
ドット絵の評価:
他の格闘ゲームと比較すると粗めだが、キャラデザインの魅力が補完。
キャラ追加と進化:
続編でキャラが増加し、システムが強化。
中古市場:Ver1とVer2が混在、中古購入時の注意が必要。
ゲームアーカイブス:
Ver2が配信中で、PS3やPSPでプレイ可能。
技術的な革新:
コマンドジャンプや相殺システムが新鮮。
爽快なコンボ:連続技が豊富で、エリアルフィニッシュが爽快。
熱い戦略性:
攻防の駆け引きが深く、初心者も上級者も楽しめる。
一部仕様の独自性:
避けが強力だが、対策として投げや読み合いが重要。
ゲームの背景:
美少女キャラを使った「ゆるふわ」だが戦術性が高い。
当時の評価:
3D格闘ゲームが主流の時代に埋もれがちだったが、コアなファンに支持。
プレイヤーコミュニティ:
現在も対戦会やイベントが開催され、根強い人気。
総評:
美少女格闘ゲームの皮をかぶった戦略的な格闘ゲームとして評価が高い。発売日 1996/3/29ファミリーソフト -
セイバーマリオネットJ BATTLE SABERS発売情報:1997年3月28日発売、バンダイより販売。
ジャンル:3D格闘ゲーム。
原作:アニメ『セイバーマリオネットJ』を題材としたキャラクターゲーム。
システム概要:
必殺技発動の「乙女回路」システムを搭載。
戦闘前に選択する「パーツチェンジ」で能力補正可能。
プレイ人数:1~2人。
セーブ機能:非対応。
キャラクター:
原作キャラクター6人(ライム、チェリー、ブラッドベリー、ティーゲル、ルクス、パンター)。
ゲームオリジナルキャラクター(アップル)。
ボスキャラクター(梅幸、玉三郎)。
グラフィック:時代相応の粗さがあり、関節や表情の描写が簡素。
操作性:
ラジコン操作に近く、コマンド入力がシビア。
初心者には難しいが、ワンボタンで必殺技を発動可能。
ゲームバランス:一部の飛び道具系必殺技が強力でバランスに偏りあり。
ゲームスピード:全体的にゆったりしており、閉塞感を感じる。
カメラワーク:固定視点でダイナミックさに欠ける。
コンボシステム:連携やキャンセルの概念が乏しい。
キャラモーション:キャラ間で共通の動作が多く個性に欠ける。
超必殺技:乙女回路のゲージが溜まると発動可能だが、性能にばらつきあり。
ストーリー:間宮小樽の一日デート権を巡る争いが中心。
原作ファン向け要素:
アニメのノンテロップOPムービーを収録。
初回限定版にフィギュアやイラストジャケットが付属。
評価ポイント:
声優陣によるボイスが豪華。
原作の雰囲気はある程度再現されている。
欠点:
キャラクター選択時の演出や掛け合いが乏しい。
イラストの再現度が低い。
戦闘システムが地味で単調。
ボーナス要素:隠しキャラの解放や超必殺技の入力方法が存在。
ファン向け特典:初回限定版の「DOKIDOKI乙女箱」に付属品あり。
キャラクターごとの性能:
ライム:高機動型で強キャラ。
チェリー:待ちキャラタイプでややリーチ不足。
ブラッドベリー:投げキャラでパワフル。
アップル:カウンターキャラだが性能が低め。
ボスキャラクター:
梅幸:ブレード技が優秀。
玉三郎:薙刀の通常技が強力。
ゲームバランス:
乙女回路の発動に硬直があり、状況次第で使いにくい。
飛び道具技の使い勝手に差がある。
格闘ゲームとしての評価:他の格闘ゲームと比べ完成度が低い。
総合評価:
原作ファン向けのキャラクターゲームとしては楽しめるが、格ゲーとしては難あり。
対象層:
『セイバーマリオネットJ』ファン。
キャラクターグッズとして収集したい人向け。
操作体験:
PS1時代の格闘ゲームを経験していれば慣れやすい。
初心者には習得が難しい。
再プレイ性:
原作ファンには懐かしさを感じられるが、格ゲーとしての深みは少ない。
総括:キャラ愛で楽しむタイトルであり、格闘ゲームとしては物足りなさが目立つ作品。発売日 1997/3/28バンダイ -
デビルマン発売日とメーカー:2000年4月13日、バンダイより発売。
ジャンル:アクションアドベンチャー。
原作:永井豪の漫画『デビルマン』を基にしたゲーム。
ストーリー構成:前半は不動明編(逃げ中心)、後半はデビルマン編(戦闘中心)。
雰囲気:ダークでホラー的な世界観を再現。
操作性:初期バイオハザード風のラジコン操作、難易度高め。
難易度:イージーモードでも辛く、初見クリアは困難。
グラフィック:当時のPSソフトとしても粗めで評価は低い。
逃げ要素:前半では不動明が無力で、巨大な蜘蛛女などから逃げ回る必要がある。
戦闘要素:後半はデビルマンとして戦えるが、操作性や敵の強さが厳しい。
