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2024.03.18
駿河屋価格について
駿河屋の価格は不定期に収集したデータで販売価格、売り切れの場合は買取価格を記載しています。
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最新更新日:2024/11/25
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古書店街の橋姫 々ジャンルと雰囲気: R-18 BLゲームで大正時代を舞台にしたタイムループミステリー。友情と愛情が交錯する物語。
シナリオ構成: 固定攻略順で一本道。選択肢は少ないが、濃厚なシナリオと膨大なテキスト量が魅力。
舞台設定: 雨の多い神保町が舞台。古書店や大正の文化が物語を彩る。
主人公の特徴: 玉森は自己中心的で空想癖が強いが、物語を通して人間らしい成長を見せる。
橋姫の設定: 妖怪「橋姫」に憑かれることで、時間跳躍が可能になる。力を使うと代償が発生。
主要テーマ: 「現実と幻想の境界」を探る。愛と友情の境界も模索する物語。
水上ルート: 玉森の幼なじみで、彼を守るために命を犠牲にする。愛情が深く、切ない展開。
川瀬ルート: 偽潔癖症の帝大生。冷たく見えるが、玉森への愛が重い。
花澤ルート: 玉森を救うために犠牲を厭わない軍人。厳しい中に愛情が隠れている。
博士ルート: 奇人変人の科学者。玉森への純粋な愛が描かれるが、行動は独特。
能面の男ルート: 真相ルート。過去の幻想を壊し、現実を受け入れる物語。
タイムループ要素: 繰り返される3日間のループで真実が明らかになる。
ストーリー展開: 過酷な真実やキャラクターの本性が明かされる。
キャラクターの愛情表現: すべてのキャラクターが玉森を深く愛している。
ビジュアル: 雨や暗い色調が多いが、世界観に合っている。スチルが美麗。
音楽: 背景音楽が物語にマッチし、感情を高める。
演出: 血の色がピンクや緑など独特な演出でグロさを軽減。
BL要素: 恋愛表現は控えめで、友情が主体。R18シーンは感情の吐露として重要。
R18シーン: キャラクター心理を補完する重要な要素。PC版での鑑賞がおすすめ。
物語の感動: 各ルートに深い愛情が描かれ、切なさと感動が同居する。
結末の衝撃: 最終ルートで明かされる真実は読者を驚かせる。
プレイ時間: 初回プレイは約13~14時間。周回プレイは1~6時間程度。
システム: 快適で、スキップ機能も充実。ゲーム性は薄いが没入感が強い。
オカルト要素: 日本の妖怪伝承を取り入れ、神秘的な雰囲気を醸成。
後日談: コンシューマー版で追加され、甘いエピソードが楽しめる。
制作者の情熱: シナリオ、ビジュアル、音楽の高いクオリティに驚嘆。
難点: キススチルが少なく、一部キャラクターの描写が不足。
総合評価: 独特な世界観と深いストーリーが魅力。R18版とコンシューマー版の両方を推奨。
おすすめポイント: ミステリーやオカルトが好きで、ノベルゲームに興味がある人向け。
まとめ: 「古書店街の橋姫」は友情と愛情が織りなす感動的な物語で、一度はプレイすべき作品。発売日 2018/9/27ヒューネックス -
白と黒のアリス -Twilight line-作品概要: 前作『白と黒のアリス』のファンディスク(FD)で、アフターストーリーとIFストーリーで構成される作品。
ストーリー構成:
Lover's Day(アフター): 白エンド・黒エンド後の幸せな恋人生活を描く甘いストーリー。
Another Line(アナザー): 双子の女王即位後の新たな事件を描いたIFストーリー。
キャラクター: 前作と同じ6人(白サイド: レイン、ミネット、ネロ / 黒サイド: スノウ、ジャック、カノン)と新キャラクター3人(琉依、カルミア、ジョーカー)。
アフターストーリーの特徴:
各キャラに2つのルート(白エンド後・黒エンド後)があり、甘さ控えめで穏やかな物語。
シナリオ1つ約1時間、計12話でボリュームがある。
アナザーストーリーの特徴:
各キャラにグッドエンド、バッドエンド、ゲームオーバーが用意されている。
バッドエンドにはスチルがあり、流血や暗い描写が多い。
サブキャラ中心に展開するため恋愛要素は控えめ。
シナリオの評価: アフターは甘さと安心感があり、アナザーは事件解決や新キャラの魅力が楽しめるが、糖度が低め。
糖度: 微糖でCERO:D(流血や暗い描写が主因)。リップ音など恋愛演出も健在。
スチル: キャラクターの可愛らしさやファンタジー感が魅力的だが、構成に若干の不満。
システム: 前作とほぼ同じだが、回想演出が長くテンポを損なうと感じる部分も。
音楽: 新規BGMが魅力的で、特に「メタモルフォーゼ」が印象的。
キャラ別感想:
レイン: 切なさを含んだストーリーが特徴。
スノウ: 嫉妬深い一面が新鮮で、甘い描写が多い。
ネロ: デートシーンやカノンのサポートが見どころ。
カノン: 甘やかしが可愛く、美しいシナリオが好評。
ミネット: 魔法使いとしての優秀さが際立つ。
ジャック: 優しさが魅力で、理性との葛藤が描かれる。
新キャラ: 琉依のルートが好評で、カルミアやジョーカーも物語に深みを与える役割を果たす。
攻略順のおすすめ: スノウを最後にするのが良い。白サイドと黒サイドを交互に進めるとネタバレを回避できる。
推しポイント: 推しキャラがいるかどうかで評価が大きく変わる作品。
プレイ時間: FDのみで約40時間。本編+FDで80時間以上。
おすすめ度: 前作を楽しんだ人にはおすすめ。甘さ控えめだが、アフターの幸せ感が魅力。
演出の魅力: 甘いだけでなく、悲しい展開やキャラの過去に焦点を当てた部分も見どころ。
ボリューム: FDにしては多めの内容で、満足感が高い。
良かった点: キャラそれぞれの個性を活かしたシナリオと、美しいスチル。
気になった点: テンポを損なう演出や糖度のばらつき、甘さ控えめのシナリオが一部のプレイヤーには物足りないかも。
ネタバレ防止策: 本編をクリアしてからFDをプレイすることを推奨。
サブキャラの活躍: アナザーで重要な役割を果たし、物語に新鮮さを与える。
FDとしての意義: 前作の補完的な役割を果たし、キャラの新たな一面を描く。
バッドエンドの価値: グロテスクな描写もあり、CERO:Dとしてのインパクトが強い。
キャラ同士の関係性: 主人公2人(ルナと愛日梨)の対照的な個性が物語の深みを増している。
