コンシューマーゲーム大辞典

『黄金の太陽』は、2001年にキャメロットが開発し、任天堂が発売したRPGシリーズ。
初作『黄金の太陽 開かれし封印』は2001年8月に、続編『失われし時代』は2002年6月に発売。
DS用ソフト『黄金の太陽 漆黒なる夜明け』は2010年10月に発売された。
ゲームはGBAのポテンシャルを最大限に引き出すことを目指して制作された。
世界観は、エレメンタル（地・水・火・風）が存在するファンタジーの設定。
物語は『開かれし封印』と『失われし時代』で連続したストーリーになっている。
音楽は桜庭統が担当し、特に評価された。
プレイヤーはエナジストとしてエナジーを操り、謎解きや戦闘を行う。
ジンという精霊を捕まえて装備し、キャラクターの能力を強化する要素がある。
クラスチェンジシステムにより、ジンの種類や数でキャラクターのクラスを変更できる。
召喚獣を使った戦闘システムが存在し、ジンを消費して強力な攻撃を行う。
データの引き継ぎが可能で、前作の要素を新作に持ち込める。
2024年1月17日から、Nintendo Switch Onlineで初作と続編が配信開始される。
主要キャラクターにはロビン、ジェラルド、ガルシアなどがいる。
敵対者にはサテュロスやカーストが登場し、物語を進める上で重要な役割を果たす。
本作は魔法と異なりエナジーをフィールド上で使うことができ、謎解き要素が強い。
設定やキャラクターの関係が細かく練られており、ストーリーの深みを増している。
後の作品に登場するキャラクターが先代の物語に繋がっていく構成になっている。