PlayStation

デストラクション・ダービー

更新日 2024/10/18
デストラクション・ダービー
「デストラクション・ダービー」は、1996年に初代プレイステーション用ソフトとして発売された洋ゲー。
SCEの「洋ゲーやろうぜ」キャンペーンの第一弾として、大々的にプロモーションされた。
開発はReflections Interactiveで、後の「Driver」シリーズの開発元でもある。
ゲームはデモリッションダービーやバンガーレースをテーマに、車をぶつけ合うのが特徴。
ポリゴン黎明期のグラフィックながら、リアルで生々しい破壊描写が話題となった。
レース中に車がぶつかり合い、破片が飛び散る演出が痛快で、プレイヤーに爽快感を与えた。
映画「バニシング in TURBO」や「ラスト・アメリカン・ヒーロー」に触発されたテーマ。
当時は新しいジャンルであり、ゲームでのインタラクティブ体験としてユニークな存在。
SCEは、洋楽や洋画に並ぶものとして「洋ゲー」という概念を推進したが、保守的なゲーマーには受け入れられにくかった。
当時の洋ゲーは大味なゲームデザインで、バランスや繊細さに欠けると評価されていた。
日本国内では「洋ゲー」がやや侮蔑的なニュアンスで使われていた時期もある。
「デストラクション・ダービー」は、ゲームとして破壊の痛快さを追求し、アクション性を重視。
保守的なゲーマーの間では「洋ゲー」のイメージ改善が難航し、2000年代に至っても根強く残っていた。
SCEの「洋ゲーやろうぜ」キャンペーンは、プロモーションが続かず、最終的には尻すぼみになった。
「ワイプアウト」や「ESPNストリートゲームス」などがキャンペーンに続いたが、目立った成功はなかった。
現在のゲーム市場では、当時の「洋ゲー」と呼ばれていたものが主流となり、特に違和感なく受け入れられている。
ポリゴンを用いたレースゲームとして、初代PSの技術力を示すタイトルの一つとなった。
SCEの洋ゲー推進の先駆けとして、日本のゲーム市場における異文化体験を提供した。
当時の国内ゲーム事情と異なり、車の破壊やクラッシュのリアルな表現が大きな特徴。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,380
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
680
ハード
PlayStation
ジャンル
レース
シリーズ
デストラクションダービーシリーズ
開発元
発売元
ソニー
国内売上数
0
世界売上数
0