演出の美しさ: ファンタジー感あふれる背景や小物が世界観を引き立てる。
推しキャラ効果: キャラに刺さるかどうかで作品への愛着が大きく変わる。
総評: 前作ファンには満足度が高いが、糖度やシステムに一部改善点あり。ファンタジー世界を楽しみたい人にはおすすめ。
購入のおすすめ: 甘さ控えめやグロ描写が大丈夫な人にはぜひプレイしてほしい。
結論: 前作を楽しんだプレイヤーにとっては満足度が高く、キャラや世界観への愛が深まる作品。発売日 2018/11/15アイディアファクトリー -
赤い砂堕ちる月ストーリー概要: 主人公は符術士として主を探し、東汪国の動乱に巻き込まれる壮大な物語。
ゲームの特徴: 主人公の性格が5属性(火、水、風、光、闇)に変化し、各属性ごとにエンディングと追加シナリオがある。
設定の魅力: 主人公が素顔を隠す掟や契約が恋愛と結びつき、物語に緊張感を与えている。
攻略キャラ: 6人のキャラが攻略対象で、それぞれ個性的な背景と性格を持つ。
主人公の魅力: 各属性に応じて異なる性格を持ちつつも一貫して魅力的で戦闘能力が高い。
バトル要素: 簡単なターン制バトルがあり、周回プレイではスキップ可能。
恋愛要素: 契約を通じて恋愛が進展する設定がユニークで萌え要素が多い。
ストーリーの深み: 個別ルートがキャラごとに異なり、それぞれの背景や動機が丁寧に描かれている。
おすすめ攻略順: 胡白 → 汪明 → 洛泉 → 翔侠 → 杏紅 → 永祥。
翔侠のエピソード: 幼少期の思い出と国を背負う宿命を描いた感動的な物語。
洛泉の魅力: 裏社会の首領でありつつ情に厚く、主人公との甘い契約シーンが印象的。
汪明の純粋さ: 誠実な太子で、主従関係を超えた愛を育む展開が好評。
永祥の真相ルート: 前世や主人公の秘密を描くが恋愛的には物足りなさを感じる。
杏紅の友情ルート: 主人公との関係が百合か友情かで印象が変わるが、攻略制限がある。
ハバリの正体: 皇帝を守護する獅子で、意外性と親しみやすさで愛着が湧くキャラ。
シナリオ構成: 周回プレイで物語の全貌が明らかになる仕組みが良い。
BGMと演出: 中華風の音楽とバトルごとに異なるBGMが雰囲気を高める。
スチルのクオリティ: 綺麗なイラストと属性別エピローグの差分が魅力的。
システムの快適さ: スキップやジャンプ機能が充実し、プレイしやすい仕様。
主人公の性格選択: 性格による細かな会話の変化が楽しめる。
戦闘の必要性: 簡単すぎて物足りないが、ストーリーの進行には支障がない。
真相の深み: 翔侠や永祥のルートで主人公の過去や秘密が明かされる。
友情と愛情の描写: 各キャラとの関係性が丁寧に描かれ、感情移入しやすい。
主人公の役割: 強い女性として描かれ、守られるだけでなく行動力を発揮する。
攻略制限の良し悪し: 制限は物語の深みを出すが、プレイヤーによっては面倒と感じる。
キャストの演技: 各声優の熱演がキャラの魅力をさらに引き立てている。
周回プレイの楽しみ: 小噺や属性別エンディングで何度でも楽しめる。
全体の評価: 設定やキャラクターが魅力的で、満足感の高い作品。
おすすめポイント: 主従契約の設定と中華風の世界観が新鮮で楽しめる。
総評: 深い物語と多彩なキャラ設定が調和した高品質な乙女ゲーム。発売日 2016/3/10ヒューネックス -
Clover Day’sジャンルとテーマ: 学園ものの王道キャラゲーに幼馴染と双子設定を組み合わせた恋愛ADV。
キャラクターの特徴: 攻略対象6人が全員幼馴染で、ヒロイン同士も過去の友情や思い出を共有。
設定の独自性: 双子が3組登場し、シナリオを進める中でさらに2組が判明。
物語構造: 誰かを選ぶことで他のヒロインが報われない「負けヒロイン」が生まれる点が特徴。
選択肢の工夫: 選択肢が少なく、結果を予測しやすい構造でプレイヤーの意思を反映しやすい。
負けヒロインの魅力: 選ばれなかったヒロインの心情描写が深く、切なさが際立つ。
演出の特徴: 各ルート突入時の再オープニングや、タイトル画面の変化など細やかな演出。
BGM: 世界観に合った楽曲が多く、「黒猫さんの背伸び」や「ハチミツ色の天使」などが人気。
CGの質と量: 線が細く淡い色合いで柔らかい印象。イベントCGやSD絵も充実。
攻略順の推奨: つばめ→泉→ヘキル・ヒカル→杏璃→杏鈴の順がおすすめ。
ストーリーの工夫: 萌えだけでなく各ヒロインの性格や過去を掘り下げた展開。
シナリオの長さ: 共通ルートも個別ルートも十分なボリュームがあり、時間がかかる。
個別ルートの演出: ルートごとのセリフや映像で期待感を煽るオープニングのアレンジ。
シナリオのばらつき: 特に泉ルートでテキストの統一性が欠け、複数ライターが透けて見える。
主人公の性格: ハーレム体質で周囲の好意を無自覚に受け入れる性格に賛否あり。
紫苑と瑞穂の魅力: サブキャラとして印象的に動く場面が多い。
杏鈴ルートの切なさ: 杏璃の気持ちを考えると辛い展開が見られる。
シーン演出の秀逸さ: 「つばめ」「杏鈴」ルートでは感動的な場面も。
課題点: 場面展開が早すぎる部分や心理描写の不足が目立つ。
総合評価: シナリオ・CG・音楽のバランスが良く、幅広い層におすすめできる作品。
音楽の魅力: Vo曲やアレンジBGMがストーリーを盛り上げる。
初心者への配慮: 前作『Clover Heart's』を知らなくても楽しめる作り。
双子ルートのユニークさ: ヘキルとヒカルの同一ルート構成が独特。
主人公の批判点: 自分への好意を理解しつつ曖昧な態度をとる主人公に批判的な意見。
演出の細かさ: ルート制覇後にタイトル画面で桜が舞うなど、細やかな工夫。
キャラ間の絡み: 幼馴染全員が過去を共有している関係性の描写が秀逸。
絵柄の評価: 幼さを感じさせる淡い色合いが特徴的で高評価。
全体の雰囲気: 萌えゲーとしてもシナリオ重視作品としても楽しめる高水準。
ファンディスク期待: 続編やファンディスクがあればさらに楽しめそうとの声。
まとめ: 萌えとストーリーのバランスが取れた、ALcot10周年記念にふさわしい作品。発売日 2017/9/28ヴューズ -
逢魔が刻 ~かくりよの縁~ジャンル: 和風異世界トリップを舞台にした乙女ゲーム。
主人公の設定: 古風な性格の高校生・榊水緒が神隠しに遭い異世界「幽世」へ迷い込む。
世界観: 妖怪や神々が存在する幽世で、秩序を守る「鎮守学舎」に招かれる。
