コンシューマーゲーム大辞典

ディール・オア・ノー・ディールは、世界各国で放送されるゲーム番組。
オリジナル版はオランダの「Miljoenenjacht」。
国によってルールや舞台セットが異なるが、アメリカ版を基にする国が多い。
出場者は26個のジュラルミンケースから1つを選び、順に未選択ケースを開けていく。
開けたケースの賞金は公開され、得られなくなる。
バンカーと呼ばれる制作者側が出場者に賞金を提示する。
出場者は「ディール」（取引）か「ノー・ディール」（取引しない）を選択。
最後までノー・ディールした場合、最初に選んだケースが賞金となる。
出場者は応援席の人と相談可能。
駆け引きが番組の最大の見所であり、タイミングが重要。
最高賞金を目指すためには運も大きく影響する。
参加者はプレッシャーに打ち勝つ精神力が求められる。
番組には26人の女性モデルが出演。
アメリカ版は2005年に初回放送、ホーウィー・マンデルが司会。
スペシャル版では最高賞金が200万 - 500万ドルに上がることがある。
イギリス版やオーストラリア版には独自のルールや舞台設定がある。
日本版は2006年に放送され、島田紳助が司会。
台湾版の放送には著作権問題があった。
イタリア版は家族向けでファミリー構成が特色。
最高賞金は50万ユーロで、特別な箱も用意されている。