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LSD

更新日 2024/10/15
LSD
LSD: Dream Emulatorは1998年にアスミック・エース・エンタテインメントから発売されたPlayStation用の探索ゲーム。
プレイヤーは目的なしにシュールな環境を探索し、オブジェクトに触れると別の設定にワープする。
ゲームは日本のアーティスト、佐藤オサムによって考案され、現代アートの手段としてPlayStationを使った。
ゲームの概念は、アスミック・エースの社員による10年以上の夢日記に基づいている。
日本での限定リリースと共にサウンドトラックと夢日記の抜粋を含む本が発売された。
LSDはすぐに知名度が低下したが、後にその独特性が注目され、人気が再燃。
プレイヤーはランダムなエリアから夢を始め、最大10分間のレベルを探索する。
夢ごとに時間が進み、プレイヤーの経験した夢はグラフに記録される。
プレイヤーは夢の途中で「フラッシュバック」オプションを利用できるが、グレーまたはシャドウマンに触れると無効になる。
佐藤は1990年代にCD-ROM技術を使ったインタラクティブなデジタルアートを制作していた。
ゲームの音楽は約500の楽曲パターンで構成され、夢の混沌を反映するためにサンプルを多用した。
タイトル「LSD」は、同名の薬物にちなんでおり、ヒッピーやサイケデリック文化をターゲットにしている。
日本国内では1998年10月22日に発売されたが、アメリカでの発売は実現しなかった。
ゲームは限られたコピーしか販売されず、現在は希少価値が高い。
2010年に日本のPlayStation Networkで再リリースされた。
LSDはオンラインやYouTubeなどでの注目を浴び、カルト的な人気を持つようになった。
アルバム「Relaxer」のカバーアートにLSDのスクリーンショットが使用された。
ファンによる非公式リメイクがUnityエンジンで開発され、2014年にアルファ版が公開された。
ゲームは視覚的に夢の感覚を伝える実験的な作品として評価されている。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
99,000
国内売上数
0
世界売上数
0