セガサターン

ウィザードリィネメシス

更新日 2024/11/27
ウィザードリィネメシス
発売情報
1998年1月22日発売のセガサターン用ゲーム。価格は6,800円。
開発背景
米Sir-Tech社が開発、ショウエイシステムから販売された作品で、従来のウィザードリィとはシステムや設定が異なる。
ジャンルと特徴
一人称視点のアクションRPGで、アドベンチャー要素が強い異色作。
従来との差異
ウィザードリィの特徴だった6人パーティ制はなく、常に1人で冒険を進める。
戦闘システム
コマンド選択式ではなく、一人称視点のリアルタイムアクション。タイミングが求められる殴り合い。
探索要素
ダンジョンはプリレンダCGで表現され、3D視点で一歩ずつ進む形式。
謎解き
謎解きが豊富で、仕掛けやパズルを解きながら進む。
難易度の高さ
ヒントが少なく、試行錯誤が必要。クリックポイントを調べ尽くす根気が求められる。
ストーリー
主人公は運命に翻弄されながら冒険するが、説明不足でわかりにくい展開が多い。
装備システム
装備アイテムは多いが、手に入るタイミングが適当で使いどころに困る。
ゲームオーバー演出
独特の演出で、羽の生えた悪魔が主人公の遺体を運ぶ。
魔法システム
魔法は巻物として扱われ、謎解きや戦闘に利用。
不満点
ストーリーの曖昧さ、翻訳の粗さ、ムービーのカクカク感が挙げられる。
エンカウント率
敵との遭遇頻度が高く、戦闘の多さがストレスに。
操作性
戦闘中の方向転換が必須だが説明不足でわかりにくい。
グラフィックと音楽
美しいプリレンダCGと雰囲気のある音楽が魅力。
主人公の性格
無関心で皮肉屋の性格が目立ち、プレイヤーをイラつかせる場面も。
ストーリーの不整合
フラグ管理の不備や情報不足で混乱を招く展開が多い。
アクション性
戦闘は単調だが、タイミングや操作スキルが求められる。
ファンの評価
従来のウィザードリィファンからは賛否両論。アクションや謎解き重視の作風が好みを分ける。
ツッコミどころ
世界観や設定に矛盾が多く、ストーリー展開に不自然な点が目立つ。
難点
マップの暗さや説明不足がプレイの快適さを損なう。
パソコン版との違い
サターン版はムービー品質が劣るが、内容はほぼ同じ。
初心者向けでない
ウィザードリィ初心者には厳しいが、フリークには一部受け入れられる。
一見の価値
ゲームオーバー演出や独特の雰囲気に注目。
ストレス要素
もっさりした挙動やスキップ不可のムービーがストレスに。
推奨対象
アクションや謎解きが好きなプレイヤー向け。
総評
独自の魅力があるが、不満点も多く、ウィザードリィの名前を冠した異端作。
おすすめの心構え
従来作を期待してプレイすると肩透かしを食らうため、事前の覚悟が必要。
全体評価
美しいグラフィックや謎解きの面白さはあるが、完成度や快適性に課題あり。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
2,820
国内売上数
0
世界売上数
0