シナリオ構成: 共通9章、個別6~7章構成でやや冗長。全キャラ攻略でトゥルーエンドが解放。
ゲームシステム: 快適な選択肢ジャンプやクイックセーブ、章選択が可能。
グラフィック: 少女漫画風の美麗なタッチだが、立ち絵やスチルに不安定さあり。
演出の古さ: スチルの動きや光の演出が単調で古い印象。
名前呼びの欠如: 主人公のデフォルト名が音声化されず違和感。
恋愛展開: 緊迫した状況でも恋愛描写があり、不自然さを感じる部分も。
個別ルートの差: 常磐と颯はシナリオが濃いが、奏太や宵宮は薄めで不満点あり。
敵キャラの弱さ: 中ボス「死魔」が呆気なく倒される展開に拍子抜け。
皓キャラの不満: サブキャラ・皓が攻略不可で惜しまれる。
颯の魅力: 銀髪の木霊キャラで、一途な性格とストレートな愛情表現が魅力。
常磐の深み: 幼馴染で主人公を守り続けていた設定が感動を呼ぶ。
月白の試練: 神様キャラとしての価値観が試練を与え、恋愛描写が控えめ。
奏太の人間味: 特別な存在になりたいと願う人間キャラで、成長過程が描かれる。
宵宮の包容力: 教官キャラで穏やかだが、過去の贖罪を背負う。
トゥルーエンド: 幽世と現世の調和が描かれるが、ラストのあっさり感に不満点あり。
甘さの表現: 細谷佳正(颯)や斉藤壮馬(常磐)など声優陣の演技が魅力的。
推奨攻略順: 奏太→宵宮→颯→月白→常磐の順がオススメ。
世界観の魅力: 和風妖怪と異世界の融合がユニーク。
事件解決の短さ: シナリオがあっさり進行し、緊迫感に欠ける。
絵柄の好み: 少女漫画的なデザインで好みが分かれる。
恋愛の急展開: 個別ルートに入ると恋愛展開が駆け足。
不満点の多さ: 細部の作り込み不足や設定のゆるさが目立つ。
皓への期待: サブキャラの魅力が強く、攻略対象でない点が惜しまれる。
最推しキャラ: 颯や常磐が特に人気。
総評: シナリオに粗があるが、キャラの魅力や声優の演技で楽しめる。
FDの希望: FDで皓を攻略対象にした展開が望まれるが、発売は難しそう。
満足感: 萌えと世界観を楽しむ作品として評価されている。発売日 2016/8/25文化放送エクステンド -
執事が姫を選ぶとき基本情報: PC版のR18ゲームがVitaに移植された作品。お嬢様に仕える執事見習いの主人公が活躍するADV。
ジャンル: 主従関係を描いた恋愛ADVゲームで、軽いSM要素も含む。
ヒロイン: トップクラスのお嬢様5人(Cinq Roses)が攻略対象。
舞台設定: 執事見習いとお嬢様だけが通う学園が舞台。
物語のテーマ: 禁断の恋やお嬢様の成長を中心に描く。
恋愛の制約: 学園内でのお嬢様と執事特待生の恋愛は禁止だが、例外的に家族の許可で認められる。
キャラクター性: 各ヒロインが異なる個性を持ち、Sっ気やギャップが魅力。
攻略順例: ヒロインは「アメリア→真姫→沙耶→由良→ベロニカ」などの順で楽しめる。
アメリア: ドSなお姫様。虐められる展開が中心。
真姫: 格闘技が得意な和風お嬢様。感動的なストーリー。
沙耶: 幼馴染ポジションの従姉妹キャラ。妹的な要素もある。
由良: 財閥のお嬢様。腹黒さとSっ気が特徴。
ベロニカ: 男性恐怖症のヒロインで、克服後の成長が見どころ。
ストーリーの印象: 王道的な展開で、予想通りの物語構成。
長所: 声優陣の豪華な演技が作品の魅力を引き立てている。
短所: システム面での不便さ(メッセージ速度の変更不可、バグ)やインターフェイスの使いづらさ。
ビジュアル: グラフィックは綺麗だが、テキストがCGに被るなどの設計面に課題。
ゲームの長さ: 全体的に長く感じる。
新規要素: Vita版独自の追加要素はほとんどなし。
雰囲気: 上流階級の生活や格式が感じられる背景とBGMが良い。
シリアス要素: 各ルートにシリアスな展開があり感情移入しやすい。
意外性の欠如: ストーリーの展開が予測可能で、意外性に欠ける。
システムの簡素さ: 現代のADVとしては機能が少なく、不便さを感じる。
ヒロインの個性: 各キャラが強い個性を持ち、攻略ルートごとに異なる楽しみがある。
主人公の立場: 執事見習いとしてお嬢様に仕える過程で関係を深めていく。
ユーザー評価: 軽いSM的要素が好きな人には特におすすめ。
感想の総括: 声優陣とヒロインの個性が魅力的で、安心して楽しめる作品。
価格評価: セール時には非常にコストパフォーマンスが良い作品と評価。
おすすめ層: 執事×お嬢様という設定が好きな人や、王道的な恋愛ADVを求めるプレイヤー向け。
評価まとめ: 大きな欠点はあるが、ヒロインの魅力や声優の演技で十分楽しめる内容。発売日 2016/2/25テイジイエル -
吉原彼岸花 久遠の契り基本情報: PC版は2015年発売、Vita版は2017年発売、Switch版は2018年発売。
ジャンル: 遊郭を舞台にした大人向け乙女ゲーム。
主要テーマ: 華やかな遊郭の表と裏、恋愛と悲哀が交錯するストーリー。
特徴: バッドエンドが多く、むしろ物語の重要な一部として描かれる。
Vita版の変更点: R18要素のカット、新規スチル追加、辰吉ルートの追加。
キャラクター: 6人の攻略対象がそれぞれ異なる背景と深い設定を持つ。
ヒロインの特徴: 花魁としての誇りを持ちつつ、苦境の中で恋を知り成長する。
辰吉ルート: Vita版で追加されたが、悲恋に満ちたストーリーが展開。
バッドエンドの魅力: キャラクターの深みと悲しみを表現し、物語に説得力を与える。
シナリオの完成度: 時代背景や遊郭のルールが細かく描かれ、没入感が高い。
エロシーンの削除: R18シーンはカットされているが、その余波で物語のボリュームが減少。
新スチル: 追加されているが、既存のイベントにスチルを補完した形が多い。
操作性: プロトタイプによる快適な操作性、選択肢スキップや巻き戻し機能が便利。
糖度: 甘い場面と切ない描写が共存し、濃密な恋愛描写が魅力。
各キャラの個性: 幼なじみや楼主など、多様なバックグラウンドを持つキャラが魅力。
追加シナリオ: Vita版ではイベントの裏側やキャラクターの心情が楽しめる。
物語の矛盾が少ない: リアリティが高く、設定が緻密に練られている。
総合評価: シナリオ派やバッドエンドを好むプレイヤーにおすすめ。
辰吉ルートの反響: 人気が高く、Vita版購入の大きな価値となっている。
Switch版の特徴: Vita版とほぼ同じだが、操作性がさらに快適。
BGMの魅力: 音楽がストーリーを引き立て、プレイヤーの感情を高める。