音に反応する敵:蜘蛛女のように聴覚で反応する敵が登場。
アクション性:ジャンプやステップ、走る際にスタミナゲージが消耗。
ホラー演出:追いかけられる緊張感がゲームの中心。
ストーリー進行:原作を部分的に再現しつつ、オリジナル展開も追加。
登場キャラクター:ジンメン、サイコジェニー、ザン、ゲルマーなどが登場。
シレーヌ:隠しキャラ扱いで、条件を満たさないと登場しない。
ラスボス:ゲームオリジナルのデーモンが登場。
評価:デビルマンの再現度は高いが、ゲーム性が低く評価されがち。
クリア特典:アニメ版デビルマンを基にしたモードが解放される。
欠点:操作性の悪さ、カメラワークの不便さ、戦闘バランスの崩壊。
オープニングムービー:高評価されるが、ゲーム内容とのギャップが大きい。
不完全な終わり:ストーリーが途中で終了し、物足りない展開。
サバイバル要素:前半の逃走シーンで攻略が難しく感じられる。
難易度調整の失敗:敵の強さや操作性の問題がストレス要因に。
リメイク期待:ゲーム素材のポテンシャルが高いと評価される。
原作ファン向け:原作愛の強い人には楽しめる部分が多い。
ホラー的魅力:逃げる恐怖と逆転のカタルシスが味わえる。
対象プレイヤー:デビルマンファンやホラーゲーム好き、挑戦を楽しむ人向け。
総評:デビルマンの雰囲気や再現度は良好だが、ゲームとしての完成度は低い。発売日 2000/4/13バンダイ -
デビルマンゲーム概要: 永井豪原作の漫画『デビルマン』を基にしたファミコン用横スクロールアクション+アドベンチャーゲーム。
発売日: 1989年4月25日、ナムコから発売。
ストーリー: 不動明が悪魔アモンと合体してデビルマンとなり、人類と悪魔の戦いに巻き込まれる。
ジャンル: アクションとアドベンチャーが融合。横スクロールアクションのほか、キャラクターと会話や探索が重要。
形態変化: 主人公は「不動明」「デビルマン」「巨大デビルマン」の3形態に変身可能。
変身システム: 生身の不動明で敵を殴ると「IKARIゲージ」が溜まり、デビルマンに変身可能。
ゲーム進行: 不動明の状態では人間と会話可能。デビルマンでは敵を倒せるが、人間から怖がられる。
キャラクターチェンジ: 状況に応じて、牧村美樹や不良などのキャラクターを操作可能。
HELPシステム: 助けを求める人間を救うことで「HUMANゲージ」を維持。無視しすぎるとゲームオーバーに。
探索要素: 広いマップでの探索が必要。ダンジョンは迷いやすく、マップの作成が推奨される。
エンディング: フラグの立て方次第で3種類のエンディング(バッドエンド、原作エンド、オリジナルエンド)が用意されている。
バッドエンド条件: 必須イベントをスキップすると人類滅亡エンドになる。
原作エンド: サタン(飛鳥了)に敗北すると原作に準じた結末となる。
オリジナルエンド: サタンに勝利するとデビルマンが神々に対峙する独自のエンディングになる。
敵キャラクター: シレーヌやジンメンなど、原作に登場する悪魔がボスとして登場。
ジンメン戦: ジンメンは甲羅の表現が省略され、独特な戦闘スタイルに変更。
ゼノン戦: 巨大な敵だが戦闘自体は単調。炎を避けながら攻撃するのみ。
ラスボス戦: 最終ボスはサタンで、宇宙での戦闘が展開。波動拳が有効。
ボス攻略: シンプルな戦術が多く、タイミングを見極める必要あり。
レスポンスの悪さ: 動きがもっさりしており、操作感にやや不満あり。
BGM: おどろおどろしい音楽が全編に渡って流れる。
セーブ方法: パスワードシステムが採用されているが、ひらがな・カタカナ混在で入力しにくい。
アクション要素: 主にジャンプ、パンチ、波動拳などの攻撃が使用可能。
原作再現度: 原作の物語やエピソードを可能な限り再現している。
ADV要素: 特定のキャラと会話することで進行。情報収集がゲームの鍵。
難易度: ゲーム進行には攻略情報が必要になる場面も多い。
評価: クソゲー扱いされがちだが、原作ファンには楽しめる部分も多い。
特徴: ファミコンの容量を最大限活用した作品だが、全体的にスピード感が不足。
ファン向け: 原作を知っているとより楽しめるが、知らないと分かりにくい点が多い。
総評: 原作再現とオリジナル要素を盛り込んだ意欲作だが、システムや操作感に難あり。発売日 1989/4/25ナムコ -
シヴィライゼーション2ジャンル:リアル文明シミュレーションゲーム。
販売元:ヒューマン(プレイステーション版)。
発売日:1998年12月23日(PS版)。
基本システム:都市を建設し、軍事・経済・技術力を駆使して世界を制覇する。
勝利条件:世界征服または宇宙移民ロケットの打ち上げ。
