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機動戦士ガンダム 木馬の軌跡

更新日 2025/03/19
機動戦士ガンダム 木馬の軌跡
ゲームシステム
リアルタイムシミュレーション方式
ホワイトベース部隊を指揮し、1年戦争を戦い抜く。
MS部隊・支援戦闘機・戦艦などを編成し戦う。
戦闘は局地戦と全体マップ戦
局地戦の方がダメージが大きく、戦略の鍵となる。
全体マップ戦ではダメージがほぼ入らず、局地戦がメインになる。
戦闘シーンの演出は簡素
MSの動きは「棒立ち銃撃」「前進してサーベル攻撃」など単純。
戦艦の対空機銃などの細かい演出は評価される。
登場MS・戦艦の種類が少ない
使用可能なMSは約39機種のみ。
ガンダム系、ジム系、ガンタンク、ガンキャノン、ボールのみ登場。
ジムのバリエーションも2種類(色違い)。
支援戦闘機の自由度が低い
小隊編成は単一機種のみ可能(混成不可)。
例: セイバーフィッシュ10機あっても、5機×1小隊しか編成できない。
原作再現要素あり
例: ビグ・ザム戦でスレッガー搭乗のコアブースターを呼ぶと専用ムービーが入る。
戦略要素としての偵察機
偵察機を飛ばさないと敵が突然現れ、攻撃を受ける。
ストーリー・分岐要素
原作に沿った全19ステージ
ただし、展開によってキャラクターの生死が変わる。
例: リュウ・ホセイ、マチルダ、スレッガーが生存する分岐あり。
原作と異なる展開も発生
例: シャアが専用リック・ドムに乗る、ジオングが登場しないなど。
エンディングにムービーなし
スタッフロールのみで終了し、クリア後の特典もなし。
強くてニューゲーム、ジオン編、ステージセレクトなどの要素がない。
評価・批判点
初心者向けの難易度設定
ギレンの野望が難しそうで手が出せない人向けのゲーム。
戦略シミュレーション初心者には遊びやすいが、上級者には物足りない。
戦闘シーンのユニットが「点」
ホワイトベースから出撃するMSが「点」で表示される。
交戦すると戦闘モードに移行し、MSの姿が確認できる。
AIの挙動が悪い
敵味方ともに行動が不自然で、戦闘時の動きがカクカクしている。
ストーリーの楽しみが薄い
原作の流れを知っていると、特に新鮮さは感じられない。
ファーストガンダムのファン向けの内容。
ゲーム後半のプレイ時間が長い
1ステージのクリアに1~2時間かかることもある。
クリア後のやりこみ要素が皆無
一度クリアすると新しい要素がなく、リプレイ性が低い。
例: ジオン編プレイ不可、強化モードなし、追加ユニットなし。
価格下落が早く、評価が低い
発売直後から値崩れが進み、期待外れの作品との声も多い。
良い点
ホワイトベースクルーの会話が豊富
サラミス撃沈やジム帰還時など、オスカー、マーカー、フラウが頻繁に喋る。
イベントムービーのクオリティが高い
一部の戦艦ムービーや原作BGMの使用は評価されている。
リアルタイムシミュレーションの挑戦作
1年戦争をRTS(リアルタイムストラテジー)で再現しようとした意欲作。
時間がない人向けのスキマプレイが可能
ゲーム途中でセーブできるため、短時間プレイにも対応。
総評
ファーストガンダムファン向けの作品
1年戦争の流れを追体験するには適しているが、ゲーム性は単調。
SLG(シミュレーションゲーム)としては物足りない
コマンドが少なく、戦略性が低いため、中級者以上には不向き。
次回作に期待する声が多い
「ジオン編の実装」や「登場MSの増加」が求められている。
「ギレンの野望」シリーズのような戦略性を期待する声も多い。
発売日
北米未発売
欧州未発売
ブラジル未発売
販売価格
6,280
駿河屋価格
※箱説付き金額を優先
480
国内売上数
0
世界売上数
0