コンシューマーゲーム大辞典

『マッハGoGoGo』は1967年にタツノコプロが制作したテレビアニメ。
原作は吉田竜夫の漫画『パイロットA』で、自動車レースがテーマ。
日本では1967年から1968年までフジテレビで放送。
アメリカでは『Speed Racer』のタイトルで放送され、人気を博した。
主人公は三船剛、家族や仲間とのストーリーが展開。
マッハ号は特殊機能を有するレーシングカーで、様々なボタン操作が可能。
第1作は海外輸出を考慮して制作された。
1997年に日本でリメイク版が制作され、全52話の予定が34話で打ち切り。
アメリカでも94年と08年にリメイクされたが、評価は振るわなかった。
コンピュータゲームや映画『スピード・レーサー』としての翻案も行われた。
主題歌は日本版とアメリカ版で異なるが、メロディは同じ。
マッハ号には多くの特殊機能があり、物語中で活用される。
制作はタツノコプロ、演出は複数のスタッフが担当。
日本国外への輸出が念頭に置かれた作品であった。
平均視聴率は13.9%で、視聴率は初回6.6%から改善された。
オリジナル版は子供向けだが、暴力的な描写を避けた。
キャラクターは家族愛や友情をテーマにしたエピソードが多い。
マッハ号のデザインはレースカーの実物を参考にして作成された。
2008年には実写映画化がされ、ウォシャウスキー姉妹が監督を務めた。
現在も再放送や配信が行われ、多くのファンに支持されている。