コンシューマーゲーム大辞典

『Who Wants to Be a Millionaire?』はイギリス発祥のクイズ番組で、世界中で放送されている。
日本では『クイズ$ミリオネア』として放映されていた。
番組は難易度が増す四択クイズで、最大賞金はイギリス版で100万ポンド。
キャピタルFMのクリス・タラント司会により1998年に放送開始。
番組はサスペンス重視の一人解答者形式。
問題には制限時間がないが、解答を選ぶことができる。
世界119ヶ国でフォーマットが販売され、スタジオセットや音楽も共通。
番組権は2006年にオランダのツーウェイ・トラフィック社に売却され、2011年にはソニー・ピクチャーズに移行した。
番組はクイズ開始時に解答者の氏名と出身地を紹介。
予選「Fastest Finger First」で選ばれた解答者がセンターシートに座る。
解答者は質問に答え、正解すると賞金が増えていくが、誤答があると賞金を失う。
自信がない場合はライフラインを使用できる。
典型的なライフラインには「50:50」「オーディエンス」「テレフォン」などが存在。
日本版のルールにはいくつか独自の変更があった。
番組のフォーマットは年月を経てリニューアルされ続けている。
イギリス版では2007年からフォーマット変更が行われ、問題数が減少。
2018年に新たな司会者で放送が再開され、一部ルールが改定された。
番組の音楽は独自に制作され、緊張感を演出している。
アメリカ版は2001年に開始され、大ヒットしたが、人気は後に低下。
番組は多くの国のバージョンが存在し、文化的な象徴にもなっている。
映画『スラムドッグ$ミリオネア』はインド版を題材にしている。