コンシューマーゲーム大辞典

『アルナムの翼 焼塵の空の彼方へ』は1997年12月15日に発売されたPlayStation用RPG。
前作『アルナムの牙 獣族十二神徒伝説』の続編。
開発チームは売上不振により解散。
「環境破壊」がテーマ。
開発初期は2Dグラフィックだったが、発売前にポリゴンに変更された。
ディスクは3枚組だが、実際に使用するのは2枚であり、3枚目はエンディング専用。
ED曲はヒロイン・カリン役の菊池志穂が歌う「堕落の天使」。
物語は前作から五万年後が舞台。
ケンブらによりアルナムの世界は浄化されたが、人間が再び過ちを犯す。
輝晶石を巡る争いが人間の汚染を進める。
燕儀大公が輝晶石の力を利用してアルナムへの支配力を強化。
主人公・クスミダは孤児院で育ち、猪突猛進型の性格。
幼馴染のカリンは内面が強いお姉さん的存在。
シュレンは機械オタクで、ジュナは失踪した母を探す旅に出る。
クレハは優秀なメカニックで、エンディングでクスミダと結ばれる。
エニクイは人間に不信感を抱く青年。
マヤ公国の大公はギュロスの傀儡。
物語には多くのキャラクターが登場し、それぞれ異なる背景を持つ。
マリエーンは太陽神としてアルナムを照らし続ける存在。