コンシューマーゲーム大辞典

『ダークシード』は1992年にCyberdreamsから発売されたポイント・アンド・クリックアドベンチャーゲーム。
主人公マイク・ドーソンがダークワールドの「古き神々」の侵略を阻止し、地球を救う目的。
高解像度のグラフィックが特徴で、H・R・ギーガーがアートワークを担当。
主な舞台はカリフォルニア州ロサンゼルスの洋館で、ノーマルワールドとダークワールドの二つの世界を行き来する。
ゲームシステムはルーカスフィルムの『マニアックマンション』に似ている。
ダークワールドは善と悪を持つ独特の世界設定。
難易度が非常に高く、セガサターン版とPlayStation版には攻略手順が説明書に掲載された。
日本ではWindows 3.x、セガサターン、PlayStationに移植され、ギャガ・コミュニケーションズから発売。
欧米ではMacintoshやAmiga CD32に移植され、後続作品『ダークシードII』も制作された。
発売中止となったメガCD版やライセンスのない中国のNES版も存在する。
ゲームの評価は特に日本で分かれており、PlayStation版は比較的高い評価を受けた。
セガサターン版はファミ通で標準的な評価を受けたが、読者投票では低評価だった。
本作のゲーム性に関する公開は続編にも引き継がれた。
ゲーム音楽にはグレゴリー・アルパーらが関与。
開発には多くのスタッフが参加している。
H・R・ギーガーのアートスタイルが全体を通じて一貫している。
The Dreamers Guildの音楽も取り入れられている。
プレイヤーは主に探索と選択を通じて進行する。
ゲーム内には協力するキャラクターも存在。