コンシューマーゲーム大辞典

『セサミストリート』は1969年に放送を開始したアメリカの子ども向け教育番組。
世界150以上の国で放送され、ニューヨークの架空の通りが舞台。
番組名は『アリババと40人の盗賊』の呪文「開けゴマ」から来ている。
文字と数字の教育だけでなく、情操教育も重視している。
シンボルキャラクターのビッグバードをはじめ、多くのマペットが登場する。
マペットは主に人間型、動物型、モンスター型で、操演者が声優も担当。
ジム・ヘンソンがマペットのデザインを手掛けた。
アメリカ本土で高い評価を受け、大人のファンも多い。
NHKが1971年に日本で放送を開始し、日本賞を受賞。
2004年にNHK版が終了し、テレビ東京版が始まった。
2021年にソニー・クリエイティブプロダクツが日本でのライセンシングエージェント契約を締結。
”セサミストリートのテーマ”が日本の音楽教科書に掲載されたことがある。
番組内で特別ゲストが登場することがあり、一つのステータスとなっている。
教育内容に最新の技術や現代的なテーマを取り入れ続けている。
セサミストリートが子どもたちの理解を深めるために、吹き替え版を提案。
番組は持続的にリニューアルされ、さまざまなコラボレーションが行われている。
環境や感情表現などをテーマにした特別なエピソードも制作されている。
アメリカでの補助金の削減問題に関する議論が時折発生している。
50周年を記念し、ニューヨーク市内にセサミストリートの実際の通りが命名された。
日本で公式グッズ販売や飲食を含む事業展開が行われている。