コンシューマーゲーム大辞典

『サイレントメビウス』は1988年から麻宮騎亜によって連載されたサイバーパンク漫画。
本編は全12巻で、サイドストーリーを収録した『サイレントメビウス テイルズ』は全2巻。
スピンオフ作品『メビウスクライン』では「第一次妖魔大戦」を描いている。
1991年と1992年に劇場版アニメが公開され、1998年にはテレビアニメも放送。
2006年にシリーズ全話を収録した『サイレントメビウス 完全版』が刊行された。
2010年にはメインキャラクター・彩弧由貴の誕生日を記念するWebラジオが配信された。
続編『サイレントメビウスQD』が2013年から2018年まで連載された。
環境破壊の進行と酸性雨が降りしきる未来のTOKYOを舞台にしている。
妖魔は異世界「邪界（ネメシス）」から来ており、魔法を使える存在。
特殊警察「AMP」は女性だけで構成され、妖魔に対抗する。
主人公・香津美・リキュールは異世界との「鍵」とされる役割を持つ。
その他の主要キャラクターにキディ・フェニル、レビア・マーベリック、闇雲那魅などがいる。
作品は1982年の映画『ブレードランナー』の設定を踏襲している。
物語の競争相手にはガノッサ・マクシミリアンがいる。
各キャラクターには複雑なバックストーリーや能力が設定されている。
作品は漫画やアニメだけでなく、舞台、ゲーム、音楽CDなどさまざまなメディア展開が行われている。
アニメのオープニングテーマは「禁断のパンセ」で、エンディングは複数パターンがある。
サイレントメビウスに関するさまざまなグッズや関連メディアも存在する。