コンシューマーゲーム大辞典

『ヒロイン・ドリーム』は1996年10月10日に発売されたプレイステーション専用のヒロイン育成SLG。
続編『ヒロインドリーム2』は1998年6月25日に発売された。
第1作の廉価版は1999年9月9日に、第2作の廉価版は2000年9月14日に発売。
いずれの作品も2013年にゲームアーカイブス版が配信された。
第1作のキャッチコピーは「静の夢、かなえて欲しい ー女の娘はいつだってヒロインに憧れているー」。
第2作のキャッチコピーは「夢にむかってはばたくために、とうぞ翼を下さい……」。
キャラクターデザインは宮内友子が担当。
プレイヤーは舞木静のディレクターとなり、彼女をヒロインに育成する。
プレイヤーは正体を隠しつつ、ヒロイン候補生たちと関わる必要がある。
最後にヒロインに選ばれるのは5人の候補生のうち1人だけ。
舞木静はスーパーヒロインになれる才能を持つ少女で、性格は多感な気分屋。
他のライバルキャラクターには、大羽音夢、見和麗、神楽姫子、源舞由紀などがいる。
プレイヤーは独自の講師たちを舞木静へ派遣し、芸能スキルを育成する。
ディレクターたちもそれぞれに個性がある。
音楽やアートにおいても高い評価を得ている。
攻略本や設定資料集も複数出版されている。
ゲームには主題歌や挿入歌があり、音楽面も充実している。
ストーリーはプレイヤーの選択によって展開が異なる。
ゲームのロゴ表記には変遷がある（「ヒロイン・ドリーム」と「ヒロインドリーム」）。
それぞれのキャラクターは詳細な設定があり、多様なバックグラウンドを持つ。
神依雛、社流音、美宗舞なども主要キャラクター。