コンシューマーゲーム大辞典

「魔人探偵脳噛ネウロ」は松井優征による日本の漫画。
2004年に読切版が『赤マルジャンプ』と『週刊少年ジャンプ』に掲載され、2005年から2009年まで連載された。
物語は、謎を食糧とする魔人・脳噛ネウロが人間界にやってくるところから始まる。
主人公は探偵役の桂木弥子で、ネウロが事件の「謎」を解決しながら食べる目的で行動する。
食に対するこだわりが物語のテーマであり、「グルメ」や「食事」が重要な要素となっている。
松井は本作を「推理物の皮を被った単純娯楽漫画」と位置づけている。
ネウロの推理は特殊能力「魔界777ツ能力」を使い、従来の探偵ものとは異なる進行をする。
作品はブラック・コメディや風刺的要素も含んでおり、現代社会への批判が込められている。
最終巻には「特別読切 離婚調停」が収録されている。
2013年には文庫版が発刊され、全巻描き下ろしのカバーイラストが付けられた。
累計発行部数は2013年1月時点で450万部を超えている。
作品には、ドラマCDや小説版などの関連商品も展開されている。
主要キャラクターには、脳噛ネウロ、桂木弥子、吾代忍、笹塚衛士、怪盗Xなどがいる。
作中にはさまざまな事件やトリックが登場し、独特の作風が展開される。
漫画やアニメの中で、様々な小道具やギャグも取り入れられている。