エンディングの美しさ: 青と赤の対比が印象的で、深い余韻を残す。
キャラクター描写の丁寧さ: 各キャラの心情が細やかに描かれ、共感を呼ぶ。
短所: エロシーンが削除されボリュームが減少した点が指摘される。
結末の多様性: 幸せな結末だけでなく、悲恋やバッドエンドも含む。
ヒロインの強さ: 厳しい環境の中でも自分を貫く姿勢が描かれている。
ファンの希望: リパケ版やR18版の再リリースを望む声が多い。
おすすめ層: ダメな大人、バッドエンド、切ない物語を好むプレイヤー向け。
制作会社の期待: 次回作やリパケ版への期待が寄せられている。
全体印象: 容赦ない描写と人間臭さが魅力の完成度の高い作品。発売日 2017/10/12プロトタイプ -
ナデレボ!~NADESIKO REVOLUTION~ジャンル: ヒミツを抱えたヒロインたちとイチャラブするADV。
発売: PC版は2015年11月27日、自宅すたじおより発売。Vita版は2018年4月26日にENTERGRAMから発売。
ストーリー概要: 主人公・如月一樹が、人の頼みを断れない性格を活かし、ヒロインたちの秘密や悩みを解決するラブコメ。
メインヒロイン: 4人(神代瑠紫亜、椿萌黄、架月院乃蒼、朱峰涼浬)。
サブヒロイン: 4人(綺堂しろな、白藤凪、如月もも、椿天音)。
Vita版の特徴: サブヒロインの攻略ルートが削除されている。
ヒロイン設定: 表と裏の顔があるキャラ設定が特徴。
共通ルートのテーマ: 主人公がヒロインの秘密に気づき、心を通わせていく展開。
個別ルートの展開: 主人公がヒロインと距離を縮める中で、恋愛が発展。
主人公の特徴: 鈍感で頼まれごとを断れないお人好し。
神代瑠紫亜(メインヒロイン):
表は黒髪の大和撫子、裏は金髪の陽気な性格。
自分の理想像を追求する姿が描かれる。
恋愛進展後は学園生徒会長に。
椿萌黄:
猫かぶり幼馴染。感情の起伏が激しく、一樹を巡るライバル心を見せる。
架月院乃蒼:
冷静な優等生だが、主人公には積極的に接触。
朱峰涼浬:
外見は不良だが、可愛いもの好きな純情派。
サブヒロイン人気: 妹(如月もも)や椿天音など、サブキャラにも高い人気。
プレイ感想:
明るい雰囲気で終始にぎやかな展開。
日常のやり取りが多く、気軽に楽しめる内容。
シナリオ評価:
ギャップを楽しむ展開が良い。
一方で物語の起伏や深みがやや不足。
システム: 標準的なADVシステムで快適だが、イベントCGが少なめ。
キャラ描写: ヒロインたちの表情変化や困り顔が魅力的。
音楽: 主題歌は民安ともえが担当し、作品の雰囲気にマッチ。
イベントCG: ボリューム不足が不満点。
主人公の性格: 鈍感で古臭さを感じさせる面がある。
テンポ感: 起伏が少なく、展開が単調に感じられる部分あり。
ファンの声: サブキャラのルート削除や、物語の軽さに賛否。
ギャルゲーとしての評価: 王道的で、秘密を克服する展開が良い。
学園の描写: 明るくにぎやかな雰囲気が特徴。
ユーザーレビュー: ファミ通は6点前後の評価が多い。
全体印象: 短所はあるが、ギャップ萌えや明るい雰囲気を楽しむには適した作品。
ターゲット層: 軽めのラブコメを楽しみたいユーザー向け。
最終評価: 王道ギャルゲーとしての完成度は中程度だが、キャラの魅力が際立つ作品。発売日 2018/4/26エンターグラム -
らぶおぶ恋愛皇帝 of Loveジャンル: ハイスピード学園ラブコメディ。
ストーリー: 生徒数1万人の学園を舞台に、生徒会長を含むヒロインたちが主人公を巡る恋愛戦争を繰り広げる。
ヒロイン設定: ヒロイン全員が主人公を最初から好きというユニークな設定。
特徴: 個性豊かでSっ気全開のヒロインが、恋愛進展に伴い激デレに変化。
主人公: 平凡でノリが軽く、ギャグシーンを盛り上げる役割。
主要ヒロイン: 5人(ルキナ、エリカ、千歳、数、稲穂)とサブキャラクターも魅力的。
ルート構成: 各ヒロインに個別ルートがあり、キャラによってボリュームに差あり。
ルートおすすめ順: ルキナを最後にプレイするのがおすすめ。
ルートの評価:
ルキナ: 学園全体を巻き込む破天荒な展開。
エリカ: 激デレ全開でテンポ良し。
稲穂: デレた後の初々しさが魅力。
千歳: 出番が少なく不遇。
数: ルートが短すぎて物足りない。
サブキャラクター: イサミやみおが特に人気だが攻略ルートなし。
シナリオ評価: ギャグ主体でテンポが良く、全体的に軽いノリが特徴。
シリアス要素: ギャグとシリアスのバランスが時に乖離し、不自然に感じる部分あり。
テキスト: 読みにくさや矛盾点が少し目立つ。
演出・システム: 快適で設定変更が可能。CGや文字の表示も良好。
グラフィック: ヒロインのむちむち感が高評価だが、一部不安定な箇所あり。
音楽: ボーカル曲は2曲のみだが質が高く、BGMも十分なボリューム。
テンポ: 全編を通じてテンポが良く勢いを維持。
エッチシーン: ヒロインごとに回数が異なるが、内容は満足感高め。
総プレイ時間: 約23時間。
主な欠点: ルート間のボリューム差、サブキャラの不遇さ、設定の荒さ。
ヒロインの魅力: デレた後の可愛さが全体を通して最大の特徴。
Sっ気の印象: コンセプトほど強くなく、デレ要素の方が目立つ。
ファン向け要素: 特典やコメディ色が濃く、ライト層にも受けやすい。
サブキャラルート: イサミやみおのルートが欲しいという要望が多い。
対象ユーザー: 軽いノリのラブコメやデレヒロインを楽しみたい人向け。
全体評価: 荒削りだが、頭を空っぽにして楽しむには十分な内容。
総評: 激デレヒロインの可愛さとテンポの良さが光る、軽めのキャラゲー。
印象的な特典: ユニークなティッシュケースが話題。
推奨プレイスタイル: 細かいことを気にせず、テンポの良さとキャラの魅力を楽しむ。
最終結論: 荒削りな部分を許容できれば、満足感の高い作品。発売日 2017/5/25エンターグラム -
君を仰ぎ乙女は姫にジャンル: お嬢様学園を舞台にした恋愛アドベンチャーゲーム。
発売元: PeasSoft、PS Vita版は移植作。
設定: 貧乏大家族の主人公が特待生としてお金持ちの学校に通う。
主人公の状況: 貧乏を隠して生活するが、すぐにバレる展開。
テーマ: 貧乏とお金持ちの価値観の違い、家族の絆が主題。
ゲーム進行: 演劇の主役を務めることで学園祭を成功させるストーリー。
特徴: 共通ルートが長めで、個別ルートは3時間程度。
ヒロイン: 各キャラが家族関係や問題を抱え、それを解決する個別ルートあり。
