スーパーファミコン

ソード・ワールドSFC2 いにしえの巨人伝説

更新日 2024/11/22
ソード・ワールドSFC2 いにしえの巨人伝説
概要
T&Eソフトが1994年に発売したスーパーファミコン用RPG。
TRPG「ソード・ワールドRPG」のルールを基にしたコンピュータRPG化第2弾。
ストーリー
舞台はオランから自由人の街道、西端の村パルマーを旅する冒険。
アーヴェルという固定キャラと共に、巨人を操る謎の集団と戦う。
ゲームシステム
ほぼ一本道のシナリオだが、エンディング分岐を採用。
レベルキャップが前作の5から10に引き上げられた。
キャラクターメイキング
ダイスを振ることでステータスを設定可能。
前作より多くの経験点が最初に与えられる。
仲間システム
5人パーティ+ゲストキャラという構成。
アーヴェルが固定キャラのため、自由に選べる仲間は3人まで。
育成システム
仲間にしていないキャラにも経験値が入る仕組み。
宿屋で技能をレベルアップ可能。
技能システム
各技能のレベルキャップが10。
知識系技能(セージ)も活用されるイベントがある。
戦闘システム
戦闘形式は3種類(結果のみ表示、ダメージ表示、手動ダイス振り)。
自分のプレイスタイルに応じて選択可能。
イベント進行
途中の行動によってイベント失敗の可能性がある。
失敗すると報酬が得られず経験値も減少。
移動と探索
街と街を渡り歩く構成で、前作より広範囲な冒険が可能。
行商人が各地でアイテムを販売。
仲間選びの注意点
別れた仲間が再加入時に別の街にいる場合がある。
仲間の選択が物語進行に影響を与える。
戦闘の自由度
魔法や特殊攻撃のエフェクトが前作より大幅に強化。
ダイス振りによる戦闘の臨場感が魅力。
世界観
原作小説「自由人の欺き」がベース。
前作「死せる神の島」のキャラも登場する。
キャラクター
固定キャラのアーヴェルが物語の中心。
プリースト技能持ちが各宗派で登場する。
シナリオ構成
原作TRPGの雰囲気を忠実に再現。
必須イベントとオプションイベントが混在。
マルチエンディング
中盤の選択によって2種類のエンディングに分岐。
プレイヤー向け調整
初心者向けにダイス振りや戦闘方法の選択肢を提供。
上級者向けに複雑なシナリオ分岐も用意。
イベントの種類
縛りプレイや技能を駆使したクリアが求められる内容も。
特殊イベントとして、スチャラカ冒険隊がゲスト参加するシナリオあり。
評価
前作に比べ自由度は下がったが、原作の忠実な再現で堅実な作品。
TRPG好きには高評価だが、戦闘の難易度やテンポに改善の余地あり。
ボリューム
全体で約36時間のプレイ時間。
難解なラストダンジョンが特徴的。
課題
テンポの遅さや戦闘のバランスに課題が残る。
一部技能が無駄になりやすい設計。
プレイ層
前作ファンやTRPG好きに特におすすめ。
演出
グラフィックや魔法エフェクトが前作より進化。
コンセプト
「TRPGの自動化」をテーマに作られたシステム。
総評
ストーリー性が強く、原作TRPGを楽しむ感覚を提供。
現代のRPGと比べると地味だが、堅実な作りで安定感がある。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
9,900
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
2,990
ハード
スーパーファミコン
ジャンル
RPG
シリーズ
開発元
発売元
T&Eソフト
国内売上数
0
世界売上数
0