PlayStation

音楽ツクール3

更新日 2025/01/11
音楽ツクール3
ジャンル: 音楽制作ツール。
対応機種: プレイステーション(PS1)。
発売日: 2001年3月8日。
発売元: エンターブレイン。
価格: 定価5,800円。
シリーズ: 『かなでーる』シリーズの第3作目だが、タイトルから「かなでーる」が外された。
特徴:
ピアノロール入力が新搭載され、初心者にも配慮。
イベントリスト入力を追加し、上級者向けの表現力を強化。
音質向上: 300以上の音色を収録し、音質が前作より大幅に向上。
操作方法:
スコア(五線譜)、ピアノロール、イベントリストの3種類で入力可能。
直感的なアイコンデザインで操作性を向上。
新機能:
ピッチベンド、テンポチェンジ、パンの変更などが可能に。
ミキサー機能で音響効果を簡単に追加可能。
サンプル曲:
知名度の高い楽曲(例: ルパン三世のテーマ)を多数収録。
質と量が充実しており、初心者の参考やBGMとしても活用可能。
RPGツクール4対応: 作成した曲を『RPGツクール4』で使用可能。
長所:
音色の質が向上し、リアルな演奏表現が可能。
初心者向けと上級者向けのバランスを意識した設計。
サンプル曲のクオリティが高い。
短所:
メモリーカードの消費が非常に激しい(1曲で10ブロック以上消費)。
ジャンルごとに使用可能な音色が制限される。
ジュークボックス機能(カラオケ画面)が廃止。
制作難易度:
イベント入力が煩雑で手間がかかる。
PC用の作曲ソフトに比べ操作性が劣る。
メモリーカード問題:
容量消費が多いため、複数曲を保存するには複数枚のカードが必要。
『RPGツクール4』での使用にはさらに制約が加わる。
PCソフトとの比較:
機能が強化されたものの、DTMソフトの普及により中途半端な位置づけ。
前作と比べて手軽さを欠く。
ターゲット層:
楽譜や音楽の基礎知識を持つユーザー向け。
初心者にはやや敷居が高い。
評価点:
音質と音色のバリエーションが充実。
表現の幅が広がり、凝った曲作りが可能。
問題点:
制作難易度が上がり初心者向けではない。
メモリーカード容量の効率が悪い。
総評:
本格的な作曲ツールとして一定の評価を得るも、PCソフトや前作との比較で不利。
手軽さが減少し、どっちつかずの立場に。
その後: 音楽ツクールシリーズは本作で終了。
後継ツール: 『KORG DS-10』などが手軽なDTMツールとして人気を博す。
総合評価: 作曲経験者向けで、初心者やカジュアルプレイヤーには不向き。
おすすめ理由: 音楽制作の基本を理解しており、高品質な音源を求めるユーザー向け。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
980
国内売上数
0
世界売上数
0