ヒロイン例:
高峰華菜: 生徒会長で理事長。お嬢様らしい恋愛展開。
鷲尾凛: ヤクザの娘でアイドル。ファンとのトラブルが中心。
星河舞輝: 女優志望で、ぼっちキャラ。家族との葛藤が描かれる。
宮園瞳: 天才科学者でメイドロボの製作者。友人関係と家族の問題がテーマ。
江夏あやめ: 漫画家で庶民的。家族愛の葛藤がテーマ。
演劇要素: 学園祭を目指しつつヒロインとの交流を深める。
家族描写: 主人公の明るい家族とヒロインの家庭環境を対比。
主人公: 努力家だが少し恥ずかしい貧乏センス。
ヒロイン像: 世間知らずすぎて非現実的な描写あり。
ストーリーの粗: 設定や展開に説得力が欠ける部分がある。
貧乏設定: 隠す理由が弱く、展開に活かしきれていない。
シナリオの質: 普通だが家族の描写がメインテーマとして機能。
グラフィック: キャラデザインはやや古いが良好。
音楽: OP曲は普通、声優の演技は良好。
システム: 共通ルートがやや長く、スキップ機能が使いやすい。
EXシナリオ: 突飛な設定で、作品の雰囲気からやや逸脱。
総評: 普通のキャラゲーで、お嬢様モノが好きなら楽しめる。
魅力: ヒロインがデレていく様子が新鮮。
欠点: 家族愛の描写が薄い場面や、設定の不自然さ。
舞台設定: スーパーを知らないヒロインたちや極端な貧富の差。
演劇要素の扱い: ストーリー後半では関与が薄くなる。
お金持ち描写: 非現実的な金持ち像が展開の一部で浮いている。
全体的な評価: 萌えゲーとしては良好だが、新鮮味や深みは少ない。
対象者: お嬢様モノや軽い恋愛ゲームを求めるプレイヤー向け。
総合点: 平均的なエロゲーの範囲で、細かい粗は多いが許容範囲内。
結論: 細部の不備はあるが、キャラと設定を楽しむゲームとして成立。発売日 2016/9/29エンターグラム -
君の気持ち、僕のこころジャンル: 超能力ラブコメディーのアドベンチャーゲーム。
発売日: 1999年9月14日、タカラ(現タカラトミー)制作。
主人公: 超能力一家の落ちこぼれ男子高校生、天童憑太。
特殊能力: 憑依能力を使い、人や動物に取り憑くことが可能。
ストーリー: 憑依を通じてヒロインたちとの関係を深め、恋愛を成就させる。
舞台: 携帯電話のない1999年の青春溢れる町。
ゲーム性: マップ移動型で、憑依の有無によってイベントやテキストが変化。
エンディング: 全28種類(バッドエンド多数)。
ヒロイン: 5人の女性キャラクター(例:幼馴染、生駒勇花)。
システム: 辞書機能やキャラクターボイス鑑賞が搭載。
辞書機能: ゲーム内用語や世界観を説明するシステム。
キャラクターデザイン: 1990年代らしいレトロな雰囲気。
難易度: 非常に高く、フラグ管理が複雑。
音楽: サントラあり、主題歌「メロディー」が評価される。
シナリオ: ドラマ、青春、SF、オカルトなど多彩なルート。
特徴: 多少のお色気要素を含むが、PSの制約で控えめ。
問題点: スキップが遅い、ロード時間が長い、システム面で不便。
雰囲気: 青春の象徴的なイベント(花火大会、大祭など)が多い。
評価: ゲームとして凝っているが、万人受けしない内容。
購入動機: 当時の煽り文句が魅力的で購入。
プレイ感想: 難易度の高さが楽しくもあり、攻略時の達成感がある。
改善点: エロゲーだったらもっと評価されていた可能性あり。
印象: プレイには忍耐が必要だが、独特の魅力を持つ。
推奨対象: マップ移動型アドベンチャーを楽しめる人。
システムの工夫: ピョコピョコ動くキャラ表示など細部にこだわり。
キャラの魅力: 黒髪ロングの巫女キャラなどファン好みの要素。
懐古感: 1990年代後期のノスタルジックな雰囲気が漂う。発売日 1999/9/14タカラ -
SWEET CLOWN~午前三時のオカシな道化師~ジャンルと雰囲気
ダークファンタジー×ゴシックホラー風の乙女ゲーム。
ミステリー要素が強く、恋愛より心理描写がメイン。
精神的に重いストーリー展開で人を選ぶ。
ストーリー概要
主人公は「スイートクラウン城」のお茶会に招待され、閉じ込められる。
悪魔から後継者に指名され、城から脱出するために葛藤する。
攻略順
公式推奨順(密原→久瀬→日之世→古橋→真相)がベスト。
ルート構成
各キャラ4エンディング(深愛グッド、深愛バッド、歪愛グッド、歪愛バッド)。
真相ルートで全貌が明かされる。
キャラクター設定
各キャラがトラウマや歪んだ心理を抱えている。
主人公は破滅願望が強く、自分の幸せを諦めた性格。
プレイ時間
総プレイ時間約30時間。1ルート5~6時間。
特徴的な演出
常用しない漢字表記や独特の文体が雰囲気を強調。
頻繁に驚きやゾクッとする描写あり。
テーマ性
闇や狂気、病みが丁寧に描かれた「地獄」を体験する内容。
キャラクターの人間性や行動原理に重点を置いている。
ゲームシステム
スキップ機能やシーン分岐のUIがやや不親切。
設定をカスタマイズすることで改善可能。
グラフィック
スチルは美麗だが、立ち絵とのバランスに違和感。
音楽
世界観に合った楽曲だが、単調に感じる部分も。
サブキャラの魅力
個性的なぬいぐるみ風キャラたちが癒し要素。
良かった点
恋愛描写が丁寧。キャラクターの心理描写が深い。
世界観の統一感と細部まで作り込まれた演出。
悪かった点
糖度が低く、乙女ゲーム初心者にはややハード。
主人公への自己投影が難しい。
シナリオ構成
グッドエンドとバッドエンドが綿密にリンク。
真相ルートは「地獄度」が頂点に達する。
向いているプレイヤー
ダークファンタジー、ヤンデレ、シリアスストーリーが好きな人。
精神的に重い話やどんでん返しが楽しめる人。
感情の揺さぶり
バッドエンドにもウキウキできる「業深い」方向け。
おすすめポイント
丁寧な恋愛描写、リンクしたストーリー展開、そして予測を超える「地獄感」。
シナリオライター
キャラクターごとのライター分担が公開されており納得感がある。
全体の感想
独特な雰囲気と完成度の高いストーリーで、「心をえぐられる」傑作。
乙女ゲームとしては異色だが、完成度は非常に高い。発売日 2015/7/16TAKUYO -
STORM LOVER Vゲーム概要
Vita版乙女ゲーム。パラメーター上げタイプ。
難易度は低めで一途プレイなら簡単にクリア可能。
システムと進行
「付き合ってからが本番」のゲーム性。
会話メインでストーリーが進み、テンポは速め。
スチルやフラグ管理がVita版で改善。
特徴的な要素