プレイ要素:
未開地を探索して都市を建設。
技術開発による新しいユニットや建造物のアンロック。
他文明との外交、戦争、技術取引。
特徴:
プレイごとにランダム生成されるマップ。
探索、建設、外交、戦争が中心。
文明の進化:原始時代から近未来までの技術やユニットを扱う。
建造物:ピラミッドなどの「世界の七不思議」を建設可能。
政治体制:民主主義や君主制などの政治選択で文明の運営が変化。
戦闘システム:ユニットにHPと打撃力があり、戦闘結果が計算で決まる。
ランダムイベント排除:プレイヤーの戦略重視に変更。
技術ツリー:技術の連鎖で進化。戦略的な選択が必要。
経済管理:交易、資金、科学のバランスを調整。
贅沢品の管理:市民の幸福度維持に必要。不足すると反乱が発生。
建設コスト:建物やユニットにコストがかかり、資源管理が重要。
都市の配置:地形により食料、資源、交易の産出が異なる。
戦略性:敵対文明への対応や技術の優先順位を考える必要あり。
難易度設定:難易度が上がると敵AIが賢くなり、挑戦が増加。
ゲームの中毒性:一度始めると長時間プレイしてしまう。
PS版の特徴:操作性はPC版より劣るが、システムは忠実に移植。
戦争と平和:外交で平和を模索するか、武力で制圧するか選択可能。
宇宙エンド:宇宙船パーツを完成させると宇宙移民で勝利。
外交の駆け引き:技術や資源を交換し、同盟や戦争回避を模索。
軍事ユニット:象兵から戦車、核兵器まで多様な兵科を使用可能。
歴史的指導者:歴史上の偉人(例: カエサル、クレオパトラ)が登場。
七不思議:他文明より早く建設することで大きなボーナスを得る。
制約とリスク:無計画な拡張や技術開発が失敗を招く可能性。
エンディングの多様性:武力、文化、宇宙開発など複数の勝利パターン。
プレイの自由度:初心者から上級者まで楽しめる設計。発売日 1998/12/23ヒューマン -
ロードラッシュジャンル:違法バイクレースを題材にしたレースアクションゲーム。
販売元:エレクトロニック・アーツ。
対応機種:セガサターン、プレイステーション、3DOなど複数プラットフォーム。
発売日:1990年代中盤(機種により異なる)。
プレイ人数:1~2人。
特徴:暴力的で破天荒なストリートレースが魅力。
ストーリー:公道を舞台にルール無用の違法レースを展開。
レース形式:殴る・蹴る・武器を使うなど妨害行為が許容される。
舞台:市街地、田舎道、ハイウェイなど多様なコース。
キャラクター:奇抜な外見のキャラクターが多数登場。
耐久システム:プレイヤーとバイクにはそれぞれ耐久ゲージがある。
転倒後の復帰:バイクを自力で回収しなければならないリアル志向。
警察の追跡:転倒時に警察に捕まるとリタイアになる。
ゲームモード:
スラッシュモード:好きなコースを選んでレース。
ビッグゲームモード:賞金を稼ぎバイクを強化。
タイムトライアルモード:タイムを競うモード。
バイクの種類:
ラット:低性能の初心者向け。
スポーツ:デザインと性能のバランスが良い。
スーパー:ニトロ搭載の高性能バイク。
バトル要素:ライバルレーサーへの攻撃が勝利の鍵。
武器:鉄パイプやチェーンなどを使用可能。
障害物:車両や一般人がレースを妨害。
グラフィック:
ドット絵の2D版(メガドライブ)。
3Dグラフィック版(PS、SS、3DO)。
コース設計:上下の起伏があるリアルな地形。
BGM:ヘヴィメタル調の音楽が疾走感を演出。
難易度:スピードと妨害のバランスが求められる高い難易度。
ムービー演出:実写ムービーでキャラクターを表現。
暴力表現:一般人を轢いたり、武器で攻撃したりできる。
賞金システム:レースで稼いだ賞金でバイクを購入・強化。
リプレイ性:5段階の難易度や複数のルートで長く遊べる。
リアリズム:転倒時の挙動や景観描写のこだわり。
評価:暴力的でユニークな内容が当時のプレイヤーに支持された。
影響:洋ゲーに対する日本人プレイヤーのイメージを変えた作品。
注意点:暴力的な内容のため、「現実で真似するな」との警告付き。発売日 1996/3/22Electronic Arts(エレクトロニックアーツ) / ビクター -
厄痛~呪いのゲーム~ジャンル:プレイステーション向けのホラーアドベンチャーゲーム(サウンドノベル形式)。
開発元:アイディアファクトリーが製作、1997年発売。
監修者:ホラー漫画家・日野日出志がキャラクターデザインと監修を担当。
前作との関係:「厄 友情談疑」の続編だがストーリー的な繋がりは薄く、本作単体でも楽しめる。
