コンシューマーゲーム大辞典

ロビン・フッドは中世イングランドの伝説上の人物。
実在の証拠はなく、伝承がいくつかの人物に基づいている可能性が高い。
主要なモデルとしてヘリワード・ザ・ウェイクやギーノ・ディ・タッコが挙げられる。
ラテンの文献で「Rabunhod」という名の記録が存在する。
13・14世紀に登場する盗賊の比喩として用いられた。
初めてまとまった物語として登場したのは、ウィリアム・ラングランドの長編詩。
伝承によると、ロビンはノルマン人に抵抗するサクソン人の農民であった。
代々の物語によって武器や背景が変化し、リチャード1世の時代の人物として描かれる。
アウトロー集団の首領としてケレンタッシュの森に住む義賊としての姿が定着。
友人たちには、ちびのジョン、タック修道士、ウィル・スカーレットなどがいる。
恋人として乙女マリアンが登場する。
敵役としてノッティンガムの代官やギスボーンのガイが存在。
多くの映画や文学作品で取り上げられている。
作品タイトルには「ロビン・フッドの愉快な冒険」がある。
現代ではギャンブラーがロビン・フッドになぞらえられることがある。
グリーンアローというキャラクターも影響を受けている。
ロビン・フッドのストーリーは多様なメディアで展開。
バイカケット帽はロビン・フッドの象徴的な服装の一部。
著作や映画は多くの映像化が行われている。
ロビン・フッドに関するオリジナルの民謡も存在する。