PlayStation

通天閣

更新日 2024/12/08
通天閣
ゲーム概要
1995年12月29日にソニー・ミュージックエンタテインメントから発売されたプレイステーション用縦スクロールシューティングゲーム。
「大阪の異世界 'DEEP大阪' を舞台に戦う」という独特の設定。
操作とゲームシステム
3つの機体(クイダオレッガー、クラバー、シュリンパー)から選択可能。
ショットとボムを使い敵を撃破するオーソドックスなシステム。
特徴的なボム
通天閣ビームとスサノオボンバーの2種類が存在。
ボムの視覚的インパクトが高評価。
ステージ構成
全5ステージで構成されるが、ボリュームが薄い。
ステージ間のイベントCGが存在。
大阪らしさ
大阪の名物や文化を取り入れた要素があるが、設定が活かしきれていない。
ツッコミの手やビリケンさんなどのキャラクターが登場。
問題点 - ゲーム内容
ステージや敵の構成が単調で、作り込みが浅い。
難易度バランスが悪く、特定の機体が強すぎる(シュリンパー)。
問題点 - システム面
ミス後の復活が厳しく、立て直しが困難。
視認性の低さや、敵弾の速さが理不尽に感じられる場面が多い。
演出とデザイン
CGイベントが多数挿入されるが、内容が薄く寒いギャグが多い。
関西弁を多用した説明書の表記が「滑っている」と批判される。
操作性
操作自体はシンプルで初心者でも遊びやすい。
オートショットの実装に一部制限がある。
評価点
基本的なシューティングの楽しさは備えている。
各ステージに個性を出す試みは感じられる。
欠点 - 大阪要素
大阪らしさを強調している割には、全体的に設定が活かされていない。
異世界設定で大阪要素が曖昧になっている。
キャラクター設定
操作キャラクターが「くいだおれ人形」「カニ」「エビ」を元にデザインされている。
ビリケンさんがラスボスとして登場する。
ボリューム不足
ゲームの全体的な長さが短く、5800円の価値を感じにくい。
グラフィックと音楽
PS初期の作品としてはグラフィックが地味で、SFCレベルと評されることも。
音楽も地味で、大阪らしさを感じさせるものではない。
設定の矛盾
大阪が舞台である必然性が薄く、設定が曖昧。
難易度調整
4段階の難易度調整が可能。
ただし、どの難易度でもクリア時のエンディングが同一。
ユニークなアイテム
天正小判や平成超判といった大阪らしいスコアアイテムが登場。
特典
初回出荷特典として通天閣展望台特別入場券と縄文文字のポスターが付属。
セールスポイント
大阪をモチーフにしたシューティングという独特のテーマ。
総評
シューティングとしての基礎は備えているが、微妙な完成度。
設定や演出が弱く、「誰得微妙ゲー」と評されることもある。
ターゲット層
シューティング初心者や大阪をテーマにしたゲームを試してみたいプレイヤー向け。
販売後の評価
クソゲーとは言えないが、良ゲーとも言えない中途半端な位置付け。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
3,380
ハード
PlayStation
ジャンル
シューティング
シリーズ
開発元
発売元
ソニー
国内売上数
0
世界売上数
0