ザッピングシステム:5人の主人公の視点を切り替えて物語を進める形式。ただし、話が断片的になり分かりづらいとの批評あり。
ストーリー:ゲーム制作会社でバイトする高校生2人(みすずと省吾)が、社長失踪の謎に巻き込まれる。
「お魚ちゃんフォーエバー」:作中作のゲーム。ゲーム雑誌で「遊ぶと死ぬ」と酷評されるクソゲー。
シナリオの進化:前作よりボリュームや文章力が向上し、真面目なホラー要素が強化。
グラフィック:チープでシュールな雰囲気が特徴。日野日出志風の不気味さが評価された。
環境保護テーマ:ゲーム内外で環境保護を訴える内容が織り込まれている。
評価点:
シナリオの深みや伏線回収が高評価。
サウンドやBGMの質も改善されている。
問題点:
グラフィックや演出のチープさが雰囲気を損なう。
ザッピングシステムが混乱を招く設計。
メモリーカード対応:セーブ機能が追加され、遊びやすさが向上。
シュールな演出:「げりゃあああ」などの独特な叫び声やムービーが話題に。
ボリューム:1周約1時間、全キャラクリアで10時間程度の内容。
賛否両論:過剰なユーモアや演出がシリアスさを損ねる点が批判される。
主人公たち:みすず(勝気な女子高生)と省吾(気弱な幼馴染)の対照的な性格が描かれる。
隠しルート:スミレや幽霊の主人公ルートでは物語の核心が明かされる。
メタ要素:自虐的な内容が盛り込まれており、「クソゲー」批判に対する製作陣の思いがにじむ。
ユニークな演出:ポリゴン文字やムービーの使い回しが特異なゲーム体験を提供。
テーマ性:「改造される人間」や「環境破壊」のメッセージが重要な位置づけ。
エンディングの評価:一部の結末がグッドエンドと区別しづらい点が批判対象。
購入価値:ホラー好きや日野日出志ファンにおすすめ。ただし万人受けは難しい。
販売形式:PSアーカイブスでDL可能。価格は600円程度。
総評:独特な雰囲気やテーマ性が評価される一方で、システムや演出の粗が目立つ作品。
余談:続編「厄惨」が計画されていたが未発売。「じいさん」シリーズなどとも関係が深い。
特殊な宣伝:「ゲームの中で死んでみたい人大募集」企画で選ばれた人物が登場している。発売日 1997/2/7アイディアファクトリー -
チョロQワンダフォー!作品概要
プレイステーション用レースゲームで、「チョロQ」シリーズの4作目。
シリーズ初のE-GAME開発で、RPG要素が強化された異色作。
ゲーム性の大幅変更
街探索がメインになり、従来のレース主体の構造から大きく変化。
街中での探索やイベント進行がゲームの中心。
主人公とストーリー
主人公は人格を持つチョロQ。
壊れたトロフィーを修理するため、各地を冒険する。
燃料システム導入
燃料の消費を管理しながら走行する必要があり、自由度が制限。
クラッチを使ったエコ走行が可能。
パーツ収集
宝箱を探してパーツを収集する方式。
お金やパーツショップの概念が廃止。
レースの変化
レースコースが減少し、バリエーションが少ない。
レース中も燃料消費が影響。
ジェットタービンとタイムスリップ
ジェットタービンで高速移動が可能。
時速300kmで過去へタイムスリップし、ストーリー進行。
街要素の充実
街に住むチョロQとの会話やイベントが豊富。
街ごとに異なる特徴やストーリーが展開。
難易度の高さ
過去のレースでは敵車が非常に速く、ジェットタービン必須。
燃料管理や難しいミニゲームが求められる。
グランプリ
最終目標は現代と過去のグランプリで優勝すること。
現代のグランプリはジェットタービン禁止。
新パーツ「オプションパーツ」
バリアブルウイングやジェットタービンなど、特殊能力を持つパーツ。
パーツの性能表記が分かりづらい。
コースとボディの削減
コース数が10と少なく、ボディも6種類のみ選択可能。
カスタマイズの自由度が低下。
視点変更の廃止
ドライバー視点への変更ができなくなり、探索が不便。
街の探索とイベント
各街に存在する宝箱やイベントを進めることでストーリーが進行。
現代と過去の街の比較が楽しめる。
ミニゲーム
サッカーやジム牧場の牛数えなど難易度の高いミニゲーム。
スタンプ集めがやり込み要素として存在。
パーツ性能の不明確さ
パーツの性能が説明文のみで、具体的な効果が分かりづらい。
一部のパーツは使い道が限定的。
燃料管理の重要性
燃料切れで性能が低下するため、燃料補給が必須。
エネルギーゲージを活用した戦略が必要。
過去の設定とストーリーの深み
現代と過去の街や住民の違いが細かく描写されている。
過去と現代を行き来することで物語が進展。
スタンプ集めの報酬
スタンプを全て集めるとシリーズ恒例の「アクマのタイヤ」を入手。
全100個のスタンプは高難易度。
