コンシューマーゲーム大辞典

『ガンヘッド』は1989年7月22日に公開された日本の特撮映画。
東宝が配給し、監督は原田眞人、主演は高嶋政宏。
サンライズと東宝の共同制作によるSF特撮映画で、実写の巨大ロボットアクションを描く。
映画は「史上初の実写巨大ロボットムービー」として宣伝された。
日本人と外国人俳優が共演し、異なる言語が使われた。
映中の「ガンヘッド」は「GUN unit of Heavy Eliminate Device」の略で、1976年の仮称が基になっている。
ストーリーは2050年のロボット戦争を舞台に、ロボット「ガンヘッド」を巡る冒険を描く。
2023年にはカナダのゲーム会社が「GUNHEAD」と名付けた新作を発売。
主要キャラにはブルックリン（高嶋政宏）、ニム（ブレンダ・バーキ）、セヴン（原田遊人）などが登場。
特技監督は川北紘一で、リアルな特撮技術が用いられた。
現在BDが発売されており、当時は評価が厳しかったが、年を経て評価が高まった。
映画のデザインは河森正治が担当。
複数のリメイクや関連書籍も出ており、作品の影響は未だ続いている。
撮影中には多数のトラブルもあり、特撮効果は主にアナログで行われた。
映画公開時の興行は芳しくなく、好評は得られなかった。
怖いロボット「カイロン5」が敵となり、主人公たちと対立するストーリー。
特撮映画として、アニメと現実の融合を試みた影響が見られる。
地上波放送版では日本語吹き替えも行われた。
35周年記念として新たな書籍や特別上映が行われている。
現在でも新たに関連商品やゲームが展開されている。