コンシューマーゲーム大辞典

『銀河英雄伝説』は田中芳樹の小説を原作とするゲームシリーズ。
ボーステックがウォー・シミュレーションゲームを多数製作し、PC版が中心。
銀河英雄伝説 VIIの発売に伴い、版権トラブルが発生。ボーステックとの契約が解除され、シリーズ販売が不能に。
多くのゲームが1989年から2000年代にかけてリリースされた。
最初の作品は1989年にPC9801向けにリリースされた。
プレイヤーはラインハルトとなり、艦隊を指揮するシミュレーション形式。
銀河英雄伝説 IIでは複数のシナリオとキャンペーンモードが追加された。
銀河英雄伝説 III以降は陣取り型にシステムが変更され、経済的要素が追加される。
IVでは任意の提督を選んでプレイ可能となり、人間関係の要素も盛り込まれた。
銀河英雄伝説 VからはWindows専用となり、戦術モードに特化された。
銀河英雄伝説 VIはネット対戦機能を提供し、3D戦闘が導入された。
最後のPCゲームシリーズは2004年にリリースされたが、サービスは早期に終了。
ボードゲームやカードゲームも発売され、様々なプレイスタイルが提供されている。
スマートフォン向けの新しいゲームが2024年内にリリース予定。
旧作の内容を踏襲したゲームが多数制作されている。
プレイヤーは銀河帝国か自由惑星同盟の側を選択。
物語の大筋は原作に基づいており、特定の選択によって展開が変わることもある。
銀河英雄伝説シリーズは各種メディア展開があり、アニメ、カードゲーム、オンラインゲームなど多岐にわたる。
一部の作品は声優陣がアニメ版の声を担当し、音声が内蔵されている。
ゲームはシナリオに忠実だが、プレイヤーの選択によって結果が異なることも。