バカップル描写が多く、会話内容がギャグ寄り。
2000年代のセンスが随所に見られる(携帯メールやロゴなど)。
ゲームプレイの印象
攻略対象のストーリーが薄く、恋愛主軸。
一周約4時間で飽きやすいが、イベントは充実。
一途プレイがしやすく、浮気ルートを選ぶのは心理的に難しい。
キャラクター感想
宇都木悠斗: お金持ちキャラでネタ要素強め。Bエンドが現実的。
御子柴恭介: 真摯で可愛い。シナリオは非現実的な面も。
寅谷立夏: 健気で感動的なルート。Bエンドは切なくも好評。
巳城タクミ: ユニークな口調。暖かいルートで人気。
辰原奏矢: チャラいが根は真面目。バンドルートが好評。
猪狩澪: 独特な発言と和やかさで癒し系。
酉水司: スリル満点の展開。惜しい点も。
問題点と改善希望
攻略対象の物語の掘り下げが不足。
シミュレーション部分が単調でダレやすい。
トロフィー攻略
トロコンは手間がかかるが達成感あり。
攻略メモを取りつつ効率的に進めるのが推奨。
全体評価
シナリオやシステムに粗はあるが、バカップル描写やギャグ要素で楽しめる。
続編やDLCも魅力的で、既存ファンには満足度高め。発売日 2015/12/23ディースリー・パブリッシャー -
神凪ノ杜 五月雨綴り基本情報
Vita版はPC版『妖狐奇譚』『龍神奇譚』を一つにまとめた移植版。
雰囲気重視の和風ファンタジー乙女ゲーム。
システムの欠点
システム反応が遅く、場面転換や選択肢移動がストレスになる。
音割れや音質の悪さが雰囲気を損ねている。
物語とキャラクター
メインストーリーは切なく重いテーマが中心。
終盤がやや中途半端で、ハッピーエンドでもしこりが残る展開。
各キャラの背景や感情は丁寧に描かれる。
おすすめ攻略順
宋太→直→市丸→旭→日向→東雲。
キャラクター別感想
宋太:控えめで淡白な印象。ストーリーは地味。
直:家庭の葛藤が深く描かれるがやや学園もの寄り。
市丸:冷静で情に厚い。攻略ルートの出来が良い。
旭:健気で切ないキャラ。一番評価が高い。
日向:忠犬タイプ。瑞樹への一途な愛が際立つ。
東雲:真相メイン。神様との恋愛が独特だがロマンチック。
演出とビジュアル
雨のシーンが美しく描かれる。
スチルの質は高く、特にキャラが雨に濡れる描写が好評。
音楽と雰囲気
静かで雨の雰囲気を活かした音楽が統一感を生む。
主題歌や効果音も作品にマッチしている。
個別ルートの差
『妖狐奇譚』は市丸ルートが最も印象的。
『龍神奇譚』は旭や日向のルートが高評価。
おまけ要素
各キャラのショートストーリーが追加されている。
高耶や黒雨などサブキャラのエピソードが充実。
総評
雰囲気やキャラの魅力は高評価だが、システム面の問題やシナリオ終盤の詰めが甘い。
雨や田舎の閉鎖感をテーマにした独特の世界観が魅力。
推奨されるが万人向けではない。発売日 2019/8/29Matatabi -
オルフレール ~幸福の花束~「オルフレール〜幸福の花束〜」は18禁乙女ゲームのPS Vita移植版で、新規イベントやグラフィックが追加されている。
プレイ時間は短めで1周2時間程度、シナリオ展開が駆け足気味だがストレスフリーで読みやすい。
三角関係や急展開が多いが、重い描写を避け、癒しやコメディ要素が多い作風。
エロス描写を削られた代わりに、イチャイチャ要素や直接的な演出が強調されている。
キャラクターそれぞれのルートにユニークなエンディングが複数用意されており、真面目な展開からギャグ寄りの展開まで幅広い。
ルイス(長男):冷静で知的だが優しく、国の未来に関わる大団円的エンディングが魅力。
アデル(次男):包容力があり理想の騎士だが、内に闇を抱える一面も。激しい愛が特徴的。
ザック(三男):明るく無邪気な熱血タイプで、愛情表現が直球なエネルギッシュなキャラクター。
ノア(四男):繊細で博識ながら引きこもり気味。成長と家族との絆が描かれるルートが特徴的。
フィル(副団長):冷静な参謀役。忠義と愛の狭間に揺れる複雑なキャラクター。
カイン(幼馴染):主人公を長年想う一途な性格だが、リード兄弟に比べてシナリオは短め。
キャラクターの見た目や設定は乙女ゲームらしく、イケメンぞろいで各々にファンがつきそうな魅力がある。
主人公(クレア)は天涯孤独なメイド。ポジティブで明るい性格が物語を支えている。
ルートによっては深刻なエンディングもあるが、全体的にライトな読後感。
移植版ではカインルートが大幅に加筆され、内容の充実度が増している。
ゲームのシステムはプレイしやすく、既読スキップ機能や新規ボイス再生機能が実装されている。
キャラクター間の関係性が濃く描かれ、兄弟間の絆や対立もストーリーの見どころ。
「道化となる」など印象的なセリフが随所にあり、キャラクターごとのドラマが引き立つ。
PC版の成人向け要素を削ったことで全年齢向けとなり、エロスの暗示や音演出で楽しめる仕様に。
ルート選択による分岐が豊富で、全員が幸せになる大団円エンディングも存在。
貴族の身分差恋愛や主従関係をテーマにしつつ、ハッピーエンドが多めの構成。
キャラクター同士の掛け合いやギャグシーンが秀逸で、重くなりすぎないストーリー展開。
PC版と比べボリュームは抑えられているが、丁寧な作りで乙女ゲーファンにおすすめ。
ノアの成長やルイスのリーダーシップなど、各ルートで異なるテーマが楽しめる。
「幸福の花束」という副題が表すように、幸福感を追求したシナリオが魅力的。
既存キャラを掘り下げた新規イベントが好評で、体験版も配信されている。
ルートごとのストーリーの濃淡にばらつきがあり、個別の感想は好みが分かれる。
キャラクターのビジュアルや声優陣の演技が作品の魅力をさらに引き立てている。
全体的に癒しと萌えを求める乙女ゲーム好きにおすすめの作品。発売日 2017/1/26ヒューネックス -
ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった。作品概要: 日本一ソフトウェアが開発したPS3用恋愛アドベンチャーゲームで、タイトル通り前半はハーレムもの、後半はヤンデレを含むサイコサスペンスに展開する。
ストーリー前半: 主人公・如月優也が郷土歴史研究部で3人のヒロインと文化祭での売上1位を目指すほのぼのストーリー。
ストーリー後半: 中盤で殺人事件が発生し、物語がサスペンスと猟奇的な展開に転じる。
ヤンデレ要素: 後半のヒロインは愛情が狂気に変わり、主人公や他のキャラに暴力や監禁を加える展開が多い。
