コンシューマーゲーム大辞典

『デビルマン』は1972-73年に製作された永井豪原作のメディアミックス作品。
漫画とテレビアニメが同時期に連載・放送された。
基本設定は『魔王ダンテ』をベースに悪魔をヒーロー化。
漫画版は1972年から1973年に『週刊少年マガジン』に全53話連載。
テレビアニメ版はNETテレビで脚本担当の辻真先がオリジナルストーリーを構成。
漫画版のテーマは「ホラー」で、さまざまな要素が見られる。
連載中にテーマが黙示録的な要素を含むように変化。
アニメ版は子供向けで、原則として一話完結のヒーローもの。
デビルマンは不動明がデーモンと合体して生まれた存在。
明はデーモンから与えられた超能力を使い、デーモンと戦う。
デーモンによる人類に対する総攻撃が展開。
明はデビルマン軍団を結成し、人類を守る戦いに挑む。
漫画版とアニメ版で設定やストーリーに違いがある。
物語の終盤には人類とデーモンの最終決戦が描かれる。
明とサタンとの関係が物語の核心に関わる。
197X年の設定背景と地球の歴史が絡むストーリー。
作品は後の多くの作家に影響を与える。
発行部数は全世界で5000万部を突破している。
漫画はさまざまな版が存在し、加筆が繰り返された。
他のメディア展開（OVA、映画、舞台など）が行われた。
永井自身が『デビルマン』の影響を受けたと語っている。