PlayStation Portable

煉獄 ザ・タワー・オブ・パーガトリー

更新日 2025/03/21
煉獄 ザ・タワー・オブ・パーガトリー
ストーリー
未来世界で戦争のために作られた自立型戦闘兵器「A.D.A.M.」が主人公
戦争が終わり、兵器としての存在意義を失った彼らは「煉獄」と呼ばれる塔で戦い続ける
プレイヤーは塔を登りながら他のA.D.A.M.と戦闘を繰り返す
ゲーム中のストーリー要素は少なく、設定の掘り下げはほぼなし
ゲームシステム
基本的な流れ:
各フロアで敵を全滅 → ボスを倒す → 次のフロアへ進む
ハクスラ要素:
敵を倒すと武器やエリクシル(ゲーム内通貨)を入手
武器を集め、強化して戦闘を有利に進める
オーバーキルシステム:
敵を倒した後も追加攻撃を加えることで、より多くの報酬を獲得
キャラカスタマイズ:
頭・腕・胴・脚に異なる武器を装備可能
遠距離・近距離・補助武器などバリエーションあり
エリクシル強化:
耐久力やオーバーヒート耐性を強化できるが、攻撃力アップは不可
ゲームの特徴
キャラクターデザイン:
『ウィザードリィ』『ジルオール』で有名な末弥純氏が担当
操作性:
十字キー移動のみ(アナログスティック非対応)で動かしにくい
UI(ユーザーインターフェース):
マップが使いにくい(SELECTを押さないと表示されない)
レーダーが機能しづらく、敵位置がわかりにくい
戦闘:
すべての敵がプレイヤーと同じA.D.A.M.
ボスも通常の敵とほぼ変わらない
武器バランス:
遠距離武器が圧倒的に有利(近接武器は隙が多く使いにくい)
ビジュアル:
世界観やアートワークは良いが、ゲーム中ではほぼ活かされていない
演出:
道中のムービーやイベントがなく、単調になりやすい
評価・感想
良い点
末弥純氏のアートワークが魅力的
オーバーキルシステムによるハクスラ要素
武器のカスタマイズ性が高い
エリクシルでの強化が可能
悪い点
戦闘の単調さ(敵もボスも同じA.D.A.M.)
移動のしづらさ(十字キーのみ)
武器バランスが悪い(遠距離武器が圧倒的に強い)
成長要素が薄い(攻撃力UPがなく、ハクスラの魅力が半減)
ストーリーや演出がほぼなし(設定は良いがゲーム中で活かされない)
UIが不便(マップやレーダーの仕様が使いづらい)
ゲームの進行が作業的になりやすく、飽きやすい
総じて、世界観とビジュアルは良いが、ゲーム性が浅く、ハクスラ要素が弱い
総評
「煉獄 弐」の方が改良されているため、遊ぶならそちらがオススメ
レトロゲームとして興味がある人向け
ハクスラ好きには物足りない可能性が高い
評価が低い理由は、単調な戦闘・UIの不便さ・武器バランスの悪さが主な原因
世界観やデザインは魅力的だが、それを活かしきれなかった惜しい作品
発売日
北米2005/4/26
欧州2006/2/10
ブラジル未発売
販売価格
5,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
800
ハード
PlayStation Portable
ジャンル
アクションRPG
シリーズ
煉獄シリーズ
開発元
ハドソン
発売元
ハドソン
国内売上数
0
世界売上数
0