ヒロイン1(尊海 神無): 貧乳の部長で、ストーキングや盗聴を行うが直接的な殺人はしない。結末は引っ越しで物語が終了。
ヒロイン2(宮主 佐優理): お嬢様キャラで、顔芸や監禁プレイなど極端な豹変を見せる。刑務所出所エンドが注目される。
ヒロイン3(有末 陽佳): ボーイッシュな幼馴染で、暴力的な一面を持つ。ルートではトゥルーエンドとして物語の全貌が明かされる。
生徒会長(九条 静香): ヒロインではないが最も常識的なキャラ。各ルートで無惨に殺されることが多い。
グッドエンドの定義: 主人公が死なない展開が「グッドエンド」とされており、幸福感のある結末は少ない。
猟奇要素: ヒロインたちの行動はヤンデレというより猟奇殺人に近い展開が目立つ。
ホラー要素: 後半は「土地神」や「村の因習」など、クトゥルフ的なオカルトホラー要素が強い。
ゲームシステム: 基本はノベル形式。選択肢を間違えると即バッドエンドになるシンプルな分岐。
雰囲気の変化: 前半のハーレム展開と後半の血なまぐさいサスペンスのギャップが特徴。
主要テーマ: ハーレムという非現実的な状況を呪いや因習としてストーリーに組み込む構成がユニーク。
ビジュアル: 可愛らしいキャラデザインだが、後半は血まみれのシーンが多くギャップが大きい。
サウンド: フルボイスで病んだ時の声色が良い。BGMは控えめで耳に残りにくい。
ギャルゲー要素: 前半のハーレム展開は「オタクあるある」を詰め込んだ内容。
陽佳ルートの結末: 主人公の正体がヒロインたちの願いで蘇生された存在であることが明かされる。
キャラクター描写: 主人公は優柔不断で、ヒロインの狂気や事件を悪化させる原因になる。
ユーモア要素: 意図せず笑いを誘う展開やスチルがいくつか含まれている。
プレイターゲット: ヤンデレ好きというより、サイコホラーやオカルト好きな人向け。
不満点: ヤンデレ描写が薄く、展開に整合性が欠ける部分が多い。
トゥルーエンドの評価: 表向きのハッピーエンドに見えて実はバッドエンドという後味の悪さが強い。
批判点: ヤンデレとしての完成度が低く、製作者がジャンルの本質を理解していないように感じる。
実況向き: ツッコミどころが多いため実況プレイにも適している。
総評: ヤンデレゲームとしての完成度は低いが、B級ホラーやトンチキ展開を楽しむには十分価値がある。
おすすめ度: 中古やセール価格ならプレイする価値あり。ハードルを低めにして楽しむべき作品。発売日 2014/4/24日本一ソフトウェア -
悠久のティアブレイド -Fragments of Memory-作品概要: 「悠久のティアブレイド -Fragments of Memory-」は本編「悠久のティアブレイド」のファンディスク(FD)。
内容構成:
エクリプス: 本編トゥルーエンド後のエピソード。
フューチャー: 攻略キャラのハッピーエンド後日談。
ゲーム形式: 選択肢なしのノベルタイプ。年表形式でエピソードが解放される。
プレイ時間: エクリプス約7時間、フューチャー各キャラ40分前後。
グラフィック: 美麗なスチル多数。CGコメント付きで、視覚的満足度が高い。
キャラクター描写: 各キャラの物語に合わせて甘いシーンやシリアスな展開が描かれる。
糖度: FDながら糖度は低めで、甘さよりもストーリー補完が中心。
システム: 起動時のキャラセリフ演出、履歴確認、巻き戻し機能があり便利。
エクリプスの物語: 月の異変を調査するイヴ(姉)とロウの失踪事件が発端。
フューチャーの物語: キャラごとに異なる課題や日常が描かれる。
テーマ: SF要素が強調され、本編で省略された設定や背景が補完される。
ロウのエピソード: プロポーズシーンが印象的だが、犠牲を伴う展開にモヤモヤ感あり。
ヤジュルのエピソード: 主人公との兄妹のような関係性で、糖度は低い。
アタルヴァのエピソード: 主人公を助ける話だが、非力さが強調される展開。
シュドのエピソード: 試練が多く、辛い展開が中心。ほのぼの感は控えめ。
クレイドルのエピソード: 大人と子供の2バージョンあり、子供クレイドルが特に可愛い。
シナリオ補完: 本編で説明不足だった設定やキャラ背景が明らかになる。
新キャラ: 新キャラ2名は攻略対象ではない。
CGコメンタリー: スチルにキャラのコメントが付いており、感動を補強。
難解さ: 一部SF設定や用語が難解で、理解しづらい箇所もある。
ユーザーの評価: 本編を楽しんだ人には満足度が高いが、糖度を期待すると物足りない場合も。
プレイ順推奨: エクリプスを最後にプレイすると余韻が残りやすい。
不満点: 選択肢がないため、アドベンチャーゲームとしては物足りない面も。
演出評価: 年表形式や演出で物語の壮大さを感じられるが、人によっては冗長に感じる。
総評: ファンディスクとして設定補完や物語の広がりを楽しめるが、糖度やボリュームは控えめ。
推奨対象: 本編をプレイしてキャラクターや世界観を好きになった人に特におすすめ。発売日 2017/10/5アイディアファクトリー -
IS 〈インフィニット・ストラトス〉2 ラブ アンド パージタイトル: 「IS<インフィニット・ストラトス>2 ラブ アンド パージ」は恋愛アドベンチャーゲーム。
発売日: 2015年9月3日、PS3とPS Vitaで発売。
ジャンル: ライトノベル原作の恋愛AVG。
ストーリー: OVA「ワールドパージ編」の続編で、仮想空間に閉じ込められたヒロインたちを救うため主人公が奮闘。
舞台設定: ヒロインたちは童話のキャラクターとなり記憶を失った状態で登場。
目的: ヒロインたちの記憶を取り戻し現実世界に戻る。
選択肢とポイント: ブレイブハートポイントを80%以上にすることでトゥルーエンドに到達可能。
マッサージシステム: 各ヒロインとの親密度を高めるコミュニケーション要素。
キャラ紹介:
箒(竹取物語)
セシリア(ラプンツェル)
鈴(人魚姫)
シャル(不思議の国のアリス)
ラウラ(シンデレラ)
楯無(白雪姫)
簪(オズの魔法使い)
ウェディングドレス: 各キャラのトゥルーエンドでドレス姿が見られる。
ハーレムルート: 全キャラのトゥルーエンド後に解放、源氏物語風の展開。
ゲームシステム: シンプルな選択肢とパラメーター管理。
ヒロインルート: 各ヒロインの内面に焦点を当てた物語展開。
共通ルート: 訓練やヒロイン紹介がメイン。
プレイ時間: 攻略サイト使用で比較的短時間でクリア可能。
フルボイス: メインヒロインに加え、サブキャラもフルボイス。
