コンシューマーゲーム大辞典

『Mr.インクレディブル』は2004年に公開されたピクサー製作のフルCGアニメーション映画。
アカデミー賞やアニー賞など、数々の映画賞を受賞。
初めて人間社会を舞台にしたストーリーを描いている。
ストーリーの中心テーマは「異質分子は社会で苦労する」というもの。
ボブ・パー（Mr.インクレディブル）は保険会社で働くが、スーパーヒーロー活動を再開する。
シンドロームという悪役がミッションを阻もうとする。
結局、ボブの家族と協力して危機を克服する。
ボブの妻、ヘレン（イラスティガール）は非常に柔軟な能力を持っている。
作品の音楽は1970年代の007映画を彷彿とさせる。
映画の中にあるキャラクターたちの能力は様々なスーパーヒーローの特徴を持っている。
続編『インクレディブル・ファミリー』が2018年に公開。
ボブとヘレンには3人の子供（ヴァイオレット、ダッシュ、ジャック・ジャック）がいる。
各キャラクターは個性的で、成長する過程が描かれる。
評価の高いビジュアルデザインとストーリー構成が特徴。
問題解決を通じての家族の絆がテーマの一つ。
映画は商業的にも成功を収めた。
シンドロームはかつてMr.インクレディブルのファンだったが反目することになる。
技術的には、服や髪の物理的感触が緻密に表現されている。
グローバルな視点でスーパーヒーローの存在意義を問いかける内容。
社会での苦労や隠れた能力についてのストーリーが豊富。