キーコンフィグの制約
ゲーム開始後にキーコンフィグの変更ができない。
システムの硬派な変更
操作や挙動がシリーズ従来の感覚と大きく異なり、難易度が上昇。
シミュレーターのような操作感。
総評
レース要素が薄まり、街探索型RPGとしての色が強い作品。
チョロQシリーズとしての期待を裏切ったが、独立したゲームとしては評価される。
後続作品への影響
本作の要素は「チョロQHG2」や「HG3」に受け継がれた。
今作の反省を活かし、以降の作品で改良された。発売日 1999/8/5タカラ -
私立ジャスティス学園熱血青春日記2ゲーム概要
1999年に初代プレイステーションでリリースされたカプコンの格闘ゲーム。
ゲームアーカイブスで2015年に配信開始。
基本システム
アーケード発の格闘ゲームを家庭用に移植し、大幅なオリジナル要素を追加。
格闘ゲームと恋愛・育成シミュレーションを融合した作品。
育成シミュレーション「熱血青春日記」
プレイヤーがオリジナルキャラを作成し、学園生活を通じて他キャラとの交流や恋愛を楽しむモード。
同性キャラとの恋愛も可能。
キャラメイク
主人公のプロフィールを細かく設定できるが、外見カスタマイズの選択肢は少ない。
ゲームモード
育成したキャラは格闘モードでも使用可能。
ミニゲームやイベントが豊富で、やり込み要素が充実。
学校選択と分岐
入学する学校によってルートが5種類に分岐。
ストーリーやイベントの展開が変わる。
キャラクターの魅力
男女ともに個性豊かなキャラが揃い、ストーリーやイベントで深く描かれる。
キャラクターごとにエンディングが用意されている。
恋愛要素
バレンタインやホワイトデーなどのイベントで恋愛を進展可能。
ヒロインや攻略対象ごとの特別なエピソードが楽しめる。
格闘ゲーム部分
初心者向けの簡単操作やコンボシステムを採用。
各キャラが部活動に基づく個性的な技を使用。
グラフィック
3Dポリゴンが特徴だが、当時でもやや荒いと評される。
キャラクターの立ち絵は魅力的で評価が高い。
サウンド
学園風のBGMがゲームの雰囲気に合っている。
イラストや音楽の収集要素も楽しめる。
ゲームの流れ
学園生活は1か月単位で進行。部活動や試験、ランダムイベントなどが発生。
月ごとに特別イベントが用意されている。
やり込み要素
ポケットステーションを使ったミニゲームでポイント稼ぎ可能。
キャラクターの育成やエンディング収集が楽しめる。
育成難易度
ミニゲームの成否が育成に影響。体育祭や文化祭は難易度が高め。
簡単にクリアできるギャルゲーではなく、育成の工夫が必要。
コミカルな要素
キャラ特性を活かしたユーモラスな技やイベントが満載。
ロード画面に登場するイラストが話題。
リプレイ性
キャラクターや学校の選択で異なる体験が可能。
短時間で1周できるため繰り返しプレイに適している。
格闘部分の評価
カプコンらしい遊びやすい格闘システム。
格闘ゲーム初心者でも楽しめる設計。
キャラクター交換機能
育成したキャラはパスワードを使って他プレイヤーと交換可能。
特定キャラの人気
流先輩やひなたなど、個性的なキャラクターが人気。
同性攻略が可能な点が新鮮で評価される。
欠点
キャラメイクの自由度が低い。
グラフィックが時代を感じさせる。
ミニゲームや試験の難易度が初心者には厳しい。
総評
格闘ゲームに育成や恋愛要素を盛り込んだ斬新な作品。
育成シミュレーションとしても格闘ゲームとしても楽しめる。
価格とリリース
ゲームアーカイブスで617円(税込)で配信中。
リメイクや続編を望む声も多い。発売日 1999/6/24カプコン -
通天閣ゲーム概要
1995年12月29日にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されたプレイステーション用縦スクロールシューティングゲーム。
「大阪の異世界 'DEEP大阪' を舞台に戦う」という独特の設定。
操作とゲームシステム
3つの機体(クイダオレッガー、クラバー、シュリンパー)から選択可能。
ショットとボムを使い敵を撃破するオーソドックスなシステム。
特徴的なボム
通天閣ビームとスサノオボンバーの2種類が存在。
ボムの視覚的インパクトが高評価。
ステージ構成
全5ステージで構成されるが、ボリュームが薄い。
ステージ間のイベントCGが存在。
大阪らしさ
大阪の名物や文化を取り入れた要素があるが、設定が活かしきれていない。
ツッコミの手やビリケンさんなどのキャラクターが登場。
問題点 - ゲーム内容
ステージや敵の構成が単調で、作り込みが浅い。
難易度バランスが悪く、特定の機体が強すぎる(シュリンパー)。
