セガサターン

スリー・ダーティ・ドワーブズ

更新日 2024/11/08
スリー・ダーティ・ドワーブズ
『スリーダーティードワーブズ』は1997年にセガサターンで発売されたベルトスクロール型アクションゲーム。
開発はハンガリーのアパルーサインタラクティブ、セガによって日本でリリース。
物語は天才少年少女がドワーフを現実世界に召喚し、軍から脱出を試みる設定。
主人公は3人のドワーフ、グレッグ、タコニック、コルソグで、それぞれ異なる武器と特性を持つ。
ゲームは15面構成で、多彩なステージとユニークなボス戦が特徴。
ゲームの操作は攻撃、ジャンプ、キャラチェンジ、必殺技が基本。
ライフの概念はなく、ダウンしたキャラを仲間が殴って復活させる斬新なシステム。
最大3人までの同時プレイが可能で、「マルチターミナル6」を使用してプレイ可能。
登場キャラクターは風変わりで、全裸の忍者やテープで巻かれたオババなどが登場。
ステージはベルトアクション型だけでなく、野球や鉄球を使ったボス戦などバラエティに富む。
シリアスさのない、ユーモラスで独特な雰囲気の作品。
音楽は『エコー・ザ・ドルフィン』などを手がけたアンディ・アーマーが担当。
音楽は評価が高く、ゲームのノリやテンポを支える重要な要素。
洋ゲーらしいカオスな世界観で、当時の日本市場では異色のタイトル。
洋ゲーが珍しかった時代に登場し、強烈なキャラクターとステージ構成で注目を集めた。
グレッグはバランス型で、ボールを打ち返す戦法が特徴。
タコニックは素早い近接攻撃とボウリング玉の多段ヒットが武器。
コルソグはショットガンを使用し、もっとも攻撃的なキャラ。
敵キャラには一風変わったデザインが多く、攻撃方法もユニーク。
Windows 95版が存在するが、基本的にセガサターン版のみで遊べる作品。
最終ボスは装甲が剥がれていく形で複数形態を持つ。
エンディングではアニメーションが流れ、アメリカンな演出で締めくくられる。
ライフ制の代わりに仲間の復活システムを導入し、独自のゲームプレイを提供。
ゲーム全体に脈絡のないユーモアがあり、ステージごとの展開が予測不能。
高い完成度を誇るアクションゲームで、評価は良好だが知名度は低い。
一般のベルトスクロールアクションと異なり、多様なクリア条件やミニゲームが盛り込まれている。
発売後は価格が上昇し、現在はレアソフトとして高値で取引されている。
『スリーダーティードワーブズ』は、洋ゲーが「ジャンル」として扱われていた時代の象徴的作品。
サウンドトラックの一部は後に評価され、同様の作品でも使用されることがある。
ゲームの奇抜な要素は多くのプレイヤーに強い印象を残し、根強いファンを持つ。
発売日
北米1996/9/27
欧州1997/4/3
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
27,980
ハード
セガサターン
ジャンル
アクション
シリーズ
開発元
セガ
発売元
セガ
国内売上数
0
世界売上数
0