セガ・マークIII

赤い光弾ジリオン

更新日 2024/11/16
赤い光弾ジリオン
『赤い光弾ジリオン』は1987年にセガ・マークIIIで発売されたアクションゲーム。
同名アニメを題材にしており、玩具「光線銃ジリオン」の販促も兼ねている。
プレイヤーは主人公「JJ」として、敵のノーザ軍の基地に潜入。
任務は、5枚のフロッピーディスクを集め、メインコンピュータで基地を爆破して脱出すること。
主人公以外に仲間の「アップル」と「チャンプ」が登場し、救出するとキャラチェンジが可能。
ゲームは100以上のフロアで構成され、広大なマップを探索する。
シークレットボックスを破壊し、アイテムやコマンドを入手しながら進行。
コマンドは各フロアのコンピュータに入力し、ドア開放やエレベーター起動などの操作を行う。
10種類の共通コマンドがあり、バリア解除やマップ表示などの効果がある。
ゲームオーバーの回避や罠回避に役立つIDカードもアイテムとして存在。
アイテムには体力回復の「パン」、ジャンプ力を上げる「オパオパ」などがある。
ジリオンの銃は「ジリオニウム」を使うことでパワーアップ可能。
基地内にはトラップが多数あり、赤外線センサーに触れると敵が出現する。
各キャラクターには初期ステータスが異なり、適切に使い分けることが攻略の鍵。
最後にメインコンピュータで爆破コマンドを入力し、300秒以内に脱出すればクリア。
脱出途中でラスボスが出現し、時間内での決着が求められる。
無事に脱出するとエンディングが流れる。
裏技で無敵やIDカードの追加などが可能。
地下の隠し部屋があり、ショットで壁を壊すと入れる。
ジリオンは海外でも「Zillion」として発売され、好評を博した。
高難易度のゲームで、コンティニューは1回のみ。
地上に戻るとキャラの体力が全回復するが、再び地下を探索する必要がある。
似た部屋が多く、マップの複雑さが難易度を上げている。
方眼紙でのマッピングが推奨される迷宮探索型アクションゲーム。
メディアミックスの成功例で、アニメと玩具も人気となった。
ラスボス戦のBGMがテレビCMで使われており、視聴者に驚かれた。
ゲームの全体のマップやアイテム配置も緻密に設計されている。
主人公たちホワイトナッツと敵の指揮官バロン・リックスのキャラクターも好評。
アニメとのタイアップによりゲームは日本だけでなく、海外でも話題となった。
本作の成功により、続編『トライフォーメーション』もリリースされている。
発売日
北米1987/11/1
欧州1987/10/1
ブラジル1924/5/1
販売価格
5,500
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
7,800
ハード
セガ・マークIII
ジャンル
アクション
シリーズ
赤い光弾ジリオンシリーズ
開発元
セガ
発売元
セガ
国内売上数
0
世界売上数
0