問題点 - システム面
ミス後の復活が厳しく、立て直しが困難。
視認性の低さや、敵弾の速さが理不尽に感じられる場面が多い。
演出とデザイン
CGイベントが多数挿入されるが、内容が薄く寒いギャグが多い。
関西弁を多用した説明書の表記が「滑っている」と批判される。
操作性
操作自体はシンプルで初心者でも遊びやすい。
オートショットの実装に一部制限がある。
評価点
基本的なシューティングの楽しさは備えている。
各ステージに個性を出す試みは感じられる。
欠点 - 大阪要素
大阪らしさを強調している割には、全体的に設定が活かされていない。
異世界設定で大阪要素が曖昧になっている。
キャラクター設定
操作キャラクターが「くいだおれ人形」「カニ」「エビ」を元にデザインされている。
ビリケンさんがラスボスとして登場する。
ボリューム不足
ゲームの全体的な長さが短く、5800円の価値を感じにくい。
グラフィックと音楽
PS初期の作品としてはグラフィックが地味で、SFCレベルと評されることも。
音楽も地味で、大阪らしさを感じさせるものではない。
設定の矛盾
大阪が舞台である必然性が薄く、設定が曖昧。
難易度調整
4段階の難易度調整が可能。
ただし、どの難易度でもクリア時のエンディングが同一。
ユニークなアイテム
天正小判や平成超判といった大阪らしいスコアアイテムが登場。
特典
初回出荷特典として通天閣展望台特別入場券と縄文文字のポスターが付属。
セールスポイント
大阪をモチーフにしたシューティングという独特のテーマ。
総評
シューティングとしての基礎は備えているが、微妙な完成度。
設定や演出が弱く、「誰得微妙ゲー」と評されることもある。
ターゲット層
シューティング初心者や大阪をテーマにしたゲームを試してみたいプレイヤー向け。
販売後の評価
クソゲーとは言えないが、良ゲーとも言えない中途半端な位置付け。発売日 1995/12/29ソニー -
熱砂の惑星ゲーム概要
1997年9月11日、伊藤忠商事より発売されたプレイステーション用3Dバトルアクションアドベンチャーゲーム。
主人公ダンが母親を救うため、水を求めて旅するストーリー。
ジャンルと特徴
格闘ゲームとRPGを融合した内容。
ダンジョン探索中に敵とのエンカウントで戦闘が発生。
ストーリー背景
人類が地球を離れ、新天地を求めた宇宙の砂漠惑星が舞台。
水が貴重な資源で、水利権を巡る争いが物語の中心。
キャラクター設定
主人公ダンの声を堀川亮(ドラゴンボールのベジータ役)が担当。
豪華声優陣と高品質ムービーが特徴。
戦闘システム
全ての戦闘が1ラウンドの格闘形式。
敵の攻撃パターンを見極め、無傷で倒す必要がある。
戦闘勝利後にHPが少量回復。
エンカウント率
高いエンカウント率によりテンポが悪化。
適切な回復アイテムが乏しく、プレイヤーに大きな負担。
アイテムと装備
回復アイテムや武器、防具は限られた場所や敵から入手可能。
ランダムドロップが多く、運要素が強い。
ゲームデザインの弱点
格闘部分が大味で、戦闘が単調になりやすい。
マップが狭く謎解き要素も簡単。
ゲーム進行
6〜8時間でクリア可能。
ボリュームが少なく、リプレイ性が低い。
評価と批判
一部で「クソゲー」と評価される原因は、戦闘とエンカウントの多さ。
高いエンカウント率がノイローゼを引き起こすほどのストレス。
良い点
世界観やストーリーは評価されることがある。
声優やムービーの質が高い。
悪い点
格闘ゲーム部分が未完成で、単調な戦闘。
水を生産できないという設定に現実感が欠ける。
ストーリーの流れ
母親を誘拐されたダンが革命分子と出会い、支配者との戦いに挑む。
水利権を独占するラスボスが登場。
ゲームの難易度
回復アイテムの不足と高エンカウント率で難易度が高い。
初期状態では必殺技がなく、苦戦を強いられる。
プレイヤーの感想
苦行に近いプレイ感ながら、ネタとして楽しむ声もあり。
格闘要素が過剰でRPG部分とのバランスが取れていない。
総評
野心的な試みだが未完成感が強く、ストレスが溜まりやすいゲーム。
一部のプレイヤーにとっては「ネタゲーム」として楽しめる。
現在の評価
一部では黒歴史扱いされるが、当時の挑戦的な作品とみなす意見もある。
現代ではレトロゲームとして一部で注目されることがある。
おすすめプレイヤー
高難易度に耐えられるレトロゲーム愛好者向け。
豪華声優陣や独特の世界観を楽しみたい人向け。
制作背景
伊藤忠商事の挑戦的なゲーム制作の一環としてリリース。
大手企業の作品だが、知名度は高くない。発売日 1997/9/11伊藤忠商事 -
あかずの間ゲーム概要
