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21エモン めざせホテル王

更新日 2024/11/22
21エモン めざせホテル王
タイトルと発売情報
藤子・F・不二雄原作のアニメ「21エモン」を題材にしたPCエンジン用ボードゲーム。1994年12月16日発売。
ゲーム内容
宇宙を舞台にした「ホテル王」を目指すボードゲームで、基本はモノポリー風の進行。
ストーリー背景
漫画・アニメでは老舗ホテル「つづれ屋」の跡取り21エモンが主人公で、宇宙冒険やホテル経営がテーマ。
プレイ人数と機器
最大4人でプレイ可能。コントローラー1つまたはマルチタップを使用。
マップ種類
「チャレンジアイランド」「ワールドマップ」「スペースマップ」の3種類。
年数設定
3~30年の範囲で選べる。デフォルトは7年だが短縮可能。
プレイヤーキャラクターとパートナー
プレイヤーは21エモン、モンガー、ゴンスケ、オナベからランダムにパートナーが割り当てられる。
マップ内の主なマス
ホテル、芋畑、ホスピタル、カードマス、業務停止マスなど。
ホテル要素
ホテルは購入・運営可能で、宿泊料を稼ぐ。ランクはC~Aでランクアップ可。
芋畑の特性
所有者に年1回収入が入る。ゴンスケがいる場合収入が増加。
ホスピタルの効果
購入可能な物件で、他プレイヤーから治療費を徴収できる。
カードマス
ランダムでイベントが発生するカードを引ける。「ぶっけん」「おきゃくさん」などの種類がある。
業務停止マス
1ターン休みのペナルティがあり、その間収入も停止。
決算システム
年に4回、ボーナスやホテルの状況確認が行われる。
ミニゲームの存在
モンスター退治やスロット、もぐらたたきなどのミニゲームが挿入される。
ゲーム進行の特徴
サイコロ運が重要で、序盤の物件購入が勝敗を左右する。
トレードの欠如
モノポリーのような土地の売買や交換がほぼ機能しておらず、逆転要素が乏しい。
戦略性の欠如
序盤で有利なプレイヤーがそのまま勝つ傾向が強い。
プレイの流れ
12ターン=1年で進行。季節ごとにボーナスや増築の機会がある。
ゲームの評価
運の要素が大きく、戦略性や逆転劇が少ないため盛り上がりに欠ける。
キャラの使用感
21エモン、モンガー、ゴンスケなどのキャラ個性が薄く、キャラゲーとしての魅力が弱い。
Huカード最後のタイトル
本作はPCエンジン用Huカードで最後に発売されたゲーム。
シングルプレイの難点
地味な進行で一人プレイは退屈になりやすい。
ミニゲームの効果
ミニゲームに勝ってもゲーム全体の流れを変えるほどの影響はない。
対象年齢の違和感
子ども向けとしては盛り上がりやすい内容ではなく、テーマが中途半端。
価格と希少性
発売当時の価格は6,800円。現在はレトロゲームとして希少価値が高い。
アニメとゲームのギャップ
アニメの内容やキャラクターの個性が十分に反映されていない。
総合評価
遊びやすさはあるが、運ゲーの側面が強く、リプレイ性に乏しい。
NEC-HEの戦略
Huカードの在庫処分のために制作された可能性があるとの見方も。
総評
友達と短時間遊ぶには向いているが、長時間プレイや戦略性を求めるには不向きなゲーム。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,480
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
39,800
ハード
PCエンジン
ジャンル
ボードゲーム
シリーズ
藤子不二雄シリーズ
開発元
発売元
NEC
国内売上数
0
世界売上数
0