コンシューマーゲーム大辞典

『アランドラ』は1997年にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたプレイステーション用アクションRPG。
主人公は夢に導かれた少年アランドラで、プレイヤーは彼を操作する。
ストーリーはダーク・ファンタジーで、物語中には多くの死者が登場する。
アランドラは「エルナ」と呼ばれる能力を持ち、他者の夢に出入りできる。
物語の舞台は、偶像崇拝が禁じられた幻想的な世界。
悪夢や夢魔に苦しむ人々を救うことがアランドラの使命。
主要なキャラクターには、アランドラの師匠セクタスや、対照的な考えを持つメディアムが存在する。
物語の中で、アランドラは神ロエインと悪魔メルザスの関係を発見する。
様々なトラップが仕掛けられたダンジョンでアクションや謎解きを行うシステムが特徴。
数多くのアイテムや武器、魔法が存在し、成長要素がある。
天才作曲家・田中公平が音楽を担当し、独特なBGMも評価されている。
アランドラの旅は、村の人々や仲間たちの運命に大きく影響を与える。
エンディングではアランドラが村に帰り、仲間のメディアムと別れを告げる。
物語は強い感情移入を促す構成になっている。
本作の続編『アランドラ2』は、ストーリー上の直接の関連はない。
敵との戦いにおいては、戦略が重要な要素となる。
プレイヤーはユニークなアクションの組み合わせで冒険を進める。
キャラクターデザインは玉木美孝が手掛けている。
エンディングテーマは「Tears」で、ヤマダアヤが歌っている。
ゲーム中には、夢に潜り混むことができる独自のシステムがある。
感情に訴える深いストーリーが、多くのファンに支持されている。