1997年5月9日にヴィジットから発売されたプレイステーション用サウンドノベル。
ハイパーノベルシリーズ第1作。
主人公は女性の精神科医・綾川恵美。
舞台と設定
舞台は高層ビル「ベイサイドラビリンス」。
宇宙移住のための閉鎖空間実験がテーマ。
ゲームシナリオ
主なシナリオは2種類で、エンディングはバッドエンドを除いて3種類。
脱出を目指すサバイバルルートと、アイドル救出の推理ルートがある。
特徴
SFとホラーの要素を持つ。
登場人物は多彩で、政治家、アイドル、自称超能力者などが参加。
ゲームシステム
選択肢によってストーリーが分岐。
既読シナリオから再開可能だが、途中セーブ不可。
評価点
美麗なフルCG。
バッドエンドが豊富で、ブラックユーモアが楽しめる。
問題点
ボリュームが不足しており、短時間で全シナリオを体験可能。
シナリオの質が薄く、分岐も少ない。
キャラグラフィックがなく、背景のみで状況を表現。
プレイ感想
次の展開が気になるシナリオ構成。
ボリューム感があれば名作になり得たとの声も。
総評
サウンドノベルとしては楽しめるが、内容の薄さが難点。
定価では購入しづらいが、低価格なら試してみる価値あり。
システムの不便さ
セーブとロードが章単位のため、利便性が低い。
ストーリー展開
開始2日目で事件が起きるため、「90日間」の設定が薄れる。
設定の活用不足
登場人物の個性が活かされず、深みが足りない。
サウンドと演出
アイドルが歌う曲が登場するが、詳細が不明。
他作品との関連性
続編や他のシリーズ作品とはストーリーの繋がりはない。
ハイパーノベルシリーズ
「最終電車」「19時03分 上野発夜光列車」などが続編として発売。
ヴィジットについて
心理ゲームやサウンドノベルを得意とする大阪のメーカー。
推奨プレイヤー
短時間で楽しみたいサウンドノベルファンにおすすめ。
小説化
本作は小説化されている。
注目のシーン
「あかずの間」というタイトルの謎が物語の中心に関わる。
発売当初の評判
一部ではクソゲー扱いもあるが、楽しめる要素も多い。
ゲームの印象
「かまいたちの夜」の影響を強く感じる作品。
価格に対する満足度
定価では満足度が低いが、安価なら試す価値あり。
ストーリーの工夫
推理要素とオカルト要素のルートが用意されている。
エンディングの内容
グッドエンドが全てハッピーエンドとは言えない。
バッドエンドの魅力
シニカルでユーモアのある内容が特徴。
ヴィジットの今後
シリーズはその後も続き、徐々にシステムが進化。
レトロゲームとしての評価
昔のゲームとしては手軽に遊べる点が評価される。発売日 1997/5/9ヴィジット -
美少女戦士セーラームーンS くるっくりんジャンル: 対戦型パズルゲーム。
メーカー: バンダイ。
キャラクター: セーラー戦士全員とタキシード仮面が登場。
隠しキャラ: スーパーセーラームーンとセーラーサターンが使用可能。
ゲーム目標: 相手より先にタリスマンを3つ集めて勝利する。
操作: ブロック(ハート)をひっくり返し、隣り合う同色のハートを消す。
アイテム: 銀水晶やコンパクトなどがあり、使用タイミングを自由に選べる。
難易度: やさしい、ふつう、むずかしいの3段階。
必殺技: キャラクターごとに異なる必殺技で相手を妨害可能。
最強キャラ: セーラーネプチューンの必殺技「ディープ・サブマージ」が非常に強力。
弱いキャラ: タキシード仮面の技が使いにくく、性能が低い。
敵キャラ: ダイモーンの卵が邪魔な存在。放置するとタリスマンやアイテムを破壊する。
ED条件: 難易度「ふつう」以上でクリアするとエンディングが見られる。
パズル構造: フィールドは常に埋まっており、隙間を作ることが目的。
隠しコマンド: スーパーセーラームーンとセーラーサターンは特定のコマンド入力で解放。
ゲーム性: ぷよぷよに似た要素だが独自のひねりが加えられている。
キャラクターボイス: 必殺技発動時のみの簡易ボイスあり。
原作再現度: アイテムやキャラクターのデザインが忠実に再現されている。
ストーリー要素: ストーリーの深みは薄く、キャラクターの絡みも控えめ。
評価: パズルゲームとしての完成度は高いが、キャラゲーとしての要素はやや弱い。
難易度のバランス: コンピューター相手には難易度は適度で、初心者でも楽しめる。
対戦プレイ: 対人戦では必殺技の使用タイミングが勝負を分ける。
隠し要素: エンディング後に隠しキャラ使用コマンドが表示される。
短時間攻略: ゲームクリアまでの所要時間は比較的短い。
デザインの工夫: キャラクター周辺の視認性を改善するギミックがある(しゃがむ動作)。
