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ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 関空

更新日 2025/03/19
ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 関空
概要
航空管制をテーマにしたパズルゲーム『エアポートヒーロー』シリーズの第5弾。
関西国際空港が舞台で、昼夜の管制が可能(夜間ステージはシリーズ初)。
プレイヤーは航空管制官として離着陸の調整や航空路の指示を行う。
操作はシンプルで、ボタンを選択するだけで指示を出せる。
特徴
夜間フライトの追加:ライトアップされた空港が美しく、昼とは異なる雰囲気を楽しめる。
オペレーションモードとチャレンジモード搭載:各6ステージ、合計12ステージ収録。
空港のレイアウトがコンパクト:羽田や成田に比べ、シンプルな管制が求められる。
関空の特性を再現:大阪市街を避けるため、着陸機は必ず南側から進入する。
伊丹・徳島空港との連携管制:他空港との航路交差を考慮した指示が必要。
航空会社は架空のもの:国内便は赤が「ジャパン航空」、青が「全日本航空」。
バランスの取れた難易度:前作『羽田』より難易度が高く、戦略的な判断が求められる。
評価点
空港の雰囲気再現:関空特有の管制システムや夜間運用がリアルに再現されている。
航空パズルの手応え:シンプルながら戦略性があり、やりごたえがある。
ボタン操作の改善:タイトル画面で○ボタン入力が可能になるなどUIが向上。
誘導ルートの戦略性:南北どちらに着陸させるかの選択が重要。
得点システムの改善:管制の正確さがスコアに反映される仕様に戻った。
不評点
チャレンジモードのイベントが単調:那覇や新千歳に比べ、バリエーションが少ない。
バグの存在:着陸時に飛行機が滑走路からズレる現象が稀に発生。
タキシング制限:出発機は途中停止できず、移動スポットも固定されている。
得点バランスの甘さ:オペレーションモードではボーダーが低く、高得点が簡単に取れる。
航空路の設定に疑問:実際とは異なる進入ルートの設定が見られる。
駐機スポットの使い方:モデリング上のスポットが実際のゲームでは間引かれている。
総評
難易度は適度に高く、シリーズの中でも戦略性が求められる作品。
夜間ステージの追加や関空の特徴を再現した点は評価が高い。
一方でバグや一部仕様の制限、得点バランスの甘さが惜しい部分。
航空パズルゲームとしての完成度は高いが、デバッグや細かい調整が不足している印象。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
5,040
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
2,866
国内売上数
0
世界売上数
0