セガサターン

プライマルレイジ

更新日 2024/11/10
プライマルレイジ
『プライマルレイジ』は1994年にアタリゲームズが開発したアーケード向けの2D対戦格闘ゲーム。
日本では1998年にセガサターン版がゲームバンクから発売された。
格闘ゲームのキャラクターは恐竜や巨大ゴリラなどの神々で、人間は登場しない。
クレイメーション調のグラフィックで、滑らかな動きと独特の演出が特徴。
海外では『モータルコンバット』の影響を受けた残虐表現が好評を博した。
ゲーム内で「捕食」システムがあり、プレイヤーは原始人を食べて体力を回復できる。
必殺技は「ボタンを押したままキーを入力して発動」といった独自のコマンド方式を採用。
コマンド入力は複雑で、日本の『ストII』シリーズに慣れたプレイヤーには難しい。
各キャラクターには複数のフェイタルKO(「天罰」)があり、残虐フィニッシュムーブが可能。
キャラクターは個性的で、名前にはアーマゲドン、カオス、ディアブロ、サウロンなどがある。
背景には美しいグラフィックが施され、ゲーム世界の雰囲気を高めている。
操作性は悪くないが、システムに慣れるまで時間がかかる。
特定の行動をすると「チーズ」という警告が表示され、ゲームが止まる仕様がある。
タイム切れ時にはサドンデスモードが発動し、火山弾などが降ってきて体力が自動減少する。
ラスボスは存在せず、全キャラクターとの連戦が最終ステージとなる。
ゲームのバランスは比較的取れており、遊べる内容となっている。
日本では十分なローカライズがなされなかったため、知名度が低い。
多くのハードに移植されており、海外ではPS、SNES、GENESIS、PCなどでプレイ可能。
プレイステーション版やセガサターン版など、日本版も存在するが評価は低め。
独自のグロテスクな演出で、心臓と脳が体力・スタンゲージとして表示される。
体力がゼロになると心臓が爆発し、脳が燃え尽きる演出がある。
開発は『ピットファイター』のスタッフが担当。
キャラクターが空中でダウンし、起き上がる謎のバグが見られる。
コンボ主体のゲーム性で、慣れたプレイヤー同士だと短時間で試合が決着する。
残虐な演出や捕食要素は、他の格闘ゲームには見られないユニークな点。
次回作の開発は計画されたが、アタリゲームズの経営不振により中止された。
日本国内での評価は低く、海外では一部ファンに受け入れられた。
ゲームのコマンドは難しく、初見では技を出すのが困難。
アメリカでは一定の人気を得たが、日本市場では商業的成功を収められなかった。
プレミアム価格がついているが、それに見合う価値はないと評価されることがある。
発売日
北米1996/6/14
欧州1996/8/1
ブラジル未発売
販売価格
5,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
16,158
ハード
セガサターン
ジャンル
格闘ゲーム
シリーズ
開発元
アタリ
発売元
ゲームバンク
国内売上数
0
世界売上数
0