スーパーファミコン

ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物

更新日 2024/11/04
ヘラクレスの栄光IV 神々からの贈り物
データイーストが開発・発売した作品で、ギリシャ神話を題材にしている。
主人公は物語の冒頭で肉体を失い、他者の体に乗り移る能力を得る。
この「トランスファーシステム」がゲームの核であり、100人以上のキャラクターに乗り移れる。
各キャラクターには固有の能力・特技があり、成長させることができる。
主人公は不死身で、戦闘中でも自由にキャラクターを切り替えられる。
物語のテーマは「永遠の命」で、哲学的な要素を含んだシナリオが展開される。
主人公の相棒プラトンは、旅の進行において日記を記録し、ヒントを提供する。
ストーリーはアトランティス王国から始まり、主人公は転生しながら冒険を続ける。
戦闘はスタンダードなターン制で、魔法演出や特技の使用が楽しめる。
特定の魔法や武器がバランスを崩すほど強力で、フィールドでも使用可能。
グラフィックは綺麗で、戦闘時の敵のアニメーションや背景の奥行きが魅力。
ボスキャラクターは「にくしみ」「むきりょく」など負の感情を具現化した存在。
ダンジョンにはやり込み要素があり、隠しダンジョンやレアな敵も登場する。
エキストラパートではプラトンが旅に同行せず、家族の元に戻るシーンがある。
戦闘中の雄叫びを自分で入力できるクリエイト機能がある。
序盤で壁にメッセージを書き、後に廃墟となった場所で再び見ることができる。
ボス戦では難易度が高く、特定の戦法が必要な場面もある。
ラストの「はめつ」などの隠しボスは、通常の戦法では攻略が難しい。
雨の日にしか出現しないレア敵や隠しアイテムなど、探求要素も豊富。
主人公は喋らないが、プラトンがその役割を補って会話を盛り上げる。
音楽はTPOに合わせて配置され、邪魔にならない上手いバランス。
フィールドの広大さや昼夜の変化が世界観を際立たせている。
隠しダンジョンでは難易度が高く、戦闘バランスが崩れている場面もある。
クリア後のやり込み要素は作業的な部分が多いが、裏ボス挑戦などが楽しめる。
初音ミクのような歌うキャラが登場し、意外な要素として驚かされる。
壁にメッセージを残すイベントや、時間の経過による変化が感動を与える。
簡単な難易度で、初心者でもプレイしやすいが、奥深い要素もある。
SFC中期の高水準なグラフィック・音楽・システムを備えた良作。
『ヘラクレスの栄光IV』はシリーズ最後のデータイースト製作品で、ファンに長く愛されている。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
9,900
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
5,131
国内売上数
0
世界売上数
0