コンシューマーゲーム大辞典

『クローバーの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜』は2007年12月25日にQuinRoseから発売された恋愛アドベンチャーゲーム。
シリーズの2作目で、不思議の国のアリスをモチーフにしている。
前作『ハートの国のアリス〜Wonderful Wonder World〜』の続編。
ノベル形式のアドベンチャーゲームで、シミュレーションやRPG要素はない。
シナリオは五月攻が担当、原画はひめりんごであった。
PC版は推奨動作環境のバグが発生し、パッチが提供されたが完全な修正には至っていない。
主人公アリスは異世界の住人たちと交流しつつ、恋愛に発展はしない。
世界が変化し、ハートの国からクローバーの国に舞台が変更される。
キャラクターの一部には、ブラッド、エリオット、ビバルディ、ペーターなどが存在。
原画を担当する藤丸豆ノ介によりリニューアル版『新装版クローバーの国のアリス』がPSPで2014年に発売。
シリーズには関連する漫画やドラマCDも存在。
楽曲は全て五月攻が作詞、鞠が作曲を担当している。
ゲームは絵ノベル版としても配信されている。
各キャラクターは独特な性格や背景を持っており、主人公との関係性が描かれる。
現実世界との繋がりや、主人公の心理的葛藤がテーマになっている。