PCエンジン

エグザイルII 邪念の事象

更新日 2024/11/04
エグザイルII 邪念の事象
本作はPCエンジンオリジナルで、前作『エグザイル ~時の狭間へ~』の続編。
主人公はイスラム教異端派アサシンの首領・サドラー。
ゲームの舞台はバグダッド、インド、エジプト、エルサレムなど広範囲にわたる。
前作と異なり、今回は仲間キャラクターの操作が可能。
キャラクターにはルーミー、キンディ、ファキールなどが登場し、それぞれ特徴を持つ。
ゲームのストーリーはシンプルで、前作のような飛躍した展開は少ない。
アクション性が強化され、敵の出現や攻略方法に工夫がある。
キャラクターチェンジによって戦略的なプレイが可能。
攻撃力を上げるアイテム「ハシーシュ」など、独特のアイテムも登場。
ドラッグ使用による副作用が存在する。
アクションダンジョンには複雑な仕掛けやギミックが増加。
宝箱の認識が難しく、操作性に不便さがある。
敵キャラやボスの攻略に独自の戦略が求められる。
ゲームの難易度はやや甘めで、攻略は簡単。
ゲーム全体は短く、2時間程度でクリア可能。
ダンジョンの複雑さが抑えられ、迷いにくくなった。
ビジュアルシーンが多く、フル画面のアニメ演出がある。
クライマックスではビジュアルシーンが使われ、プレイヤーが置き去りになることも。
ゲームオーバー画面ではサドラーの墓の前でルーミーが祈る絵が表示される。
墓に十字架が描かれるなど、宗教的な矛盾点がある。
ストーリーは唐突なエンディングで幕を閉じる。
エンディングのセリフが哲学的で、内容と唐突さが合っていない。
各キャラクターの経験値は共通で、レベルアップも全員同時。
各誌の評価は中程度で、賛否が分かれる作品。
特定のキャラクター(ルーミー)は便利キャラとして人気。
前作よりもアクション性や戦闘が改善されている。
歴史上の人物エル=シッドが登場し、ストーリーに関与する。
ゲーム後の声優コメントがあり、続編『エグザイル3』の期待を示唆するも、実現しなかった。
総じて短時間で遊べる軽めのアクションRPGで、宗教要素や哲学的テーマを含む。
発売日
北米1993/7/31
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
7,920
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
4,980
ハード
PCエンジン
ジャンル
RPG
シリーズ
エグザイルシリーズ
開発元
発売元
日本テレネット
国内売上数
0
世界売上数
0