ファン向け要素: 原作ファンには懐かしさと遊びやすさが魅力。
総評: シンプルなルールで手軽に遊べる良質なパズルゲームだが、キャラゲー要素は控えめ。発売日 1995/2/24バンダイ -
ジャングルの王者ターちゃん発売日 1994/7/29バンダイ
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ジャングルの王者ターちゃん 世界漫遊大格闘の巻ジャンル: 横スクロールアクションゲーム。
対応ハード: スーパーファミコン。
原作: 週刊少年ジャンプの漫画『ジャングルの王者ターちゃん』。
メーカー: バンダイ。
操作方法: ジャンプ、通常パンチ、必殺技、静止時の「フニフニ回避」など。
特徴: アルマジロやラッコなど動物パワーで姿を変えるユニークなシステム。
ステージ数: 全5ステージ構成。
ボーナスゲーム: ジャンケン形式でコンティニュー回数を増やす運要素あり。
エンディング条件: ドングリ400個以上でグッドエンディング。
ボスキャラクター: 戦車、オウキ、ニドソドム、ダン国王、アイアンマスクなど。
最終ボス: ターちゃんのクローン「アイアンマスク」。
エンディングの種類: ドングリ数によりグッドエンドとバッドエンドが分岐。
ステージ構成: ジャングル、中国、ラスベガス、ヴァンパイア城、ケルベロス島など。
難易度: ジャンプや攻撃の遅さ、理不尽なギミックが難易度を高めている。
良い点: 原作のキャラ再現度、独特のフニフニ回避や動物パワーシステム。
悪い点: 操作性の遅さ、セーブやパスワードがない点、雑魚敵の厳しさ。
ゲームの流れ: 各ステージで敵を倒し、ドングリを集めながら進行。
プレイヤーの挑戦要素: グッドエンド達成にはドングリを拾う探索が必須。
ボス戦の特徴: パターン化された行動を攻略する形式。
最終ステージの難しさ: 複雑な迷路構成、進行ルートが分かりづらい。
裏技: コンティニュー回数を増やす裏技あり。
音声演出: ターちゃんやヂェーンのボイスが一部搭載。
ジャンプの特徴: 滞空時間が長めだが、飛距離が短く操作が難しい。
アクションの特徴: 足場を掴んで登る動作や滞空アクションが可能。
評価: 原作再現度は高いが、操作性や難易度に改善の余地あり。
ゲームの魅力: 原作ファン向けの忠実な再現とキャラクターの個性。
課題: 現代的な視点ではセーブ機能やテンポの改善が求められる。
総評: 原作ファンには楽しめるが、一般的なプレイヤーには敷居が高い部分もあるゲーム。発売日 1994/9/18バンダイ -
課長 島耕作 スーパービジネスアドベンチャージャンル: 漫画原作のアドベンチャーゲーム。
原作: 島耕作シリーズ(漫画)。
対応ハード: スーパーファミコン。
プレイ時間: 約3時間でクリア可能。
ストーリー概要: 島耕作として仕事や女性関係の選択肢を通じて物語を進める。
ゲーム性: 選択肢を選んで物語が分岐するアドベンチャー形式。
特徴: 原作漫画のストーリーやキャラクターを忠実に再現。
選択肢の影響: 小さな選択がキャリアや人間関係に大きな影響を与える。
エンディング: さまざまな結末(左遷、出世、ヒモ、家庭重視など)。
舞台: 日本のビジネス界やニューヨークなどの多様な環境。
原作ファン向け: 原作を知っているとさらに楽しめる作り。
選択肢の難解さ: 展開が読めず疑心暗鬼になりやすい。
島耕作の特徴: 女性にモテる、仕事で成功するがトラブルも多い。
イベント例: 上司の愛人との関係、ニューヨーク転勤、左遷など。
ニューヨーク編: 女性関係がさらに複雑になり、グローバルな展開も。
京都編: 左遷後も女性関係でトラブルを抱える。
エンディングの多様性: 成功、失敗、家庭重視など複数の結末。
再プレイ要素: 複数回プレイすることで背景や新たな展開を発見可能。
難易度: 選択肢の結果が不明瞭で予測困難。
ユニークな要素: 同性からの告白イベントも存在。
原作再現度: 絵やセリフが原作に忠実でファンには高評価。
シナリオ分岐の質: 原作を知らなくても楽しめるが、知っているとさらに没入感が増す。
プレイ中の注意点: 名前や選択肢をメモする必要がある場面あり。
選択肢の結果: 一つの選択が劇的な結果を招く場合がある。
原作の影響: 漫画を読みたくなる流れが理想的なゲーム設計。
おすすめ層: 島耕作ファン、ビジネス系アドベンチャーに興味がある人。
総評: 原作ファンには満足度が高いが、未読者には難易度が高い部分も。
最終評価: 島耕作の魅力を堪能できるが、クセの強いゲームプレイが特徴的。発売日 1993/9/17ユタカ