スーパーファミコン

天地を喰らう 三国志群雄伝

更新日 2024/11/21
天地を喰らう 三国志群雄伝
発売情報: 1995年8月11日にカプコンより発売されたスーパーファミコン用シミュレーションゲーム。
ゲーム概要: 三国志を題材にした国取りシミュレーション。純粋に人間同士の戦いが描かれる。
シナリオ: 「桃園の儀」「赤壁の戦い」「三国鼎立」の3種類が用意されている。
プレイスタイル: 君主を選び、軍団を編成して戦争や内政を行い、中国全土を統一する。
特徴的な要素: 部下の意見を採用するコマンドシステムがあり、行動力を効率よく消費できる。
難易度設定: 初級、中級、難の3段階。初級は領土を広げる途中でクリア条件が緩和される。
内政の問題点: 民政や財政を行う価値が低く、反乱が頻発するため内政のメリットが薄い。
外交の問題点: 同盟が城単位で行われるため、全土統一を目指す上で非効率的。
武将のバランス: 劉備軍が強すぎる一方で、他勢力の武将は弱体化している。
戦闘システム: 上空からの見下ろし型マップを採用。陣形や行動力の活用が求められる。
士気の概念: 戦闘で士気が0になると敗走。策略や集中攻撃で士気を下げる戦術が重要。
武将の特技: 一騎打ちや謀計、弓術などの特技が戦況を左右する。
空城問題: 敵武将のいない城を攻め落とす作業が単調で、作業感が強い。
顔グラフィック: マイナー武将に顔グラがない、もしくは原作と異なるデザイン。
戦闘の評価: 戦闘は戦略性が高く、強敵と戦う手応えがある。
BGMの評価: 勢力拡大に応じてBGMが変化し、壮大な雰囲気を醸成。
内政軽視のバランス: 領土拡大に専念すべき設計で、戦争中心のゲーム性。
ゲームの難易度差: 劉備を選ぶと簡単だが、他の勢力では難易度が急増。
プレイできる君主の少なさ: シナリオごとに選べる君主が限られている。
戦争以外の価値が低い: 内政や外交が有効でなく、戦争に特化した内容。
意見コマンドの価値: 序盤では役立つが、ゲーム後半では無意味な提案が多い。
戦闘の練度: 偵察や陣形の選択など、戦術的要素が充実している。
死にやすい武将: 敗北時や敗走時に武将が頻繁に死亡し、戦力増強が難しい。
初心者向けの敷居: シンプルなシステムで、シミュレーションゲーム初心者には向いている。
劉備軍の優遇: 五虎将軍や諸葛亮の強さが突出し、劉備軍が無双状態。
評価の二極化: 戦闘部分は好評だが、内政やバランスに多くの不満。
ネタとしての価値: 三国志好きが軽い気持ちで楽しむ分には良いが、深く遊ぶには課題が多い。
BGM作曲者: 浅川政夫氏が担当したことが後に判明。
総評: 戦闘に注力すれば楽しめるが、全体のバランスは悪く、中級者以上には物足りない内容。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
12,800
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
9,500
国内売上数
0
世界売上数
0