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西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件

更新日 2025/03/19
西村京太郎トラベルミステリー 悪逆の季節 東京〜南紀白浜連続殺人事件
前作: 3DO版(1994年発売)からの移植
ストーリー
事件概要: 東京~南紀白浜を舞台にした連続殺人事件
最初の事件: 7月11日深夜、ジョギング中の男性がボウガンで殺害される
被害者の手には水着女性の写真が握られていた
事件を追ううちに次々と殺人が発生
プレイヤーは十津川警部として捜査を指揮し、900秒のアリバイトリックを崩して真相を暴く
ゲームシステム
コマンド選択式アドベンチャー: 「聞く」「調べる」などのコマンドを駆使して進める
1日の行動回数制限: 1日に4回しか移動できず、慎重な選択が求められる
捜査方法の多様化: 「聞き込み」「現場検証」「張り込み」「尾行」などのリアルな捜査要素
時刻表トリック: 電車を利用したアリバイ崩しが必要
モンタージュ作成あり: 容疑者の特徴を組み合わせて似顔絵を作る
捜査会議: 情報を整理し、推理を進める場面がある
PSP版の特徴・変更点
実写ムービーが廃止され、登場人物がシルエット化
ムービング・ジェスチャーシステム: キャラクターのシルエットが動くが、無表情で味気ないとの評価
リアルな俳優の演技がなくなり、雰囲気が薄れたとの意見も
セリフのスキップや文字表示が可能になり、プレイの利便性は向上
評価・レビュー
Amazon評価: 2.9(5点満点中)
トリックは西村京太郎らしく評価が高いが、ゲームシステムが不評
「総当たりで進行するため、テンポが悪い」との指摘
「捜査会議で得られる情報が少なく、ヒント不足」との意見
「一部の捜査行動が無駄になりやすく、制限時間が厳しすぎる」
「尾行・張り込み・モンタージュのミニゲーム要素が単調」
「無駄な行動が多いとゲームオーバーになるが、何が無駄か分かりにくい」
「シルエットのせいでキャラに感情移入しづらい」
「PSP版は3DO版よりも劣化している」との意見が多い
総評
トリックは面白いが、捜査システムやシルエット化による演出の劣化が不満点となり、評価は低め。西村京太郎ファン向けの作品。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
2,500
国内売上数
0
世界売上数
0