コンシューマーゲーム大辞典

「ふしぎ遊戯」は渡瀬悠宇による日本の少女漫画で、1992年から小学館の『少女コミック』に連載。
略称は「ふし遊」で、関連作品として『玄武開伝』や『白虎仙記』がある。
シリーズ全体の累計発行部数は2025年4月時点で2500万部を超える。
物語は古代中国の四神や二十八宿を題材とし、キャラクター名はそれに基づいている。
テレビアニメ版は1995年4月から1996年3月まで放送された（全52話）。
本作にはCDブック、外伝小説、ゲームも存在する。
新シリーズ『ふしぎ遊戯 玄武開伝』は2003年に開始され、全12巻。
2010年から2012年にかけて舞台化され、3年連続で上演された。
美朱と鬼宿を中心に、異世界での冒険や恋愛が描かれる。
高校受験を控えた中学3年生の美朱が、図書館で見つけた本に吸い込まれることで物語が始まる。
物語では、巫女が神獣を召喚し国を救う役割を担っており、巫女は生贄であるとされている。
神獣の召喚は特定の条件が必要で、願いを叶えるたびに巫女は肉体的な代償を払う。
主人公の美朱は朱雀の巫女として、仲間の七星士と共に冒険する。
美朱の親友・唯も物語に関与し、青龍の巫女として登場。
物語の結末で、各キャラクターの運命が結びつく。
シリーズのテーマは友情、愛、運命の葛藤が中心。
キャラクターは多様で、各々の背景や成長が描かれる。
現実世界とのつながりが強調される場面も多い。
継続的に新作やメディア展開が行われている。
作品は日本国内外で人気があり、多くのファンを持つ。