PlayStation 2

BLOOD+ One Night Kiss

更新日 2024/12/06
BLOOD+ One Night Kiss
基本情報
発売日: 2006年8月31日
開発: グラスホッパー・マニファクチュア(GHM)
発売元: バンダイナムコゲームス
ジャンル: アクションアドベンチャー
アニメ『BLOOD+』のメディアミックス作品。
ストーリー
アニメでは描かれなかった「空白の一日」を題材にした外伝。
剣術を使う「小夜」と銃を使う「青山」の視点で進行。
ゲームの特徴
「ムーンライトシンドローム」の精神的続編としての要素を持つ。
須田剛一らしい独特のダークな世界観とキャラクター設定。
評価点
須田剛一作品特有のダークでユニークな演出が健在。
サブキャラや背景に狂気的な魅力を持たせている。
音楽やグラフィックは評価される部分も。
悪い点
ロード時間の長さ: 頻繁に発生しテンポを大きく損なう。
操作性の悪さ: 視点変更や動きの制約がストレス。
平坦な戦闘: ボス戦以外の雑魚戦が単調でルーチン化。
原作ファンへの配慮不足: 『BLOOD+』の雰囲気や設定が軽視され、キャラゲーとしては不評。
ストーリーの中途半端さ: 脚本が散漫でキャラクターの動機や背景が不明瞭。
キャラクター
青山轟: GHMオリジナルキャラでリーゼントとショットガンが特徴。
小夜: アニメ原作キャラだが設定や描写が原作と乖離。
多くのキャラが魅力不足と指摘される。
戦闘システム
ボス戦にはミニゲーム要素があるが、雑魚戦が単調。
戦闘のテンポが悪く、爽快感に欠ける。
視覚と演出
団地や夕暮れの校舎など、日本の郊外を舞台に独特な雰囲気を演出。
フル3Dの背景は一定の評価を受ける。
音楽
高田雅史のピアノ曲がシーンを彩るが、全体的な印象は薄い。
メカニクスの問題
GHM作品の過渡期に制作され、完成度が低い。
『ノーモアヒーローズ』以降の作品に比べてゲームデザインが稚拙。
ファンへの影響
原作ファンからは失望の声が多い。
須田ワールドを好むプレイヤーには一定の支持あり。
セリフや演技
声優の演技が棒読みと評される。
不自然なセリフが多く、没入感を妨げる。
アイテムや探索
無意味なアイテム集めが多く、探索が作業的。
総合評価
須田作品としては中途半端。
キャラゲーとしても期待外れ。
原作を無視した独自路線が賛否を分ける結果に。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,480
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,280
国内売上数
0
世界売上数
0