コンシューマーゲーム大辞典

『トップマネジメント』は1984年に日本の光栄から発売された経営シミュレーションゲーム。
プレイヤーは5社の中から1社を選び、業績成績トップを目指す。
目的はスパコン、デスクトップ、ノートパソコンの市場シェアを50%以上取得すること。
独占するとゲームクリア、2回倒産するとゲームオーバー。
開発は光栄により、プロデューサーはシブサワ・コウ（襟川陽一）。
1990年にファミコン版、1994年には続編『トップマネジメントII』が発売。
航空会社経営の派生シリーズ『エアーマネジメントシリーズ』も存在。
毎年4月に年初ターンがあり、月初と月末に商戦が行われる。
プレイヤーは総務、開発、製造、営業での指示と資源管理を行う。
給与やボーナスで社員のモラルが影響を受ける。
開発は新製品の投入や性能改善を含み、資金を投入して行う。
商戦では販売ノルマや接待で顧客を拡大する。
イベントによって市場変動や契約締結のチャンスがある。
論争や悪評、買収、交渉などで競合と対戦する。
各社には特性があり、戦略によりブランド力とシェアが変動する。
ゲームは日本IBMやNECなどの架空企業を基にしている。
認識された著名人（政治家世耕弘成）が本作を愛好していた。
ファミコン版では、ゲーム誌で高評価を得た。