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シミュレーションRPGツクール

更新日 2025/05/29
シミュレーションRPGツクール
目的:SRPGを手軽に作れる制作支援ツールとして設計。
良かった点・長所
BGMの質が高い:特に戦闘曲No.30などが好評。作曲には畑亜貴も参加。
グラフィックと演出は優秀:アクション付きドットキャラや顔グラ素材が豊富。
素材は良質:他のツクールシリーズよりも完成度の高い素材が揃う。
クラスチェンジが多彩:分岐や条件付きの職業システムあり。
ユニット編成:4人1組のユニット制でテンポの良い戦闘が実現可能。
主な欠点・問題点
イベント制作が極めて不自由:コピペなし、開始条件変更不可。
仲間システムが貧弱:一度仲間になったキャラを外すことができない。
NPC・第三勢力なし:敵か味方しかマップに出せず表現力が限定。
ユニットの自動移動不可:キャラの制御がイベントでほぼ不可能。
死亡キャラは復活不可:戦闘不能キャラは蘇生できない仕様。
説得の自由度が低い:隣接必須+そのターンで倒される可能性も。
マップ表現が貧弱:チップ不足、城に外観なしなど構成に制約多数。
BGM変更不可の場面あり:エンディングなど特定場面は固定。
ロード時間が長い:エディット時の作業効率が著しく悪い。
射程設定不可:全攻撃が射程1、戦略性が著しく欠如。
戦闘が完全オート:狙う敵を選べない、戦略性が皆無。
敵AIが無能:ただ近くの敵を攻撃するだけの単純思考。
パラメータ設計が破綻:HPと防御力が同時に上昇、バランス崩壊。
無意味な能力値あり:「技」「運の良さ」など効果がイベント限定。
サイズ補正が機能不全:設定されているが効果なし。
地形効果が不明瞭:表示はあるが意味が不明。
サンプルゲームに関する問題
サンプル『ミンスター』の完成度が低い:前半に容量を使い果たし、後半が尻すぼみ。
ゲームバランス最悪:移動力が低く、序盤が理不尽な難易度。
ラスボスが紙装甲:HPゼロ同然、名前は「宰相」、演出なしで終了。
キャラ設定の矛盾:「親父さん」が祈る女グラ、意味不明の配役。
このソフトは「発想は良いが制限が多すぎて形にならない典型例」とされており、素材の質に対してツールとしての完成度が致命的に低い点が最大の問題とされています。購入するなら「素材集」や「BGM鑑賞用」として割り切るのがベターです。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
1,100
国内売上数
0
世界売上数
0