コンシューマーゲーム大辞典

『オーディンスフィア』は2007年にPlayStation 2用として発売されたRPGで、後にリメイク版『オーディンスフィア レイヴスラシル』が2016年にPS4/PS3/Vita用に登場。
開発はヴァニラウェアが手掛け、作曲は崎元仁などが担当。
ワーグナーの楽劇を基に、戦争と終焉を描いた叙事詩。
絵本のような手描きの幻想的なグラフィックが特徴。
5人の異なる主人公の物語があり、各物語は終末の予言を解き明かす過程を描く。
ゲームシステムはアクションRPGであり、横スクロールバトルが中心。
PS2版は全世界で50万本以上の売り上げを記録し、代表作とされる。
PS2版からリメイクされた『レイヴスラシル』ではグラフィックのHD化やゲームシステムの改善が行われた。
主な追加要素として新たな中ボス、新マップ、新アクション、新BGMがある。
プレイヤーは物語進行に沿って異なる能力を持つキャラクターを操作。
6つの物語を順次クリアすることで全体のストーリーが明らかになる。
体験版が2016年1月8日から配信され、5人のキャラクターから1人を選択してプレイ可能。
物語はエリオン大陸を舞台に、魔法大国バレンタインの滅亡を中心に展開。
各キャラクターは異なる背景や運命を抱え、物語を通じて成長する。
終焉の予言が物語全体にテーマとして存在。
各キャラクターや設定は北欧神話や指輪物語に影響を受けている。
ゲームは豊富なアイテムとアクション要素を組み合わせ、独自の成長システムを持つ。
各主人公にはそれぞれの武器サイファーがあり、成長することで強力な魔法を使用可能。
物語はアリスという少女が本を読む形式で進行する。
豊富なキャラクター設定と複雑な人間関係が描かれている。