コンシューマーゲーム大辞典

『クイーンズブレイド』は対戦型ゲームブックで、ホビージャパン社から2005年に刊行開始。
アメリカの『ロストワールド』の日本展開版。
2007年に派生シリーズ『クイーンズゲイト』、2008年に続編『クイーンズブレイド リベリオン』、2012年に『クイーンズブレイド グリムワール』が発表。
メディアミックス展開も豊富で、アニメ、小説、漫画、フィギュアなどが製作された。
初期の巻は美少女キャラクターのイラストを日本の著名なアーティストが手掛けた。
第7弾以降では新規データを使用した完全新作も登場。
最大の特徴は、露出度の高い美少女キャラクターたち。
キャラクターの設定や背景が詳細に描かれており、アニメや漫画でのストーリーと異なることもある。
累計30万部以上が発行された。
クイーンズブレイドは4年ごとの女王決定戦で、参加者は栄光や敗北を目指して参加。
主要なキャラクターには、レイナ、エリナ、クローデット、トモエなどがいる。
各キャラクターはそれぞれ異なる背景や動機を持っている。
参加者は美闘士と呼ばれ、各々の能力や技を駆使して戦う。
アルドラが現女王であり、強力な武力を背景に民衆をコントロール。
物語には強烈なキャラクター間の複雑な人間関係が描かれている。
クイーンズブレイドでは、戦いの模様が魔法で全国中継される。
キャラクターの能力や関係性については忠実に再現されている一方で、異なる展開も多い。
ストーリーに関しては、参加者たちの夢や愛憎、裏切りが絡み合っている。
ゲームは、各キャラクターの個性を生かした戦略的な要素も持ち合わせている。
コミックやフィギュアなど、関連する商品も多く販売されている。