コンシューマーゲーム大辞典

『探偵オペラ ミルキィホームズ』は2010年12月に発売されたPSP用アドベンチャーゲーム。
Project MILKY HOLMESの主要作品で、漫画や小説、テレビ番組など多くの派生作品がある。
2012年に続編『探偵オペラ ミルキィホームズ 2』が発売された。
作品の舞台は近未来の「偵都ヨコハマ」で、特殊能力「トイズ」を持つ人間が登場する。
主人公は探偵を目指す4人の少女（シャロ、ネロ、エリー、コーデリア）とその担当官小林オペラ。
ゲームはアドベンチャーパートと捜査・推理パートで構成されている。
選択肢によってストーリー展開が変わるインタラクティブなアニメーションを採用。
製作総指揮は木谷高明で、キャラクターデザインはたにはらなつきが担当。
シナリオは子安秀明が手がけ、アニメーションはJ.C.STAFFが制作。
音楽はMONACAが担当し、キャラクターたちによるオープニング・エンディングテーマも収録。
2011年9月には『探偵オペラ ミルキィホームズ 1.5』が発売、ストーリーやキャラクターが追加された。
限定版にはねんどろいどやオリジナルサウンドトラックが含まれている特典もあった。
CM制作はブシロードが行い、初回特典としてPRカードが封入されていた。
一部の実在する横浜市の建物や施設も登場する。
ゲームとアニメの世界観や設定が共通しているが、作品ごとの違いも存在。
シリアスなストーリーが中心だが、派生作品にはコメディ要素も含まれている。
新たに追加されたキャラクター（例：マリア・グラウカ）が登場する。
ゲームはダウンロード配信の形式で販売されている。
アニメ終了に合わせてゲームが発売されることを懸念されていた意見もある。