コンシューマーゲーム大辞典

『機動戦艦ナデシコ』は1996年から1997年にかけて放送されたSF・ラブコメロボットアニメ。
略称は「ナデシコ」、全26話がテレビ東京系で放送された。
1998年に続編として劇場用アニメ『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』が公開。
2006年にはHDリマスターDVD-BOX、2010年にはブルーレイBOXが発売された。
主要な舞台は宇宙で、リアルロボットが活躍する一方、ラブコメディー要素も含まれている。
SF要素には重厚な設定があり、伏線が多い。
物語は古代火星文明の謎や戦争の結末を描かないまま終了。
監督は佐藤竜雄、プロデューサーは大月俊倫。
クルーには個性的なキャラクターが揃い、テンカワ・アキトが主人公。
アニメ版の漫画版タイトルは『遊撃宇宙戦艦ナデシコ』。
細部へのこだわりが強く、劇中劇『ゲキ・ガンガー3』が登場。
22世紀末の木星蜥蜴による支配が物語の背景。
主要キャストには上田祐司や桑島法子などが含まれる。
和風テイストが強い作品で、固有名詞に日本神話からの引用が多い。
宇宙戦艦ヤマトや機動戦士ガンダムを意識したタイトル。
2005年には続編制作中止が発表されたが、翌日取り消された。
アニメは新世紀エヴァンゲリオンと比較されることが多かった。
各種メディア展開として、ゲームやCDもリリースされた。
アニメ部門で文化庁メディア芸術祭の100選に選ばれた。
スーパーロボット大戦シリーズなどにクロスオーバー作品も登場。