PCエンジン

はにい おんざ ろおど

更新日 2024/11/14
はにい おんざ ろおど
『はにい・おんざ・ろおど』は、1990年にフェイスが発売したPCエンジン向けアクションゲームです。
主人公は「はにい」というハニワで、前作『はにい・いんざ・すかい』に続くシリーズ第2弾。
今回は横スクロールのアクションゲームで、4つのラインを縦に移動しながら進むシステムです。
ストーリーは神様「いざなき」から依頼され、魔物を封印するために旅に出る内容。
プレイヤーキャラクターには1P「はにい」、2P「れもん」が設定され、二人同時プレイが可能です。
ステージ数は全30で、分岐ルートがあり1ゲームでは19ステージを進みます。
基本の操作はジャンプとキックで、キックは敵を倒す攻撃手段です。
ステージには時々アイテムが落ちており、ライフ回復や1UPの効果があります。
特定のラインにいるとボーナスステージへ移行したり、ワープができたりします。
主なアイテムには「ハニー」(1UP)や「青つぼ」(25個で残機アップ)などが含まれます。
コンティニューは無制限ですが、前のエリアに戻されます。
最後の1機が穴に落ちると「地獄エリア」に行き、クリアすればリスタート可能。
キャラクターの見た目はコミカルで、可愛らしいグラフィックが特徴です。
各ステージのラインスクロール速度が異なり、遠近感の表現がされています。
ステージは覚えゲーの要素が強く、初見では高難度に感じる仕組みです。
最終ボス「建御名方神」は、ラジオ体操のようにダンスしながら戦います。
キックのリーチが短く、攻撃のタイミングが難しいため操作に慣れが必要です。
2人プレイ時に味方同士が接触すると互いに弾かれ、攻撃が当たると転びます。
高速スクロールステージや、足場が崩れるステージなどがあり、個性が豊かです。
ステージ間でアドバイスをくれるキャラクター「こゆきちゃん」が登場し、異なる衣装を披露します。
主な評価点は「可愛らしいデザイン」「親しみやすいキャラクター性」など。
一方、問題点には「単調なアクション」「厳しいゲームバランス」が挙げられます。
後半ステージは強制スクロールのスピードが上がり、難易度がさらに増します。
ステージを覚えていくと、効率よくアイテムを収集できるようになるのが楽しい要素です。
当時の他作品と異なり、「自機がハニワ」という設定がユニークでした。
制作はアークシステムワークスが担当し、前作よりもポップなデザインに。
ゲームのシビアな難易度は、プレイヤーの好みによって評価が分かれます。
結末では、神様の軽薄な態度に主人公たちが怒りを表し、宇宙へ飛び立っていくという内容。
全体として、コミカルな世界観が魅力ですが、やり込み要素が好きな人向けの作品です。
一部からは「ちょっと変わった凡作」と評価されることも多く、独特な印象を残しました。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,040
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
7,880
ハード
PCエンジン
ジャンル
アクション
シリーズ
開発元
三金堂
発売元
フェイス
国内売上数
0
世界売上数
0