特徴: アニメファン向けだが原作未読者も楽しめる構成。
童話の設定: ヒロインたちが普段見せない姿や性格が描かれる。
マッサージの効果: 成功でご褒美イベント、失敗でお仕置きイベント。
ビジュアル: アニメ風の演出とキャラデザイン。
プラチナトロフィー: 全トロフィー取得が容易。
システム評価: 安定したシステムでストレスなくプレイ可能。
シナリオ: 各ヒロインの背景や成長が描かれるが、お約束的展開が多い。
おすすめ層: アニメファン、軽い恋愛ゲームを楽しみたい人向け。
ハーレム展開: どのキャラもバランス良く登場する。
イベント構成: ご褒美イベントやトゥルーエンド後の特典が充実。
声優陣: 豪華キャストが揃い、演技の質が高い。
攻略の容易さ: 攻略サイトの利用で効率的に進行可能。
規制要素: 一部お色気シーンがあるが、全体的には控えめ。
総評: シンプルながらキャラクターの魅力と童話の舞台設定が新鮮で楽しめる恋愛ADV。発売日 2015/9/3MAGES.(5pb.) -
STORM LOVER 2nd Vタイトル: 「STORM LOVER 2nd V」は、学園を舞台にした恋愛シミュレーションゲーム。
ジャンル: 恋愛とコメディ要素を盛り込んだ乙女ゲーム。
キャラクター: 多彩な個性を持つキャラクターが登場し、守銭奴やポジティブキャラなどユニークな設定。
特徴: バカップルモードやラブバーストモードの会話で笑える展開が多い。
改善点: 前作からシステムが改善され、操作性やフラグ管理が向上。
日付システム: 「平日」「週末」に分割され、ゲーム進行がスムーズになった。
パラメーター表示: 勉強時にパラメーターを確認できるなど、利便性が向上。
サブキャラ攻略: メインキャラと別れずにサブキャラ攻略が可能になり、遊びやすくなった。
メール操作: ボタン操作が若干増えた点は不便との声あり。
ルート分岐: キャラごとのルートに個性があり、複数のエンディングが楽しめる。
一本松ヤマト: ポジティブな貧乏キャラで明るさが魅力。非現実的な終盤展開に賛否。
二宮真琴: 堅実な御曹司で、夢を追う姿が印象的なキャラ。終盤は星をテーマにした感動的展開。
朝参孝太郎: 見た目は喧嘩番長だが、内面は優しく男前な性格。剣道にまつわるエピソードが中心。
四谷陽斗: 外見が魅力的なモテキャラで、周囲を明るくする存在。
五十鈴一久: 最初は嫌な印象だが、進めると素直で可愛らしい一面が見られる。
陸・フェルナンド・ハビエル: 感情豊かで純粋な外国人キャラ。勘違いが多いが憎めない。
七尾椎名: 守銭奴キャラだが、デレる姿が魅力的。嘘をつく癖が最後に判明する。
八戸圭吾: 明るく良い子だが周囲からの扱いが悪く、不憫枠。水泳部員で寿司屋を継ぐ夢がある。
犬塚千尋: 保険医キャラで続投されたが、内容が薄め。
十文字麻季: 新米教師で、主人公卒業後に恋人になる真面目な展開が特徴。
シナリオ評価: 笑える要素が多く、テンポよく進行。非現実的な展開には賛否。
キャラクター間の関係: 修羅場や三角関係要素も含まれ、キャラ同士の掛け合いが魅力的。
システム全体: 便利になった一方、単調すぎる部分もあるとの指摘。
バカップルモード: コメディ重視で、独特な演出が笑いを誘う。
おすすめ層: 笑いたい人、気軽に恋愛シミュレーションを楽しみたい人向け。
推しキャラ: キャラごとに人気が分かれ、特に椎名や真琴が好評。
ボリューム感: ルート数が多い反面、同じ流れが続くことで疲れるとの意見も。
ギャグ要素: パワーダウンしているとの指摘もあるが、トータルで高評価。
トロコン難易度: 攻略には時間がかかるが、やり応えあり。
総評: 会話が楽しく、笑いが絶えない作品。プレイしやすいが、人によって好みが分かれる。発売日 2016/1/28ディースリー・パブリッシャー -
Cafe Cuillere ~カフェ キュイエール~タイトル: 「Cafe Cuillere ~カフェ キュイエール~」はアプリゲームからVitaに移植された乙女ゲーム。
ジャンル: カフェを舞台にした甘いラブロマンスがテーマ。
キャラクター: 攻略対象は8人で、既存6名+追加キャラ2名構成。
プレイ時間: 総プレイ時間は17~18時間、1人あたり約2時間。
ストーリー構成: 共通ルートが短く、個別ルートがメイン(全3章構成)。
エンディング: スイート、ハッピー、ノーマルの3種類あり、バッドエンドはなし。
Vita移植内容: 新キャラ、アフターストーリー、ハーレムルートが追加。
主人公の特徴: 頑張り屋で努力型のヒロインだが、転びやすい性格が気になるとの声も。
追加キャラの評価: 内容が短く物足りないと感じるプレイヤーが多い。
シナリオの短さ: 各キャラの背景や心理描写が浅く、展開が急。
ハーレムルート: 健全な三角関係が描かれる楽しい要素だが、追加キャラの未登場が不満点。
ゲームの難易度: 簡単でプレイしやすく、フルコンプも楽。
システム評価: クイックセーブ・ロードや履歴セーブが快適。
イラスト: 綺麗だが構図が単調で、キャラ単体スチルが多い点が惜しい。
声優の演技: 声優陣が好評で、キャラクターに魅力を与える要因。
ダミーヘッドマイク: 不要との意見があり、一部音声に違和感。
オマケ要素: シナリオやスチル、ボイス付きのおまけが充実しており好評。
好意的なキャラ描写: 初期から主人公に好意を持つキャラが多く、ハーレム感あり。
平和な展開: 事件や修羅場がなく、安心して楽しめる内容。
糖度のバランス: プラトニックな進行から甘い展開への変化が楽しめる。
スイーツ描写の欠如: カフェを舞台にしながらスイーツの絵がないのが残念との声。
親しみやすい世界観: 中高生向けの初々しく可愛らしい雰囲気。
残念な点: ストーリーやキャラの心理描写が浅い、急なエンディングに驚き。
萌え要素: 短いシナリオながら、恋愛要素は十分で癒される作品。
総評: 軽く楽しめる良作だが、深みや物語の密度を求める人には物足りない可能性あり。
推奨層: 短時間で癒されたい人、初心者や若いプレイヤーにおすすめ。
声優人気: 特定キャラを目当てにプレイする人も多く、声優の影響大。
アプリ感の残存: アプリ移植のため、コンシューマーゲームとしては物足りない部分がある。
評価: 手軽さと優しい世界観が魅力的だが、追加キャラや心理描写の不足が課題。
おすすめ度: キャラクター重視のプレイヤーには満足度が高いが、シナリオの深さを重視する人にはやや不向き。発売日 2018/5/31TAKUYO